まずはレトルトでカレー復帰

ようやくスッカラ菅内閣の支持率が各新聞に出始めました。TVでは

大きく下落

と報じておりますが、未だ50%を超えているのですから私は

思ったより下落していない

と感じたのです。今回の失態だけではなく、政治家としての責任を逃れるため

あくまで検察の判断だった

シラを切り続けるサル政権。的確な判断が出来なかったのは仕方ないですが(国民の民意で選んでしまった自己責任)、嘘をつくなど

性格の悪さ

は仕方ないですむ問題ではありません。ここまでしゃあしゃあと平気な顔して本当のことを言わないサル首相、赤色官房長官、中国人ヘアーカット外相。次期総選挙では身にしみる洗礼を受けるべきだと私は考えます。

体調が回復してきて外食比率が戻ってきたのですが、先日家でレトルトカレーを食べる機会がありました。
大好きなカレー、本来なら激辛をお店で食べたかったのですが、あの喉の激痛が頭から離れず、また喉を痛めたら大変と怖くてカレーショップを訪問できません。
とりあえずレトルトで喉を慣らしてからと、昼に2種食べてみたのです。1つは新大阪駅の売店で買った

炭火焼肉 たむらのお肉が入ったカレー

今は見かけなくなりましたが、焼き肉店を経営していると言われているお笑いタレントの名を冠した中辛です。
肉の量はそこそこありましたが、表題のように炭火焼きの食感はなく、ヌルヌルな牛肉。目隠しして食べたらカレーとは思えないほど緩い辛さでありまして、完全な期待ハズレ。確か500円前後もしたはずで、CPの悪さに感心したのです。
もう1つは飛騨旅行でのお土産としてもらった

飛騨牛カレー

同じく中辛で、「飛騨牛銘柄推進協議会指定の肉使用」とのシールが貼ってあり、「飛騨牛100%」とダメ押ししております。
確かに肉は飛騨牛100%なのでしょうが、いかんせん肉の量が少なすぎ。肉だと思った塊が玉葱だったりと、小さな肉片を探すのが大変でした。もちろん味も緩いものでして、カレーとしての完成度は低い。

添加物がてんこ盛りのレトルトカレー、無理してまで食べる必要がないと思うのですが、最近気に入っているのが?

デリーのコルマカレー

です。具が入っていないので野菜などを用意しなければならないですが、癖になる味でしてリピート買いしております。

さて、今朝のTVで、久々にマスヒロさんを見ました。旬のマツタケ料理の絶品ベスト3を紹介しておりました。
まずは3位が浅草・龍圓の「マツタケの春巻き」。そして2位が銀座・御魚大淵座の「マツタケのピザ」です。

いずれの2店も以前マスヒロさんがべた褒めしていたところ。特に龍圓は機会があればマスヒロさんが宣伝していた店で、かなり親密な関係であることが推測されます。
大淵座、懐かしい店名です。まだ銀座でやっていたのかと言うと、怒られるでしょうか。私の廻りでは完全に埋没してしまった店ですが、マスヒロさんとの関係は続いているようです。

そして第一位。私は六本木の「龍吟」を出してくると思ったのですが、予想がはずれて同じ六本木でも天麩羅の「みかわ」でありました。
マツタケと穴子を使った天丼がナンバーワンとのことでしたが、揚げている職人は若い人にまた替わったようです。天麩羅は揚げ手の腕が関係ないのでしょうか。

それにしても一時は大変蜜月だったマスヒロさんと龍吟。この時期、マツタケのお椀やすき焼きなど色々なマツタケ料理を出しているはずで、ナンバーワンとはならなくてもベスト3に挙げてもよいほどの仲だったはずですが、マスヒロさんとの関係に変化がでてしまったのでしょうか。

最近訪問した店 短評編 40

解放されたフジタ社員3名の記者会見の一部をTVが報道しておりました。以前のブログで書きましたが、暴力船長の無条件釈放、もとい処分保留の釈放に、フジタ社員4人の拘束が大きな判断材料になったのはサルでもわかることであります。

