思いついたことあれこれ

今週は日刊ゲンダイの連載コラムが休みだったので「店評価ブログ」もお休みです。また「壬生」や白木あきこ女史の取り上げも事態に進展がないのでとりあえず先送り。
そこで本日はまったくのネタ稼ぎとしまして、思いついたことなど(暴論含む)を書いてみます。

先ほど嫌いな讀賣TVを見ていましたら(土曜の朝は他に見るものがない)、新人衆議院議員(官僚出身)が何人も出演しておりました。辛坊さんが

(ここまで日本が悪くなったのは)政治家と官僚のどちらに責任がある?

と質問したところ、全員が

政治家

と答えておりました。会社の経営者と社員に例えて

責任は経営者(政治家)が取るべきもの

との自己弁護を聞いて、日本が衰退するのは当たり前だとあらためて思ったのであります。
日本の企業が戦後発展したのは単に経営者が優秀だったからだけではない。例えば製造業ならラインの現業者までが

良い製品を造ろうと一所懸命

に、仕事を遂行していたのであります。アメリカのように、

人のやった仕事は知ったこっちゃない

ではなく、送られてきた半完成品で自分の担当でない部分でも不具合を見つけたらそれに対処するとう精神などがあったから、日本製品の品質神話は生まれたのだと思います。

政治家が判断を誤りそうになったなら、それを正す努力をするべきではないか

またある議員は

政治家が適切な指示や方向性をもっていなかった(要約)

と言っていましたが、

お前ら、ただのロボットなのか。
それなら難関といわれている国家試験なんて必要ないではないか。

といった辛坊さんやナベツネ腰巾着の橋本さんの突っ込みはありませんでした。

官僚は政治家に選択肢を示すだけだから責任はないと弁解していたアフォ非員(官僚出)もいましたが、

無能な政治家に自分らに都合の良い選択肢しか示さなかった

から、日本はおかしくなったのだと友里は考えます。

まあ、人は欲の塊であります。
学生時代は崇高な精神の持ち主でも、高級官僚になってペコペコされたら(若くして地方の税務署や警察に長として出向し名士として扱われたのはよく言われています)、

崇高な精神など一気に消滅する

のは歴史が証明しております。
友里に言わせると高級官僚は会社でいう従業員ではなく

執行役員(会社法でいう取締役ではない)や幹部社員など非組合員

みたいなもの。結果責任から逃れることは出来ないはずですが、この

高級官僚の無責任体質

が日本の元凶と断言しても言い過ぎではないでしょう。公務員法を改正して

官僚にも結果責任をとらせる

のが日本再生の一番の道だと友里は考えます。

もう1つ、増税に関してのところで、社会保障費の削減で増大する医療費をどうするかとの問題がでていました。
増大する医療費の削減が急務だとのことですが、ヘソが曲がった友里は

それじゃ日本国民全員が一切病気にならなくなったらどうなるんだ

薬も売れなければ病院も閑古鳥。勿論製薬会社も存続できなくなるでしょう。

保険料の水増しのための過剰診療や過剰処方薬

など問題点はありますが、それにより医者や薬剤師(薬局)、そして製薬会社が儲けることができます。そしてその儲けが消費にまわる。
結果お金がまわって景気をよくする一面もあるわけです。

高級官僚の天下りも敵視されておりますが、渡りなどで稼ぎまくって大金を貯め込んだ高級官OBが

消費で金を使いまくって経済がまわる

というメリットもあるのではないか。
高級官僚OB(特に外務省か)の夫人が毎月「壬生」へお金を落とすことによって、「壬生」は必要以上に無意味な高額な器や軸を購入出来ます。その購入元が大儲けすることにより

経済が発展する

可能性もあるわけです。
公務員の数を減らして歳出を抑えたとしても、その余剰人員が民間にまわって

供給過多で民間人の所得が激減する

可能性もあるわけです。
大きな政府、小さな政府、そしてミクロだ、マクロだと机上の計算屋は偉そうにご託を並べておりますが、

経済政策に正解があるなら、どの国も不況知らずで右肩上がり

となるはず。連鎖というか循環している経済に特効薬などありません。以前から友里は

なるようにしかならない

と言っております。ただ政治屋は何もしないわけにはいかないので、形だけ何かやっているだけ。
日本が破綻して生活水準が急落し発展途上国並みになったなら、人件費が無茶苦茶割安になり出生率もあがるはず。そうなれば

日本は世界の工場として他国から投資が入ってきてまた発展(相対的に)

する可能性もあるわけです。

無責任な高級官僚と無能な政治屋を全取っ替えできないなら、日本は一度ガラガラポン(革命でも)してやり直した方が良いのではないかと思ってしまいます。

 

 

 

 

「壬生」絡みで面白ネタを拾ってしまった!

