昨日のブログで取り上げた「修業期間」ですが、結構な反響がありました。
拙著でも何回か取り上げましたが、たとえば鰻職人
串打ち三年、割き八年、焼き一生
なんて偉そうなことをいっていますが、鰻ごとき(失礼)でここまで大変なら
(はるかに調理法が多い)和食は千年かかっても一人前になれない
ではありませんか。
ところで読者から、以下のような情報をいただきました。
なんでもそれなりに流行っているミシュラン掲載の寿司屋の主人の同伴者との会話を、ある料理店で漏れ聞いてしまったとか。
その内容とは
同伴者:なぜ寿司職人になったの?
鮨職人:そりゃ、短期間ですぐに儲かるから。
寿司屋の修業なんて本当の中身は短期間で習得出来るし、あとは店出してからの経験の積み重ねだけ。よって良い顧客(カモの客)を掴むことに尽きる。
寿司は高額なものだと世間は勝手に思い込んでいるから、簡単に高い価格を設定できるのですぐ儲かるのさ。
う~ん、和食の店に入るより、寿司屋の門を叩く方が手っ取り早く儲かるのか。
正確には、修業は「寿司学校」で習得し、
箔付けに有名店の門を叩いてすぐ退散して独立
関西ではまともな鮨屋が皆無に近いですから、有名店での箔付けは必要ないかも。
独学でやっている
とうたった方が、関西客を掴めるかもしれません。