早朝にコンビニまで買いに行ってしまいました。掲載を確認してからでないとブログに書き込めないからです。
まずは簡単なご案内を。
「女性自身」は、フードハンターの猪口ゆみさんと「エディション コウジ シモムラ」、「石かわ」と2つ星、3つ星を訪問しての対談形式の2ページ企画です。
「‘09ミシュラン 覆面ピリ辛 check!」のタイトルです。
「フラッシュ」は友里への単独取材。「断末魔の叫び!!」という企画物の1つです。
「友里征耶が自腹・覆面で斬る『ミシュラン東京』」というタイトルで、同じく2ページであります。
どちらも光文社の週刊誌。ご購入いただいて読んでいただければ幸いです。
プレス発表後に新規2つ星店、昇格3つ星店をすぐ訪問できたのは誠にラッキーでありました。あらためて光文社、猪口ゆみさんに御礼申し上げます。
しかしこの時期、「石かわ」もタイミングが悪い。
読売オンラインは、販売した「黒豆瓶詰」からセレウス菌が検出されて自主回収したと配信しています。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081124-OYT1T00418.htm
はからずもこの「瓶詰め」、自店製造ではなく委託製造だったこともわかってしまいました。
お節にしてもこの手の販売ものはほとんど委託ものが多いわけですから、本当は買う必要はないんですね。
今月はじめに中身が白濁しているのがわかり保健所に届け出たそうですが、ミシュランパーティでは満面の笑み、いずれは公表されると思っていたでしょうから、石川氏の胸中は複雑であったと推測します。
「モウラ」に「鮨 なかむら」をアップしております。
ぜひお立ち寄りください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/
本日発売の「女性自身」、「フラッシュ」に出ています
ヒコマラン、メシラン、そしてガチミシュラン
一目見ただけでは何のカタカナかわからない方も多いのではないでしょうか。
これ全部ミシュランガイド発売に合わせて出版された飲食店ガイド本(ガチは飲食店評価本)であります。
タイトルで「ミシュラン」をイメージさせる便乗本ですね。
「ヒコマラン」(ダイヤモンド社 1600円 税別)はレポーターの彦摩呂が、「恋人」、「接待」、「知人・部下」、「親」など相手別にまとめた飲食店ガイド。
親孝行したい時に行く店の中に「とうふ屋うかい」があるなど疑問の選択もありますが、比較的廉価な店を集めておりなかなか面白い。
行ってみたい店もいくつかあり、私にとっては「東京最高のレストラン」、「東京いい店うまい店」、「東京番付」など新鮮味がない店の羅列本より使い勝手が良いものです。
「メシラン」(講談社 1143円)は「東京安うま飯ランキング」として路地裏の名店で5000円以下の店を集めたとか。
J.C.オカザワの「庶ミンシュラン」(グラフ社 1470円)の改良版でしょうか。「庶ミンシュラン」が庶民をイメージしている割に1万円近い客単価の店が多いという批判をうけていましたから、改善したのでしょう。掲載店はほとんど知らない店ばかりでありました。
今年は本職がなくなったからか立て続けに出版社を説得して本を出しまくっているオカザワ。
初版だけの「印税もらい逃げ」が続いているようですが、起死回生を狙って「庶ミンシュラン」の続編を考えているようです。オカザワとグラフ社の前に大きな脅威となる本であります。
「昼めしを食べる」(晶文社 1890円)も初っ端から苦戦しているJC。いつものように、馴染みや掲載した店に大量購入してもらって何とか凌いでいるでしょうが、重刷は厳しいでしょう。
そして「ガチミシュラン」。ここまでタイトルで便乗した本は他にありません。
しかし昨日、日本橋・高島屋の本屋へ立ち寄って唖然としました。
「ガチミシュラン」が置いてないのは別に気にしないのですが、この手のガイド本では、ミシュランの他はJCの「昼めしを食べる」しか見当たらなかった。
高島屋さんの書籍担当者様、まったくの戦略ミスであります。
「ガチ」、「東京最高のレストラン」、「東京いい店わるい店」を差し置いて(失礼、「東京番付」を忘れていました)、一番売れない本を置いていてはスペースの無駄であります。
明日の火曜の「女性自身」、「フラッシュ」に友里が掲載予定です。明日のマスコミはこの両誌以外にも要チェックであります。
今年になって訪問した店 短評編 30
かなりミシュランガイドが売れ残るのではないでしょうか。
発売当日の大手書店では、数人の客がレジで購入しているのを見ましたが、昨日のある大手チェーン店では、山積みのミシュランガイドを立ち読みしている客達はみな購入に至りませんでした。
以前から友里が指摘しているのですが、星付きランクを先に開示してしまっては、買うほどの魅力がないのが東京版なのであります。
1、 掲載店(星付きのみ)が少な過ぎて、ネットですべて確認できるので買う必要がない。
2、 紹介文は店の口上を垂れ流すばかりで、文章に面白みがないので「読み物」して成立していない。
3、 2項にかぶるかもしれませんが、批評、批判などの検証精神がなく、3つ、2つ、1つの店の料理のどこが違うのかまったくわからない。
要は200ばかりの格付けをしただけで、中身がまったくないのがミシュランガイドの実情と言えるでしょう。
フランス版、イタリア版、スペイン版などは掲載店を数えるのが不可能なくらい内容が細かい。だからわざわざ買う人も居るわけでして、わずか200店前後の単なる店データだけですから、ランク付だけ知ってしまえば、買う必要がないんですね。
熱しやすい日本人を煽る為に、プレス発表などでランク付けを先に開示したミシュランの戦略ミスと考えます。
内容が薄いのに先に中身を教えてどうするんだ。こんな簡単な事がわからないのですから、ナレさんも読みが甘い。
来年以降も発売前に開示し続けたら、販売部数はますます減少することでしょう。
プレス発表でつまらない質問をいの一番にした似非グルメの放送作家が居ましたが、先日発売した「ゴルフボール」の売り上げ状況を聞くマスコミが居なかったのが残念。
おそらくほとんど売れていないでしょうが、肝心のガイドもゴルフボールのようにならないことを祈るばかりです。
さて3店です。
鮨 福元
なんとミシュラン1つ星になりました。ラフな格好の地元客が多い、1万円台で楽しめる鮨屋であります。
主人は握る合間に喫煙していると言われていますが、ミシュランはその点には寛容なのでしょう。
バルバッコア クラシコ
新丸ビルにあるシュラスコの食べ放題店。合コンや会社の宴会で人気があるのか、盛況です。
酒類の飲み放題を入れると一人1万円ほど。決して安いとは言えませんが、話のタネには良いでしょう。
喧騒とした店内ですから、接待には向いておりません。
やす幸
しかし高いオデン屋です。
刺身など酒のツマミを頼むのが原因でしょうが、お土産のオデンを入れて一人当たりなんと2万円突破。驚きの支払額でありました。
料理の価格が開示されていないので不明瞭感がぬぐえません。
ガチ、やっとアマゾンに入荷しました。