「店評価ブログ」を更新しています

なんとミシュラン2つ星フレンチ「トゥエンティ ワン」が営業自粛になったようです。
公取から「山形牛」を「前澤牛」と表記して料理に出していたと指摘されたとか。まずはご覧ください。
http://www.asahi.com/national/update/0920/TKY200809190337.html
http://hiltonjapan.ehotel-reserve.com/hilton-tokyo/news/media_statement_j.pdf
とりあえず20日間の休業のようですが、このイメージダウンは計り知れないでしょう。「船場 吉兆」などが散々非難された「産地偽装」をあのシェフが続けていたとは誠に残念であります。
今年の5月から偽装していたそうですから、我々も前澤牛ではなく、山形牛を食べたことになります。
それにしても公取は何故わかったのか。私もそうですが、食べて違いがわかる客なんて居ないでしょう。内部告発ではないかと想像します。
相次ぐ閉店に加えて2つ☆フレンチの「産地偽装」。今頃ミシュランは大混乱ではないか。11月末の発売ですから、もう格付けは決定済みのはず。2つ星を一気に不掲載にする降格はしないでしょうから、2009年度版には載せる手はずだったと考えます。
産地偽装が発覚し営業自粛した店をそのまま掲載するか、それとも慌ててもう一店星付き店を選び直すか。
もし入れ替えていたら(トゥエンティ ワンが不掲載)、9月末にドタバタしたということですから、ミシュランの☆選定のいい加減さがわかるというものです。
さて「店評価ブログ」に茅場町の天麩羅屋「みかわ」をアップしております。ぜひお立ち寄りください。
http://www.tomosato.net/blog2/index.html

「モウラ」更新しています

相変わらず「小遣い稼ぎ」しているようです、マスヒロさん。
読者の方からの情報で、「次郎」で講師料とる食事会を知りました。まずはご覧ください。
http://www.diners.co.jp/cyberpress_mail_premium/0809_01/index.html
しかしカウンターに座って、偉そうに話す蘊蓄話や思いこみの強い話を実況で聞かされながら食べる「握り」、美味しいんでしょうか。
しかもなんと一人4万2000円です。
もともと過大評価で、それほどのタネ質、仕事の握りではないだけに、予約が難しくない「次郎」、3万円で食べられるのにわざわざ1万2000円プレミアム払って行く必然性がありません。そのもともとの3万円でさえ高すぎてCPが悪い。銀座の鮨屋の基準では、4万2000円は倍以上の支払いに値するでしょう。
これが本業なので稼がなければならないのはわかりますが、二郎さんやロブションに寄生し、褒めた店に協力させて、食事会などで小遣い稼ぎをする山本益博氏。品よい活動に見えません。
ゲーテの「タダ飯」糾弾に対し、「法的処置」と「領収書の公開」をほのめかしていましたが、多くの人の予想通り、何ら行動を起こしていないのはいかがなものか。
本人はもう忘れ去られたと思っているでしょうが、覚えている人は少なくないということを自覚していただきたいものです。
さて、「モウラ」に鴨料理で有名な「トゥール・ダルジャン」をアップしております。
ぜひお立ち寄りください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/

ミシュラン、京都版断念か

以前から拒否されているとの情報はありましたが、朝日新聞のネット版で公になっているとの情報を読者の方からいただきました。
まずはご覧ください。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200809170050.html
ページ稼ぎで写真を掲載しなければならず、一々店に「許可」を得なければならないミシュラン。
ミシュラン様が掲載を通達すれば店はひれ伏すだろう、との高飛車な態度が、同じくプライド高い京都には通じなかったようです。
老舗より新参が格付けで上にいくのはまずい、弟子が親方の店より上にいくのはまずい、と考える料理人が多かったのでしょうか。
しかし、朝日新聞もマスヒロさんや服部家元にコメント求める前に、なぜこの友里に接触しなかったのか。
知名度がないということでしょうが、誠に残念です。
鼻っ柱を折られた格好のミシュラン、少しは薬になったでしょうか。
それにしても「嵐山 吉兆」の徳岡氏、周りの事情で掲載を拒否せざるを得なかったようですが、本音は載りたかった様が丸見えです。自店の集客しか考えていない徳岡氏、私はこの人の考え、やり方が理解できません。
しかし、フランス版では店に掲載許可を一々とっているとは思えません。マキシムのように「掲載拒否」をする店はあるでしょうけど。
ナレ氏もとんだ見込み違いをしてミシュランの評判を落としたものです。