まだ「マイスター」を増やそうと暗躍している

読者の方からの情報です。2回ほど問題提起した、日本ベジタブル&フルーツマイスター協会の「資格商法」。
「調味料」、「パーティースタイリスト」、「食育」、「カレー」、「ブレッド」、「和食」と「野菜」の他にもつまらない「マイスター資格」を増やそうとしていることは述べました。
今回の情報は、これ以外の分野でもこの協会が「マイスター資格」を乱発しようとしていたというものです。
ニュースソースの問題でどのジャンルかははっきり書けませんが、やはり嗜好性のある「飲み物」の分野であります。
業界大手の社長のところへこの協会が相談にいったそうですが、既に「マイスター」に近い資格を設定していたので相手にしなかったというのです。
どこまで「資格」を乱発して、「資格に弱い純粋な人」を引っかけて商売をする気なのでしょうか。その飽くなき商魂に脱帽です。
「フードアナリスト」にも言えることですが、このような「資格」をとっても一部の協会側近の人の他は仕事が増えることもないでしょうし、ましてや人から尊敬されることはあり得ません。「引っかかったな」と思われ同情されるだけでしょうか。
このような「資格商売」には細心の注意が必要であります。

今年になって訪問した店 短評編 24

ミシュランガイド2009年版、発売まで2ヶ月を切ったというのに、昨年ほどの盛り上がりを感じません。キャンペーンをほとんど打っていないのではないか。
今年は予約カードなるものを用意しているようですが、銀座の大きな書店ではそのカードが山積みの(実際は横になっていますけど)状態でありました。
売り切れで買いそびれると副業とはいえ仕事が出来なくなると思い私は予約カードを出しましたが、この時期予約をした方がいらっしゃるかどうか。
しかもアマゾンで確認して驚きました。来年度版は100円値上げして「2415円」(消費税込み)になっているではありませんか。
ネットで星付きランキングがすぐ確認できるだけに、こんな高い価格で売れるのでしょうか。
さて3店です。
ミスタースタンプス ワインガーデン
懐かしいです。昔「ヴィノテーク」というワイン雑誌を購読していたとき、よく登場していたワイン業界の有名人のお店。一応フレンチのジャンルだと思いますが、ここはワインバー的な位置づけでしょう。リーズナブルな値付けのワインがありますので、ワイン初心者はお任せでワインを頼むとよいと思います。
分とく山
久々の訪問です。たしか7月のある日曜日に「20周年パーティー」をやっていたと記憶しております。
「モウラ」では11/27に掲載予定ですが、簡単に一言。
相変わらず満席でしたが(1階しか確認していません)、料理も相変わらずです。20年前は珍しかったでしょうが、若手の最近の高額和食のレベルが上がっているだけに、独学に近い野崎氏の創作料理の限界が見えてしまいます。昔の名前でいつまでこの勢いが続くか。オーナー料理長ではないだけに、経営者の今後の判断時期が見物であります。
鮨 なかむら
女将は店に出なくなったようです。かわりに若い衆が増えておりました。
握りは別にしてツマミは悪くないと思っておりましたが、ミシュラン掲載で傲ってしまったのか、たいした物が出てきません。握りも含めてタネ数が少な過ぎです。
相変わらず独特の客層も健在ですから、わざわざ訪問するほどの鮨屋ではないでしょう。

「モウラ」と「店評価ブログ」を更新しています

今月から「モウラ」の更新が週3回になりました。11月の出版を控えてのラストスパートのようなものでしょうか。
今回は、紀尾井町の料亭「福田家」であります。「料亭にうまいものなし」が定説の友里、「モウラ」のキャッチは大げさですが、料理は悪くはなかった。ぜひお立ち寄りください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/
そして、「店評価ブログ」には、サービスダメは想定内でしたが料理もダメになってしまった広尾の「アッカ」と、ビストロ料理に欠品が多い本郷三丁目の「オ・デリス・ド・本郷」をアップしております。
もういい加減「母離れ」しなければならないのではないでしょうか、林冬青シェフ。「アロマフレスカ」を真似たのか、「お任せ」1本の多皿でイタリア郷土色のない料理になってしまいました。しかも形だけ真似て完成度はかなり劣る料理。
こちらもぜひ、お読みください。
http://www.tomosato.net/blog2/index.html