タコとフグの里海・日間賀島をご存じですか

先週末、学生時代所属していた研究室の集まりがありまして、幹事が名古屋地区在住だったからか宴会場所の知多半島先端

日間賀島(ひまか しま)

へ行ってきました。

http://www.himaka.net/

幹事役から案内が来たとき、まずこの島の名前が読めなかった。そして

What  Is  HIMAKA?

なんでこんな聞いたこともない島へ行かなければならないのかと疑問だったのですが、中京地区では結構有名な観光スポットであったのです。
愛知のどの辺りにあるのか、そして何で有名なのかを事前調査をせずに名古屋駅に集合した友里。そこから名鉄に乗るだけではなく、最後は船で渡るとは思いもよりませんでした。最終船は18時前と知り、夜に帰宅(抜け出すこと)を諦めたのであります。(橋がなく他の交通手段がない)

まずは名古屋駅から展望車(先頭車両)に乗って50分近く。終点は

河和駅

でありまして、そこから無料バスに乗って(歩いてもすぐ)河和港へ。高速船の待合室にあった「のぼり」を見て、友里はやっとこの観光地が

タコとフグの有名産地

であることがわかったのであります。

 

日間賀島 のぼり

  

高速船で20分ほど、名古屋駅から1時間半はかかったでしょうか、一見ひなびた観光地へ着いたのであります。
民宿レベルの宿泊施設が多い中、一応旅館に見える宿泊施設に到着。水圧が弱すぎるのか湯の出が悪い大浴場でなんとか一風呂浴びて宴会場へ行ったのであります。この日用意された宴会コースは

DXふぐづくしコース

フグだけではなく、自慢のタコに伊勢エビまででるという豪華な宴会料理でありました。
煮こごり、湯引きなどの後、フグ刺しが登場。(といっても最初から刺身は出ていた)

日間賀島 養殖フグ 刺身

これで3人前。すごい量であります。
下関や博多などフグの有名産地へ出荷していると聞きました日間賀フグ。当然養殖物ではありますが、唐揚げ、ちり鍋、雑炊と量はたっぷり。かなり酒類をとったので記憶が定かではないですが、白子焼きはでなかったような・・・
そして本日の準主役、伊勢エビの刺身が出てきたのであります。

 

日間賀島 伊勢エビ

1尾を3人で担当したのですがこれまた量も充分。残った頭など殻は翌朝の味噌汁に投入すると聞きましてちょっと複雑な気持ちになりました。加熱処理するとはいえ、誰がほじくったかわからない伊勢エビの出汁を飲むからであります。
もうこれで二次会へ行くのかと思ったら、もう1つの主役が出てきてしまった。タコの姿煮であります。

 

日間賀島 タコ

 

これも3人くらいで担当しますから、食べきるのが大変。芯は結構レアでありまして、これはなかなか美味しいものでありました。

翌朝はその伊勢エビの味噌汁などを食し、お土産に

タコカレー(レトルト)

などを購入して帰宅の途についたのであります。
名古屋駅に着いたのが昼前くらいか。お土産に「ひまつぶし」、もとい、「ひつまぶし」を貰いまして有志で昼食をとろうと決断。
ネタの宝庫・ミッドランドスクエア高層階を目指したのですが、リル、エノピン、吉兆、福臨門だけではなくすき焼きや寿司の店まで予約で満席と店前で断られてしまいました。給料日直後とはいえ高額店がいずれも満席と、この長引く不景気の中

名古屋の底力(経済力)

を思い知ったのであります。ランチ難民になってしまった我々4人、最後にたどり着いたポール・ボキューズ(高島屋)にしばし並んで遅めの昼食をとったのであります。
かなり名古屋駅近辺をウロウロしたからか、いつもにも増して(そんなに行ったことないけど)美味しく感じたのであります。

 

 

最近訪問した店 実名短評編 2012-3

週末から出張にでております関係であまり時間がなく、本日のブログはイントロなしですぐはじめさせていただきます。

本日取り上げる店は名古屋の自称お寿司屋さん。食べログでみつけた高評価店であります。店名はとても寿司屋とは想像できない(中国料理みたい)

龍文(たつふみ)