イランでのボランティア活動中に拘束された3名の時は全国で沸き起こった「自己責任」という批判。また、同じくテログループに拘束されて処刑場面をネットで公開された日本青年もいましたっけ。
そのモチベーションが自己満足のためとはいえ、ボランティア活動で拘束された人たちを

自己責任

と批判したなら、勤務先であるフジタの商売のため訪問した4人はボランティア達以上の

自己責任

を追求されるべきではないのか。会社の商売(結果的には本人達の利益)のためにノコノコ出かけて中国の罠に嵌ったからであります。

あんた達のおかげで中国に更なる弱みを握られたではないか。どう責任を取るつもりだ

と憤慨している人は友里だけではないでしょう。

しかし見かけ(とくに髪型)は中国人そっくりの前原外相、今朝のフジテレビ出演で、今回の田舎検察の司法判断に関して、非常に往生際の悪い発言を繰り返しておりました。
正に国会答弁といいましょうか、相手の質問に対してすべてはぐらかしの発言を連発。さすが偽メール事件や父親の職業偽装でも逃げ切った無責任男だとあらためて感心した次第です。

さて週に3店取り上げているこの「短評編」でありますが、1週間の訪問が3店以上ありますので、現時点と取り上げる店の訪問日がどんどん離れていってしまいます。本日取り上げる3店の訪問時期は8月半ばであります。
このままだと更にこの間隔が開いていくことになるでしょう。このシリーズを週に2回にするか、3店から6店にするか検討中であります。

さて3店です。

新津鮨
閑古鳥の「青木西麻布店」で、予約がある場合のみ土曜限定で新津氏専用の小さなカウンターでオープンする間借り鮨店。この日も「青木」はガラガラ、新津鮨店も我々だけでありました。地下の「野じま」の集客不振といい、風水が悪いのか単にCP含めた食後感が悪いからなのか。
肝心の新津氏のツマミと握りですが、タネ(仕事した物も)は「青木」からの横流し。酢飯だけが新津氏オリジナルなのですが、はっきり言って握り(酢飯も)も何ら傑出した物を感じませんでした。
ところで以前、新津氏から面白い話を聞き出しておりましたので披露させていただきます。
いまでこそ伝説の鮨職人・新津氏でありますが、彼の一番弟子のようにマスコミが取り上げているのが「あら輝」の主人・荒木氏であります。友里は前々から、弟子と言えるほど新津氏の元で修業したのかと疑問を呈しておりましたが、新津氏から衝撃の発言を引き出したのです

荒木君は月曜の午前中だけ、たしか1ヶ月くらいしか来なかった

新津氏の話を信じるなら、週に半日というか数時間、わずか1ヶ月だけ店を訪問して仕事を見学しただけで大きな顔して「弟子」と名乗れるのですから、鮨職人は変わった人たちが多いようです。

ユニッソン デ クール
ワインの値付けが安いという知人からの情報で訪問しましたが、料理にも大満足。コースのみの対応と多皿料理で見た目は今風の盛りつけ。でも柑橘系やフルーツのジュレとエスプーマでごまかすのではなく、ソースはじめしっかり調理をしているのです。焼き方だけではなく、フレンチの基本をしっかり習得したシェフと判断しました。
ソースが造れないから(修業時代に習得していない)、素材の良さを生かすと詭弁を弄して生焼きにしてオイルやジュレの添加でごまかす最近の自称フレンチシェフ、例えば焼肉職人と揶揄されているカンテサンスの岸田氏など、この店で再修業することを友里は提言させていただきます。

バカール
松濤の人気フレンチ。初訪問でしたがこの店がなぜ流行っているかがすぐわかりました。料理が傑出しているのではありません。はっきり言って、胃に負担がかかりますが特別美味しいものではない。5000円ほどで一見お得に感じるコースに比較的若い客層が反応しているだけ。
オーナーは「ロオジエ」出身との触れ込みでしたが、移転前(今の資生堂パーラーの場所)の時からたまに通っている友里、まったく見たことのない人でした。

