巣鴨での所用の帰り、どこか面白そうな店はないかとネットで探して訪問したのは6月のこと。土日のオープン時刻17:30より前にたどり着いて正解でありました。
所用が終わって店前についたのは17時過ぎ。まだ早いと近くの100円ショップで時間を潰して店前に並んだのはオープン5分前でありましが、直後に家族4人連れがやってきたのであります。
オープン時刻になって店内に通された我々4名、カウンター席わずか8名のキャパであることをはじめて知って驚きました。当然ながら2組でオープンと同時に席は満杯。
その後も断続的に客が入店しようとしてきましたから、ちょっと出遅れていたらこの店に入店できなかったのであります。
この店はメイン料理(ハンバーグやステーキ)を頼まない人は入店不可。勿論子供も例外ではありません。
また、火傷や落下のトラブルがあったようで、幼児を抱いての入店もダメ。キャパがわずか8名、前菜とメインだけでも1時間は要する皿出しでもあり、この規制は仕方ないと考えます。
ちょっと神経質そうに見える店主に気を遣いながら、我々はコースではなく単品注文を選びました。
シーザーサラダ(780円)は2~3人前の量だとのことでしたが、予想よりボリュームが少ないながらこの価格なら文句は言えない。
牛のチョリソ(800円)は8本もあって、誰もがわかりやすい味でツマミとしてビールやワインが進みます。和牛の土佐造り(1400円)を食べてメインが登場しました。
細長い形状のハンバーグ(1780円)はファミレスとはレベルが違うのでこの価格でも許容範囲。国産牛とは別の宮崎牛ヒレ(5980円)、肉自体は悪くないのですが、店の立地や雰囲気を考えたらちと高いのではないか。
でもワインは高くても5000円前後で品揃え、値付けと良心的でした。
ヒレだけではなく、最高値の宮崎牛シャトーブリオン(6800円)も食べなければと再訪したのは1ヶ月後。ジューシーさにちょっと欠ける気がしましてCPはイマイチか。
そこで最後の検証と、ハンバーグと共にこの店の主力である国産牛リブロース(2380円)を目的に3度目の訪問に至ったのであります。
最終結論としまして、ブラックペッパーソース、ニンニク醤油、オニオン唐辛子ソースの助けもあってか、この店では皆が食べている国産牛で充分。
数千円のワインもなぜか美味しく感じる「グリルK」、キャパが小さすぎて使い勝手が悪いですが、近所にあったら安い国産牛やハンバーグ限定で家族とともに再訪したい店であります。