当たりが多いならはずれも多い

ガチミシュランの出版というか本家ミシュラン2009年版のおかげなのか、お仕事の話が絶えることなく入ってきます。この時期限定の気もしますが、まことに有り難いことです。
写真週刊誌やFM生番組出演、猪口さんとの会食日記など顔は隠しておりますが露出も多くなりまして、そろそろ「勘違い」してきたのではないかとのご指摘もいただきそうです。
ここで一気に顔出しして店や料理人との「親しさ自慢」、「人脈自慢」をしたら、「さとなお」さんと同じになりますから気をつけなくてはいけません。
食事会を「完全割り勘」ではなく会費制にしてサヤを稼ぎ、お取り寄せでキックバックを貰ったら過食のオコチャマと同じになってしまいます。何とか彼らのような強い自己顕示欲や拝金主義に落ち込まないよう踏みとどまるつもりでありますので、スタンスのぶれなどが見えましたら、どんどんご指摘をいただきたいと思います。
さて、先日数寄屋橋を歩いていて、すごい行列に気がつきました。年末ジャンボを買い求める人たちなのでしょう、1番窓口へ並ぶ人の数が半端ではありません。
1等の当選数が「日本一多い」窓口だということで人気があるのでしょうが、友里にはまったく疑問であります。
元来この手のギャンブルはしないのですが(カード、ルーレットは運だけではないので合法な場所では嫌いではないです)、理工系出身として言わせていただくと、「当たる確率はどこの窓口でも同じ」であります。
単に、一番販売数が多いから当たり券の数も多いのでしょうが、私は何時間もかけて並んでいる方々には申し訳ありませんが、一言発言したい。
「1番窓口は当たり券の数が日本一かもしれませんが、はずれる券の数も『日本一多い』のです」と。
宝くじに当たると運を使い果たすと家人に言われたこともあるので、私は買っておりません。

J-WAVE 生出演

誰かさんと同じく、自己顕示欲を抑えきれなくなったのかついにラジオに生出演してしまいました。
昨晩の81.3FM J-WAVE、「JAM THE WORLD」の「15 MINUTES」というコーナーであります。
http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/
TVに何回かでたことはありますがいずれも収録。生番組は初めてだったのでかなり緊張しましたが、始まったら落ち着きまして何とか無難に終了することが出来ました。
「ガチミシュラン」についても番組内で、ナヴィゲーターの野中さんやレポーターの高橋さんが何回も連呼してくれました。FM視聴者という新しい層に友里征耶を少しでもPRできたかなと満足しております。
アマゾンでは連日ミシュランのランクが低下しております。周りで購入したという話をあまり聞いておりません。去年とはあまりの違いに一番戸惑っているのはミシュラン幹部とナレさんではないでしょうか。
来年からはお金をかけたあんな派手なイヴェントをしなくなるのではないか。日本撤退は意地でもしないでしょうが、「ザガット」と同じく単なる普通のガイド本の発売部数に落ち着くと私は考えます。
世の中、そんなに甘いものではないのです。
来年からはミシュラン以外のネタを見つけないと、友里征耶の働きの場面は激減しそうです。

世界料理サミット

何とも大仰な大会名ではありませんか。サミットと言っても各国の首脳が参加するわけではなく、自己顕示欲が旺盛な料理人や放送作家などを集めた、芸名・服部幸應氏が実行委員会の委員長として東京国際フォーラムで開催される単なるイヴェントであります。
http://www.tokyotaste.net/
理事には家元と称する服部氏の妹や息子さんも入っていますから、食品業界を巻き込んだ服部一族の利益追求イヴェントの臭いを感じます。

国内以外の料理人、料理文化の国際交流

日本食文化及び日本食ブランドの世界へ向け発信・拡充

「食育」に対する関心向上

という崇高な基本方針をうたっていますが、誰に向けての発信なのか。
入場料をとるのは仕方ないでしょうがその額が半端ではありません。一般客は1日3万円。3日間の通しチケットでも6万円します。後援・協賛企業に属する人でさえその半額を徴収するようですから、この不景気で誰がこんな大金払って料理人の「自己顕示欲」を確認しに行くのでしょうか。交流や啓蒙を目指すなら、利益を度外視した入場料にするべきでしょう。
初日のレセプションパーティも2万円で募集していますから驚きです。単なる「営利追求」にしか見えません。
価格設定からして疑問のイヴェントでありますが、有名人からもクレームがついております。読者からの情報ですが、まずは「美味んぼ」の雁屋哲氏のブログをご覧ください。件のクレームは後半に書かれております。
http://kariyatetsu.com/nikki/819.php
文中にある『食のサミット』は『世界料理サミット』の間違いでしょう。そして「は」さんとは服部幸應氏を指しているのは誰でもわかることです。なぜ実名を避けたのか(「服部幸應」は実名ではありませんけど)、日頃の主張を見る限り意外に慎重な方であります。
要は、「は」さんが勝手に自分の名前・雁屋哲を出してこのイヴェントへの参加を呼びかけていることに、雁屋氏は文句を言っているのです。
これが事実ならば、「は」さんは「家柄」に続いていい加減なことを言いふらす人だと思われても仕方ないのではないでしょうか。
昨年の騒動を反省していないと思われても仕方ありません。