友里征耶の週間食日記 12

今年も残すところあと3ヶ月弱。またまた1つ歳をとることになります。今夏は咽頭炎などで1ヶ月近く棒に振りましたから、特に1年がはやく感じました。
ベッドで苦しんでいたとき、平均寿命まで生きていたとしてもあと20数回しか年を越せないなと考えて更に滅入ってしまいました。
自分の人生も第四コーナーをまわる辺りまで来てしまったのか。東国原ではないですが残り少ない人生

最後のご奉公として国政へうってでる

と考えたとしても不思議ではありません。
これは冗談でありますが、限られた人生、悔いが残らないように全うしたいのですが、タカリ料理評論家、ヨイショライター、そして似非グルメ放送作家の駆逐といった友里の目標を達成することはできないでしょう。
次から次へと沸いて出てくる己の利益最優先のレストラン経営者、口先だけのシェフ・板長、ソースが造れない自称フレンチシェフ、そして満席偽装の寿司屋とこの飲食業界は永田町と同じく改善される傾向が見えてこないのが残念です。

店評価ブログに、喫煙者のパラダイスである「銀座きく」と和食の「井雪」をアップしております。お立ち寄り下さい。

さて本題の週間食日記です。

月曜日
夜:内食
まだリハビリ中として家で大人しくしておりました。?

火曜日
夜:銀座の大箱グランメゾン(フレンチ)
相変わらず客が少なかった。キャパの3割も入っていないのではないか。ホールスタッフの数も減っていて、店内はまったく活気というものを感じませんでした。シェフが替わって以前より良くなったと思いましたが、集客に貢献するほどのものではないでしょう。
京都のお笑い劇場、もとい、「祇園 ささき」とのコラボを企画していますが、コンセプトを土台からぶち壊して再構築しないかぎり、厳しい状況は変わらないと考えます。

水曜日
夜:麻布十番の韓国料理店
昔からの有名店だと思うのですが初訪問。ホルモン鍋とサムゲタンなどを食べました。
ホルモン鍋は不思議な味で、サムゲタンもちょっと不自然な濃さを感じましたが、万人受けする味ではないか。混んでいまして2回転している席もありました。

木曜日
夜:青山のシチリア料理店
オススメ本の確認で再訪。移転後に何回か訪問しての感想は、

神宮前の時の方が良かった

でありまして、今回も食後感は同じ。かろうじてオススメできるかギリギリです。しかし何故こんなに混んでいるのか不思議。東京にはまともなシチリア料理店が他にないということなのか。

金曜日
昼:銀座の地下の鰻屋
夜:赤坂の3つ星鮨店
最近銀座へ進出したようですが、採算がとれているのか。この日は客が私以外はわずか1組。寂しい限りの店内でした。天然鰻も常備しているようですが、本店と同じくここの鰻は天然より養殖の方が美味しく感じるでしょう。30分かからず天然蒲焼き(蒲蒸し)が出てきましたが、あらかじめ割いていたのか。少なくとも客釣りキャッチのように2時間蒸していないのは確実です。
夜は逆に繁盛店へ。客席数が少ないので夜2回転させています。主人は疲れ気味と聞いていましたが結構元気。4店ほどあるグループの中では頭1つ抜けているでしょう。

土曜日
昼:西麻布の天麩羅屋
夜:銀座の3つ星鮨店
旧御三家ホテル出身の天麩羅屋。久しぶりの再訪です。天麩羅コースを頼みましたが、食後感はイマイチ。客が1組しかいなかった訳が理解できました。
夜は移転後初訪問の3つ星鮨店。ちょっと値上がりしたようですが満足しました。

日曜日
夜:西麻布のイタリアン
オススメ本の確認で訪問。当日予約で17:30入店を指示されました。5000円コースは皿数多いけど食後感は価格通りか。しかし1500円でワイン飲み放題などを考えるとかろうじてオススメできるかなと。