食べ終わった客に笑顔はなかった!

また自分勝手で自己陶酔偽善(世界のリーダーだとか世界の警察官と勘違い)なアメリカがなにやら仕掛けてくるようです。今朝のTVでは

ジャポニカ種を含めたウナギ全種に対し、ワイントン条約で規制を提案してくる(要約)

という報道がありました。

食用にしないアメリカンバッファローを殺戮しまくったくせによく言うよ

と憤慨するのは友里だけでしょうか。
勝手に乗り込んできて先住民を蹴散らし、アフリカから現地人を誘拐してきたお国柄が今更きれい事を言っても偽善にしか思えません。
というか、自分勝手なアメリカ人はおそらくウナギを食べないからこんな自己陶酔提案をしようとしていると考えます。
ここはアメリカ人に打撃を与えるためにも世界的に

食用のための牛屠殺禁止

を提案してはどうか。日本の牛生産業者、肥育業者や牛好きの方の問題がありますが、アメリカの文化(あるのかどうか?)から牛をとったら

ケチャップしか残らない

だけに、アメリカ人には己の好きなものを他人に勝手に規制されるという屈辱を感じ取ってもらいたいものです。

アメリカの大きなお世話

世界がこれで迷惑していると言うことが彼らには永遠にわからないのでありましょう。

さて昨日、日曜夜放映の「行列のできる法律相談所」で友里征耶オススメと取り上げた

京橋屋カレーの「ときえカレー」

を食べてきました。
放映後最初の営業日となった海の日の祝日。番組をみた人が果たして満足して店を後にするかどうか、その検証をしたくなったからであります。収録では

ハーブが得意でない人には難しい(要約)

と話した記憶はあるのですが、放送ではその言葉はカットされておりました。ハーブが大きく主張するかなり個性的なカレーですので、ハーブに慣れていない人が果たして満足するかどうか心配であったのです。
放映のため客が増えているかもとオープン12時の10分前に店前へ着いたのですが、なんとすでに

20人ほどの行列

が出来ているではないですか。店キャパは10数人でしたので、当然ながら友里、30分以上外で待つことになったのです。
12時30分頃でしょうか、食べ終えた人たち(結構お年を召したカップルが多かった)が階段を降りてきたのですがどの人も

笑顔はなくどちらかというと深刻な表情

なんですね。

美味しかった~

という言葉がないどころか、みなほとんど無言。嫌な予感が当たってしまった気がしたのであります。
順番が来て店内で当然ながら「ときえカレー」を食べたのですが、初訪問だった同伴者(久々に連絡してきた旧友)の感想は

ハーブ好きにはウケるかもしれないが、得意でない人にはツラいかも。世にはパクチーなど香りの強いものが苦手な人がいるんだぞ。

普通のカレーの香りと味を期待してきた人には

まったく別物

でありまして、店内はほとんど無言で食べ続ける客ばかりでありました。
確かに、スパイスの主張をまったく感じないのに超人気の大阪カレー店が存在していることを考えると、スパイスやハーブは万人ウケするものではないかもしれません。
個性的といいますか、好き嫌いがはっきり分かれるカレーをTVでオススメしてしまったかもしれません。

 

 

絶品レストランはじめ拙著の売り上げランキングが急上昇中!

放送前どころか放送後もブログで触れるのをやめておこうと思っていたのですが、何人もの旧友から直接連絡があっただけではなく、身内へも知り合いから問い合わせが来てしまった友里TV出演。私は見たことがなかったのですが

行列のできる法律相談所(讀賣系)

の、いやTVの影響力はかなりのものがあるとあらためて思い知ったのであります。
放映後、アンチが掲示板で暴れているかもとチェックしようとしたら、なかなか友里サイトにつながりませんでした。それではアマゾンはどうかと拙著のいくつかをチェックしたところ、なんとこの原稿を書いている段階まで

絶品レストラン(鉄人社)はベストセラーランキングで3位

アマゾンで100位以内に入ったのはデビュー作の「シェフ板 黒本」くらいであったと記憶しておりますからTVの影響は凄い。
その他、グルメの嘘(新潮新書)が50位以内。グルメの真実(宝島新書)も最初の頃は100位以内でありました。(現時点では100位を超えております)

しかもわずかな初版刷り数ながら共著相手(J.C.オカザワ)に足を引っ張られて増刷できなかった

グルメバトル(旧グラフ社)

