「モウラ」更新しています

自称エディター&ライターの関谷江里さんが宣伝を担当している「ぎをん か波羅」。読者の方からいくつか情報をいただきました。
公式HP(現在は地図だけ)では、「KAHARA」と記されていて、これでは大阪の有名店(ミルフィーユ仕立ての牛肉鉄板焼がウリ)「カハラ」のパクリではないか。
http://www.kahala.in/
またこの「ぎをん か波羅」の経営は、京都の「湯豆腐屋さん」のはず、というものです。
まさか、湯豆腐の店が「京都肉」をメインにした鉄板焼屋をしかも東京に初めて出すとは思えないのですけど・・・
詳しい情報がありましたらご連絡ください。
しかし、「京都肉」とはなんぞや? 「近江牛」は有名ですね。胡散臭いですが京都でだけ有名な「村澤牛」までなら聞いたことがあります。しかし「京都肉」って何なのでしょうか。
ネットで調べたところ、和知高原にいる牛のようで、元々はすき焼きやしゃぶしゃぶの「モリタ屋」に関係があるようです。これってあの「大田原牛」と同じく「商標登録」しただけの牛なんでしょうか。疑問です。
さて、「モウラ」に3つ星和食の「かんだ」をアップしています。今現在、珍しくコメントが付いていません。よろしかったらどんどん書き込みをお願いします。
http://tomosatoyuya.moura.jp/

関谷江里さんにフラれてしまいました

関谷さんのブログでライターとしての常識を超えた「ぎをん か波羅」の宣伝が目立ちます。エディター&ライターと自称していますが、単なる宣伝屋ではないか。
http://erisekiya.cocolog-nifty.com/kyototokyo/cat20126717/index.html
西麻布に本日グランドオープンするという京風鉄板焼?の「ぎをん か波羅」、その立ち上げから関わっているようで、メイキングのように自身のブログで特集を組んでいます。
プレス発表やレセプションの招待状にまで関与している様、経営に参画しているか、顧問に就任しているように第三者には見える可能性がありますから、今後も「ライター」という肩書きを使いたいなら自粛していただきたいものです。
そんなわけでこの店に非常に興味を持ちましたので、自称「ライター」、「コラムニスト」の友里にもプレス向けのレセプションへ招待していただきたいと、メールをさせていただきました。
反応はないかもと思っていたのですが、即日にお返事があり驚きました。しかし内容はがっかり。
「広いお心でご招待いただきたい」と書いたのですが、「諸処の事情」により招待できないとの内容でありました。
私だったら、「面白そうだから呼んで面でもみてやろう」、「招待したらビビって来ないかもしれない」、「招待したらまさか悪口は書かないだろう」と考えて、インヴィテーションを送付するんですけど、私との見解の相違がかなりあるようです。
この店、京都に元々ある店の支店ではないのではないか?西麻布が初進出ではないか?
如何にも「ダイニング」的な店構え、ヨイショライターを宣伝に使っている、プレス向けに力を入れすぎている、などから「一般客にとってCP良い店ではない」可能性が高いような気がします。
機会があればいずれ詳しく取り上げてみたいと思います。
話は変わりますが、読者の方から、服部幸應先生(染谷幸彦さん)やマスヒロさんの「タダ飯」について書かれたブログを紹介されました。
永田町や公安関係などにルートがあるらしい、硬派なブログなのですが、そのため飲食業界の裏情報もかなり入るようです。
「二階堂ドットコム」、ぜひご覧ください。
「くだらない自称グルメ連中」というタイトルです。
http://www.nikaidou.com/

最近訪問した店 短評編 1

日刊ゲンダイのコラム「行っていい店わるい店」が4月からお休みとなっております。よって秋に再開(あくまで予定です)するまでその原稿を半週間遅れでアップしていた「店評価ブログ」もお休みです。
「覆面辛口料理店ライター」とか「覆面コラムニスト」と自称している友里の公式サイトで「店評価」がないのは変ですので、この「トモサト ブログ」でまた08年版の「短評編」を再開することにしました。
本日は第一回です。「最近・・・」と称しておりますが、特定されることを避けるため、世間一般の「最近」ではありません。この「最近」は数ヶ月以内と考えてください。
おすしやさん 西麻布
変わった店名であります。雑誌で紹介されていた主人一人、よってセルフサービスによるフリードリンクで、一人1万5000円予算と価格を固定している寿司屋であります。
どこで修業されたかわかりませんが、若い主人はちょっと偏屈。「急いでますか?」、「ゆっくりして行ってください」が口癖のようですが、あまりにマイペースなので、2時間以上かかってしまいました。「次郎」のように急かされるのも嫌ですが、ゆっくり過ぎるのもいかがなものか。何事も適度というものがあると考えます。
スシですが、私が「寿司」と書くことから、あまりいい印象は持っていないと容易に想像がつくことでしょう。西麻布近辺にはそれほど傑出した鮨屋はありませんが、その中でも平凡というか、ちょっと「江戸前」とは違うと思います。
雛鮨 六本木
行かなければ良かった。今まで築き上げたスシのイメージが一気に崩れ去りました。学生時代の仲間の集まりで、「スシ食べ放題、飲み放題で5000円」に急きょ参加を決めたのですが・・・
注文は各テーブルで紙に書いて出すのですが、最初の一皿(といっても人数に見合ったかなりの数)は店が勝手に見繕って出してきます。店にとって都合の良いタネを使って、ある程度お腹を一杯にさせる戦略のようです。
タネは回転寿司レベル並のようで、街場の寿司屋よりがっかりするかも。
ここへの訪問を2回弱我慢すれば、麻布十番の「まつ勘」へ行けます。私なら今後はそうするでしょう。
同じ店内では「しゃぶしゃぶ」の食べ放題もありますが、このスシの食後感から考えて、訪問するのをやめました。
けやき坂 六本木グランドハイアット内
ホテルについてからもアクセスの悪い店。6階の飲食店フロアを通り越し、奥のヒルズ側の階段を降りなければたどり着けない辺鄙なところにあります。
以前はバイキングもある「北欧料理店」だったそうで、不振から鉄板焼に変わったそうです。ミシュラン1つ星なので、「モウラ」の取材のために訪問しました。
まずはワインが高過ぎます。リストもシャンパーニュが10種、白が20種  ほど、赤も27種とプアなものなのですが、なぜか「葡萄マーク」が付いている不思議。コースも1万7000円以上と高過ぎです。
味濃いマグロのタルタルにはニンニクを使用しているのに、肝心の牛ステーキは「欧州式」だとかで基本的にはニンニクを使わないそうです。
それなのに、ゴマソース(ゴマ 味噌 みりん)やトマトソースなど味濃いものを用意しています。シンプルに塩でいただきましたが、それほどの質を感じませんでした。
値付けの高いワインの中から絶対額の安いワインを頼んだとしても、一人3万円近くかかります。
この食後感では、再訪はないでしょう。同じ鉄板焼でも近辺の西麻布「馨」の方がはるかに満足します。