「店評価ブログ」を更新しています

トヨタ・日産が北米で更なる減産を発表しました。不祥事の究明もそうですが一気に解決せず、ずるずると「小出し」で広がっていくのはイメージ的にもよくありません。まったく底打ち感を与えないからです。
富士重工も08年度の決算が赤字の見込みで役員賞与をゼロにすると新聞に大きな見出しがでていましたが、私はこの発表に大きな違和感を持ちました。
役員は簡単に言えば社員ではなく、株主総会から会社の経営を委託契約された人たちです。よって経費扱いの社員賞与と違って役員賞与は通常法人税などを支払った後の税引き後利益の中から配分されます。(配当金も)
これらはやろうと思えば赤字でも処理できますが、本来の意味からいって役員賞与や配当は赤字状態やほとんど利益が出ていない状態で出すものではないのです。
当たり前のことをやっただけで新聞の大きな見出しになるわけですから、大企業の経営陣も今まではかなり「お手盛り」体質だったと言うことでしょうか。
さて「店評価ブログ」にホテル ニューオータニのビュッフェ「ビュー&ダイニング ザ スカイ」をアップしています。
この手のビュッフェはあまり経験がないのですが、その中では「ハズレ」。
ニューオータニのレストランの特徴と言うのでしょうか、「CP悪すぎ」のDNAがしっかり受け継がれておりました。
ぜひお立ち寄りください。
http://www.tomosato.net/blog2/index.html

今度は大阪に出没、ミシュラン

日産の3月期の連結決算が営業赤字になるようです。昨年発表した中期計画も大幅に見直しをするとか。
この期に及んでも、日産役員の年収総額は平均で億単位を維持するのでしょうか。ゴーン社長は月700万円といわれるマンションに住み続けるのか。2009年度の販売数と共におおいに注目するところであります。
昨日ミシュランガイドに関して情報が入りました。関係者からの直の生情報であります。
なんとミシュラン、京都に懲りず大阪を徘徊しているそうです。得意の「掲載打診」をしているとか。
今回は店側が掲載拒否しても載せるような強気な対応をしているとも聞きました。よほど初年の2008年版発売の際に「掲載拒否店」を追求されたのが悔しかったのでしょう。2009年版で数店の掲載拒否店を載せてきましたが、更に強気で臨む方針転換をしたようです。
しかし掲載拒否されても載せるくらいなら、最初から記載の打診をしなければいいと思うのは友里だけでしょうか。
写真や紹介文など「ページ稼ぎ」の資料提供を店に要請しなければ本の体裁がとれない編集方針なので「掲載打診」は続けざるを得ないと推測します。
京都、大阪と食べ歩いている調査員。総勢わずか6名ほどのはずで、これで2010年版のため東京のレストランを再検証する時間があるのでしょうか。それともあまりの売れ行き不振で来年の東京版発売を諦めたのか。
昨年のJ?WAVE出演の際、「京都、大阪、神戸をまとめた関西版を出してくるのではないか」と発言しましたが、なにやら予想が当たりそうな気もします。
昨日の「スポーツ報知」では、今年も売れ行きは好調というミシュランの記事が出ていました。(読者からの情報です)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090115-OHT1T00038.htm
30万部刷ってあれだけ在庫の山でどこが「売れ行き好調」なのか友里には理解できないのですが、最後の部分に注目です。
タイトルをもじったミシュラン便乗本として「庶ミンシュラン」(グラフ社)や「メシラン」(講談社)を引き合いに出しています。
残念ながら拙著「ガチミシュラン」(講談社)が取り上げられていません。両著より話題になって売れていると思っている「ガチ」がなぜ引き合いに出されないのか。
以前、「会社から株を借りているだけの、ただのサラリーマンなのにオーナーと名乗るのは偽装みたいなものだ」とナベ恒を何回も揶揄したのがいけなかったのでしょうか。かなりの範囲で仕事のオファーが来る中、読売グループからはまったくの「音無」ですから、仕方ないのかもしれません。
さきほど、ある多店舗展開会社が近々に破綻するのではないかという情報が入ってきました。
裏が取れたら後報します。

見田盛夫さんとマスヒロさん

読者の方から「山本益博氏の批判を最近ブログでみないけどどうなっているんだ」といったメールをいただきました。
確かに最近あまりマスヒロさんを取り上げた記憶がないのですが、マスヒロ批判を引っ込め他のヨイショライターのように擦り寄るスタンスに変更したのではないのでご安心ください。
単にマスヒロさんの露出が減っているというのでしょうか、目立ったご活躍を最近されていないので突っ込みどころが見つからないだけであります。
発売中の「月刊ゲーテ」では相変わらず昨年掲載した内容(品がないとかタダ飯とか)でマスヒロ批判をしているようですがイマイチ新鮮味がありません。
ミシュランガイド同様、山本益博氏の賞味期限もそろそろ切れかかっていると考えます。
そんななか、他の読者から見田盛夫さんとマスヒロさんの決別の経緯や見田さんのマスヒロ批判についての質問をいただきました。
こう言ってはなんですが友里、実はこの辺のところは詳しくないんです。
この経緯に関する資料(見田さんのマスヒロ批判など)の出典、ネットアクセス法などをご存じ方がいらっしゃいましたら、ご教授いただければ幸いです。
またこのような飲食店業界でのライターや評論家同士の批判といった事例がありましたら、合わせてご教授いただきたいと思います。
本日は久々の「友里のお願い」であります。