までランキングを上げているのですから驚きであります。
ただし旧グラフ社の拙著3冊(グルメバトルの他、シェフ・板の黒本と赤本)はもう現物がないようで、中古品となっているところが残念であります。

日頃はバラエティ番組の価値を認めずまったく視聴していなかったのですが、制作会社の説得と己の自己顕示欲を抑えきれなかったことによりTV出演を決断した「行列ができる法律相談所」。
スタンス変更したのかとのアンチの掲示板攻撃はまだ今のところ少ないようです。

しかし世にはなんともトロいお方がいらっしゃるものです。新聞か地デジの番組表でこの番組の情報を知ったのでしょう。

超有名レストランをバッサリ斬りまくる謎の辛口評論家がついに登場!

のキャッチを見て、この「辛口評論家」は友里ではなく別人(もっと有名な人と勘違い)と思い込み、

やれやれ、やっとホンモノの登場かのう。
アンタの知名度はゼロに近いから今後コチラが「本家」になるのじゃろう。
アンタは明日から「無名な方の超辛口グルメ評論家」じゃわ。

などと3回も書き込んでいたアンチがおりました。

http://tomosato.net/test/read.cgi/bbs/1341467488/276-277n

http://tomosato.net/test/read.cgi/bbs/1341467488/281n

何も知らずトボけたことを書いているなと鼻で笑いながら反論せずに放置していたのですが、このアンチは放送を見たのでしょうか。
赤っ恥かいてしまったからか放映後現段階まで出現しておりませんが、しばらくなりを潜めてから別HNで再登場してくるのでしょう。

これを切っ掛けにTVへの出演オファーが増えるとは思えませんが、このような露出で徐々に勘違いしていくのは先達が立派に証明しております。

佐藤尚之氏や来栖けい氏

の轍を踏まないよう、今後は更に気を引き締めていく所存であります。

 

最近訪問した店 実名短評編 2012-23

先日のブログでオススメした手前、昨日取材の合間に観てきました「リンカーン弁護士」。傑出した面白さはなかったですが、まずまずの及第点であったと思います。
ただ今回は機上ではなく映画館だったのでシラフで観たからか、ストーリー展開に無理があるというか、そもそも前提がおかしい(策士策に溺れるというか、このリンカーン弁護士に弁護を依頼して結果的に犯人は墓穴を掘った)という大きな問題点を感じてしまった。

わざわざ寝ていた子を起こす

ことをするのかという、ストーリー的には根本的、致命的な問題であります。とはいえ、読者の方からは(今のところ1名です)「面白かった」とのメールをいただきまして、ホッとしております。

さて本日の実名訪問は

AWキッチン 白金高輪店

であります。
見た目はオシャレな内外装なんですが、対面にある決してオシャレといえない雰囲気が目に飛び込んできますから、ちょっと興ざめもしてしまいます。
飛び込みだったのですが、スタッフはまず「予約ありますか」との第一声。店内はガラガラでしたから

見栄張るな

と言いたかった。また家族連れはお誕生日会のようで、スタッフたちにハッピーバースデーをやって貰っていたのもちょっとゲンナリでありました。

アミューズ代として500円無造作にとるのはいかがなものか。
シャンパンカクテル(モモ)は1500円もしましたが、気が抜けていて泡がまったくたたない。モモも薄いジュース使用のようでまったくダメ。
またグラスの赤(カベルネ)はヘタリすぎておりました。紅茶のようなお味でしたから、抜栓から数日は経過していると読みました。

では肝心のお料理はどうかというとこれもまったくのダメ。
バーニャカウダ(1600円)はクラッシュアイスに直乗せどころか、中には野菜に氷が降り掛かっていてびちゃびちゃになっていました。ぬるくて緩いバーニャカウダも不味かった。

野菜のソーセージ(1100円)はニンジンが中に入っていて変なお味でありました。

アラビアータ(1800円)は「トロフィエ」とか言うようで

AW自慢 100%手作りのトマトソースの絶品アラビアータ

とのフレコミでありました。でも単に甘辛なだけで絶品ではない。こんな代物なら、

わざわざ手作りして貰わなくて結構

と友里は言いたい。しかも量が少なかったから最悪です。
急激な多店舗展開で、ただでさえバイト並みの厨房スタッフの質が更に劣化、加えて自慢の野菜もかなりクオリティが落ちたと考えます。