 早速電話で予約したのですが、その際言われたのが

お酒はないので自分で持ち込んでください

でありました。ネットのレビューからワインを持ち込む客が多いとは知っておりましたが、店は

ワインどころか日本酒もビールも用意していない

とは知らなかった。よって赤ワイン(高島屋)とビール(近くのスーパー)を購入して店を訪ねたのであります。
タクシーの運転手から「この辺りです」と言われて探しまわったのですがそれらしき寿司屋が見当たりません。しかたがないので地元のオバサンに訪ねたところ

ほら、そこの角にある店よ

とのこと。何回も通り過ぎたその角、潰れた工場かと見過ごしていた建屋にその「龍文」はあったのです。
まずはその正面をご覧ください。

 

龍文 正面

 

とても客単価が2万円を超える店とは思えないではありませんか。確かに看板には「すし」とありましたが

たちぐい おみやげ

とあります。外観(内装も)と支払額に驚くべきギャップがある寿司屋でありました。
この建屋、トタンの外壁なんですね。ちょっと横にまわりましたら、外壁一面、錆だらけでありましたから、更に驚いたのであります。

サビが出ているトタンの壁面

 

店内はボルドー5大シャトーものの空き瓶がゴロゴロ。主人の話ではロマコンまであるとのことですから驚きでありました。
メニューはツマミや握りの他、この時期は

天然フグ

がオススメとのこと。産地や質に拘っているとのことでしたが、正直なところ友里、その外観や内装のすごさに度肝を抜かれて圧倒され

食材の良し悪しや味がまったくわからなかった

のであります。
夏は天然スッポンや天然鰻(直焼き)も扱っていると聞きましたから、機会があれば再度訪問してから店評価ブログに取り上げてみたいと考えます。

しかしこの店、正直なところ女性には厳しいかも。トイレが建屋外でして、男性用はむき出し。大用(女性用と兼用か)は一応個室でありましたが、半開きのドア越しに覗いてみたら和式でありました。
建屋は元「市場」でありまして、この寿司屋以外はすべて撤退済み。真っ暗な倉庫のようなところを通ってトイレのある外へ出なければならず、気の弱い男性や女性はトイレに行かない工夫が必要だと考えます。

 

 

店評価ブログを更新しています

昨日のブログで批判させていただいた伊集院静さん。ドンチャン騒ぎができるような店へは行かない(行けない)ので、友里が彼と京都で遭遇するのは難しいと書きました。京都には年に数回しか行けませんし。

でもよく考えると、寿司屋を特別な店だと思い込んでいる伊集院さん、東京、いや銀座の寿司屋などへも行っているんですね。評判が良いとは聞いておりませんが銀座でも飲み歩いているとか。(自腹かな?)
京都ではなく東京は銀座でも遭遇する可能性があることがわかったのですが、なぜか友里と店の嗜好が異なるからか、今まで店で見かけたことがなかったのであります。(友里は銀座で飲み歩いていないので、遭遇するには寿司屋くらいしか可能性がないかも)

あの性格(高飛車というか威張りたがり)ですから、個性が強い、威勢の良い主人の店では主人とバッティングしてしまうでしょう。よって素直に威張らせてくれない店は敬遠して近寄らないのではないか。
どちらかというと、気が弱い、そして媚びへつらってくれる主人の店を選んでいると推測するのです。

そうでなければ、店を貸し切りにしただけで単なる常連客の一人である伊集院さんから(しかも他腹の可能性大)

バカか、おまえは

と言われっぱなしでいられる訳がありません。
伊集院さんの店を勝手に貸し切りにしたなら怒られても仕方ないでしょうが、自分の店を自分の判断で貸し切りにして、なぜ他腹主体のオッサンに

バカ呼ばわり

されなければならないのか。まともな感性の人や、プライドが少しでもある主人なら看過できない暴言だと思うだけに、これを許した寿司屋主人、まともな寿司を提供しているとは思えないのであります。
どこの寿司屋なのかわかりましたら検証しに訪問してみたいと思います。 

さて店評価ブログに、小山薫堂さんが絶賛していたトマトすき焼きの「ばさら」と、恵比寿の洋食店「キッチン ボン」をアップしております。
ぜひお立ち寄りください。