ランチのカレー

先日昼間、お世話になった方の退職の記念品を購入するため銀座へ行きました。購入後ちょっとブラブラしていたのですが、無意識のうちにも気がついたら「トトキ」のビル前。何となく勘が働いたというか、入り口の看板を見るため覗き込んでビックリ。電気看板に「カレー」のメニューが張られていたのです。
月、木、金に限定カレーランチを始めたとの書き出しで、
川俣シャモのスープカレー    1680円
特製シーフードカレー       2520円
国産和牛オックステールカレー  3990円
とありました。
「ついにランチでカレーを始めたか」と思ったのですが、今朝の読者からのメールによりますと、以前からカレーは扱っていて最安値の「川俣シャモのスープカレー」が新たに加わったとのことでした。
フレンチのカレーと言いますと私は、今はなき「ラ ソース・古賀」を思い出します。「まかない料理」が表に出て結局撤退してしまったのですが、どうやらフレンチの「まかない」ではカレーが定番で造り慣れているようです。
トトキのカレーに例の「コロンボ」を使用しているか知りませんが、コースにカレー風味の料理が被っていた訳がわかったような気がします。
月、木、金に限定し水曜に提供しない理由は何でしょうか。確か火曜日が定休日のはずですから、前日の仕込みが出来ないからだと考えます。
ランチには普通のフレンチコースがあったはずですが、その売れ行き減を覚悟の上でのカレーの提供。昼間はフレンチより安めのカレーの方が集客できるとの判断でしょうか。
「国産和牛」とありますが、私の知識では「和牛」はみな「国産の肉牛」のはず。些細な突っ込みですが、ちょっと気になった点であります。
「トトキ」の「chef blog」にコメント欄削除の理由が書き込まれております。
http://thetotoki.sblo.jp/

今後、皆様のご意見はお名前、メールアドレスを頂いたものに限定し、公開するかどうかの選定は弊社の基準で判断させていただきます。

とありますが、「弊社の基準」で選定された「意見」はどこに公開されるのでしょうか。コメント欄がないんですから、公開するところはないと思うんですけど。
これまた、つまらない突っ込みでしょうか。

新車が買いにくくなってしまった

今朝の新聞に1月の国内新車販売台数(軽自動車を除く)が載っておりました。
予想したとおり、リーマンショック後の11月、12月より1月の下落率(前年同月比)は上回るものでありました。今年になっても更なる生産調整、人員削減、工場閉鎖を発表するメーカーが続出している理由が証明されたわけです。
トヨタは2割以上、日産やホンダが3割超の下落率でも驚くのに、三菱が50%以上の下落とは驚きを通り越して悲惨としか言いようがありません。
新車が売れないということは、言い換えればみんなが「新車を買わない」ということ。この先「新車購買中止」、「脱自家用車社会」がトレンドになりはしないかとの恐れも出てきました。完全に自動車に対する潮目が変わってしまったと言えるでしょう。
都内だけではなく交通機関の発達している地方都市では、一般人は車を所有するより都度タクシーを利用する方が効率的で経済的であるとの意見もよく聞きます。
初期購入費、各種税金、ガソリン代、駐車場代、メンテナンス費などの総計を使用年数で割った額は、普通の生活をする人がタクシー利用に切り替えた額よりはるかに多いというのです。
旅行やスキーへの車利用も、瞬間的には安く感じますが総費用を考えると、電車を利用した方が楽で経済的でしょう。
かくいう私も自動車にはたまに乗っております。車検を3回受けたはずですから、もう8年になりますか。
昨年はそろそろ買い換えようかなと思っていたのですが、最近は躊躇するようになりました。
先日も久しぶりに高速を運転したのですが、エンジンは絶好調。まだまだ高速運転や長距離運転に何の問題もないのです。
この時期新車を買ったところを他人に見られると、「この不景気に呑気なものだ」、「こんな大変な時期に儲けているとはけしからん」といった不合理な批判の目を向けられる恐れもあります。(決して儲かっておりません)
もう飽きた、古くなった、という理由だけでは世間の目が気になって新車を買えない状況になっているような気がします。
新車販売の負のスパイラルであります。新車販売の不振はそう簡単には終わらないと考えます。

マスヒロさんが福臨門の化学調味料を認めていた!

トトキウィークの真最中に、読者の方から面白い情報をいただきましたので、本日取り上げさせていただきます。
まずは下記のURLをクリックしてください。
http://waga.nikkei.co.jp/play/gourmet.aspx?i=MMWAd4002015012009&&page=1
「NIKKEI NET」が山本益博氏をインタビューした記事でありますが、そこでなんとマスヒロさんは「福臨門酒家 銀座店」が化学調味料を使用していると受け取れる発言をしているのです。
「ミシュランガイド」にこの「福臨門 銀座店」が載っていない理由について

選ばれなかった理由に、化学調味料を使用しているのが懸念されたのだろうかと考えました。しかし、どうもそうではないようです。ミシュランで星を獲得した店の中に、化学調味料を使っているところがあったからです。

と言い切っています。
つまり「ミシュランに掲載されなかった理由は、化学調味料を使っているからだと思っていたが、他の掲載店で使用している店があるから、それが原因ではない」と言っているのです。
化学調味料満載の並木橋の「有昌のしいたけそば」を「美味い!」と宣伝していたマスヒロさん。本当に化学調味料の存在がわかる舌をお持ちなのか疑問でありますが、マスヒロさん、NIKKEIはじめ多くの人に「福臨門の化学調味料使用」が認知されているといるのは事実のようです。
「福臨門」の常連客や店サイドと思われる人だけの話を信じて友里を批判していた二階堂ドットコム。
化学調味料使用とデタラメ言うな、とお怒りのようでしたが、やはり物事は検証精神とご自身の取材(訪問)に基づいて判断しなければならないということをおわかりいただきたいと思います。
それとも、マスヒロさんとNIKKEIに対してまた「デタラメを言うな」と批判するのでしょうか。