先日、久々に出版関係者と会食をしました。
昨年はじめから本業での仕事環境が激変して以来、出版関係者(マスコミ関係者も含む)との会食は激減しておりましたが、久々に情報交換が出来たのであります。
その中の話題の1つに今はなきと思っていたミシュランに関しての話が出たのです。
ミシュラン、埋没して誰も相手にしていないと思っていたのですが、まだ影響力(星をとると集客が激増)があるんですね。
知っている和食店の話になったのですが、なんと
問い合わせ殺到で予約困難
になっているのだそうです。
予約困難なだけなら良いのですが、問題なのは
店主が勘違いしかけている
とのこと。
まあ、人間ですから舞い上がりは仕方がないのですが、ミシュランに限らずマスコミに大きく取り上げられると勘違いする店主やシェフは枚挙に暇がない。
勘違いだけならまだ許せるのですがその結果、アラカルトをやめコースオンリーにする、値上げをする(原価はそのまま)など
客に不利益に働く
ケースが多いのではないか。
友里も気に入っていたフレンチもコースオンリーになったようですし。
黙っていても客が来るので、
面倒なアラカルトをやめて、効率的なコースに専念したい
CP落として儲けても客が来るぜ
という気持ち、わからないではないですが、未来永劫客が来続ける保証はありません。
最後に、以前3つ星店主が言っていた言葉を紹介します。
いつまでもこの状態(人気)が続くとは思っていない
3つ星店主でもこう思っているのです。
客商売は謙虚さを忘れては成り立たないと考えます。