日本は本当にチェンジとなるか

昨晩から未明にかけてある候補者の開票結果を現場で見守り、当確後帰宅してもTVを見ていましたので寝たのがあけがた。寝過ごしてしまいまして、アップが遅れてしまい申し訳ありません。
予想通りとは言えあっけなかった結果の民主党圧勝。自民党が勝った選挙区も、ほとんどが民主党相手ではなく民主党の推薦をとった他党候補であります。民主党が独自候補をたてていたら、石原伸晃氏も選挙区での当選は危なかったのではないか。
逆にいうと、民主の看板を上げてさえいれば少なくとも比例でも当選してしまったということです。
しかし自民党の負けっぷりがいけません。日本、いや自民党にとっても必要ない大物が生き残ってしまって、これからの人が落ちてしまっています。
森さん、二階さん、町村さん、中川秀直さん、武部さん、古賀誠さんなどより日本(地元ではなく)にとって本当に必要な自民党候補が落ちてしまったのが残念です。
あるコメンテーターが言っていましたが、今回の自民党の選挙戦略の大きな失敗は2つだとか。

政権投げだし2名の元首相を抱えている身での「責任力」のキャッチ

与党なのに野党でもしないような品ないネガティヴキャンペーン

大手広告代理店に任せた結果の大失敗だというのですが、自民党大好きの「さとなお」さんに、この戦略を広告屋としてどうお考えか聞いてみたい人も多いでしょう。
さて掲題について最後にちょっと書きます。
民主党が日本をチェンジできなかったら、有権者は政権から引きずり落とし、政権党をチェンジすればいいのです。
この当たり前の「切磋琢磨」が機能すれば、政治家(本日は政治屋と敢えて書きません)が緊張感を持ち、本来あるべき日本国民主権の国となるでしょう。
適度な間隔でチェンジをするのは、グランメゾンのシェフだけではなく政権党(政治家)も同じであります。
友里掲示板
http://tomosato.net/bbs/

最近訪問した店 短評編 34

「政権交代」となって本当に歴史が動くのか。それとも全くの予想外れでこのまま「自公体制」が続くのか。
強いリーダーシップを好まず、もめ事や変化も嫌う国民性の日本ですから、本当に「政権交代」するかどうか私は心配であります。
私は期日前投票をしておりますのでこのまま夜の開票番組をみるしかやることがないのですが、このブログを読まれた方で未だ投票へ行っていない人がいらっしゃいましたら、ぜひ投票所へ行って一票を投じていただきたく、お願い申し上げます。

日本の歴史が変わるその瞬間に、ぜひ参加して下さい。

自分が日本の歴史を変えたと「自己陶酔」に浸っていただきたいと思います。
さて3店です。
本湖月
過去にブログで触れましたので、ここではリンクを張るだけにします。
http://www.tomosato.net/blog/2009/07/post_817.html
銀座 奈可久
高額鮨屋の激戦地への移転が失敗だったのではないか。大箱にしたのも拙かったかも。
集客が芳しくないのが原因なのか、請求額と食後感のギャップが広がったと感じました。
このままこの地で頑張れるのか、心配です。
ロオジエ
今回は知人のご招待であります。
相変わらず料理数は増えず少ないままで、季節が変化しても代わり映えがしないメニュー。
業界ではメナール氏の「慢心」が噂されていますし、常連の中でも「ロオジエ離れ」は広がってきていると感じます。
グランメゾン継続の「掟」として、そろそろ「シェフの交替」を考えたほうが良いのではないでしょうか。

自民党が土壇場で大挽回

昨日出張中の駅前で、日刊ゲンダイのこの「見出し」を見て未だA版だというのにすぐに買ってしまいました。
このまま民主党の圧勝では終わらないとは思っておりましたが、やはり自民党の底力は侮れなかったようです。
特に、一丁がありすべきと書いた元首相(森さん、福田さん、安倍さんなど)や重鎮(古賀さん、武部さん、町村さん、伊吹さん、小池さんなど)が当選圏内に入りそうだとのこと、これは日本国だけではなく自民党にとっても良い結果をもたらさないと私は考えます。
さて記事の中で面白い記述がありました。
自民党の大物たちが、「今回は大苦戦です。助けてください」と叫べば叫ぶほど、判官贔屓で同情票が集まるかというと

そんなに厳しいなら、一度落選を見てみたい

という心理が働いて余計不利になるというのです。私のようなへそ曲がりに特に見られる心境ではないでしょうか。
落選を見てみたいと思う人が多いか少ないか、結果は明日のお楽しみです。
もう1つ面白いというか頭に来る記事がありました。
あのアメリカへの売国奴とまで言われている竹中平蔵氏が人材派遣
の「パソナ」の会長に就任して、1億円くらいの報酬をもらうのではないかと言うのです。
郵政問題で日本国民の資産を外資に安売りするよう仕向けた張本人が、自分だけ高く売って「高給取り」に収まるとは「矜恃」や「恥」という言葉が彼の辞書にはないのか。
竹中氏の似非改革で逆風となり、今回落選してしまう自民党立候補者達の心境は如何に。
はらわたが煮えたぎっているのではないでしょうか。