昨日のブログで取り上げた

日本一の和食と井の中の蛙客(生徒)だけがいう「壬生」ネタ

がかなりウケたようで、友里ツイッター(https://twitter.com/TomosatoYuya)には異例の数のツイートをいただきました。
料理写真見ただけの判断でしょうが、ツイートされた方はじめいただいた感想すべてが「壬生料理」を否定的に感じたようで

3800円のなんちゃって会席だ(実際は2万5000円以上のはず)
吸い口や椀ツマがなくお椀の体をなしていない
月謝袋で集金とはカルト宗教みたい
掛け軸が趣味悪すぎ(店主と女将の自己満足)
禅問答を聞きながら料理を食べられるか

服部幸應さんと仲良い結城摂子女史も「壬生」を絶賛していたはずですが、彼ら彼女らの舌の味蕾細胞と見識眼はどんな構造になっているのでしょうか。

また300はいると言われる井の中の蛙、もとい、「壬生」の会員の方々。東京だけではなく関西在住の人からもボロクソに言われている自慢の「壬生」をそれでも

日本一の和食

と思い続けられるのか。女将から変な講話を聞くにしても

もっと安い授業料で遙かに美味しい京料理を食べた方がマシ

だと洗脳されていない一般客は考えるのですが、蛙の洗脳は永遠に解けないかもしれません。

さてそのいただいたツイートの中で、別の「壬生料理」を掲載しているサイトの紹介がありました。
ナニ気にクリックしてみたら、どこかで見たようなレイアウトにサイト名。思い出すのに時間はかからなかったのであります。

http://ameblo.jp/bishokudou/entry-10532611835.html

あれは友里征耶としてデビューして2年目の2004年の5月だったか。
当時は邱永漢さんのサイトのコラムを担当していたのですが、読者サービスとして2作目の拙著プレゼント(シェフ、板長を斬る Ⅱ)を募ったと思ってください。

200名以上の応募があり厳正な抽選(友里は関与していない)で10名の方に拙著が発送されました。
その数ヶ月後だったでしょうか、今でいうエゴサーチで憤慨するサイトを発見してしまったのであります。
それが上記URL、白木あきこ氏(応募名は五島明子さん)が主宰する

ほぼ日刊 追求!美食道

でありました。
どんな内容で友里が憤慨したかといいますと

「少し前に出版された「シェフ、板長を斬る悪口雑言集」
の第2巻目を、なんとわたしはこのサイトでの
著書プレゼントに応募して手に入れました(爆)
一巻目も読んでなかったし、
買う気はしないしでも見てみたいし・・・
というわけで。
そして当選し、サイン入り(大笑)のご本が
家におくられてきました
ざーっと読んで、すぐにこれは古本屋行きと決定。
だって、何も残らないし読んでて不愉快になるばかり
だったからです。」

上記の記述が載ったブログは既に削除されています。
まあ、タダでもらったものでも古本屋へ渡すのは個人の自由。どんな感想を持つのも自由でありますが、(爆)、(大笑)などを挿入してオチョクルのはやり過ぎではないか。

こちらから勝手に送りつけたわけではなく、自分の意思で応募して当選、送られてきた事がなぜ(爆)なのか。
またサイン入りは募集の時にしっかり明記していたのに(大笑)もおかしい。

と言いますのは応募のメールでは彼女、まったく違った内容を送ってきたからであります。
彼女は飲食などの業界でかなりメジャーになっており、二股問題で昨年注目された園山真希絵さんなど有名人との交際も声高に訴えている方。
サイトにはアフェリもかなり貼り付けてありますし、お取り寄せなどのページもあってかなりの商売上手。
ということで、彼女の性格を知ることは一般人にとって有益と考えまして、その応募時のメール内容を開示することにします。

いつもいろいろ考えさせられながら拝見しています。
わたしもグルメサイトを主宰し、レストランを愛するひとりですが、
あなたさまに同感の部分もあればそうでない部分もあります。
ただこれからも鋭い切り口には注目していきたいと思っています。
本をいただいたらインターネットをしない友人などにも教えてあげたいなと思っています。
よろしくお願いします。

舌の根も乾かぬうちに、(爆)や(大笑)を駆使してのオチョクリ文をみて、友里は彼女に突っ込みたくなったのであります。

裏表の差が激しい、性格の悪い女性

ただ当時の友里、日々の発信は邱永漢さんのコラムしかもっていなかったので(日刊ゲンダイには書けない内容)、本人にそのコラムで取り上げる旨をメールしたところ、想定外の反応があったのです。
もともとエキセントリックな性格だったのでしょうか、邱永漢事務所に連日抗議の電話。

素人(嘘つけ)を攻撃するのはおかしい

など、強硬&泣き落としの両面作戦が功を奏したのか、事務所からは

取り上げても良いが実名やURLは避けろ

との掲載条件を飲んでのコラムが以下の4本でありました。

http://tomosato.net/kako/cs442.html

http://tomosato.net/kako/cs443.html

http://tomosato.net/kako/cs444.html

http://tomosato.net/kako/cs445.html

皆様にはぜひ、上記4本のコラムに目を通していただきたいと思います。現在と違って9年前の友里は、

かなりまともな事を発信していた

ことがわかるからであります。
これを今読み返しまして、あらためて

初心忘れるべからず

今年からまた少し「生真面目さ」を出していこうと考えた次第であります。

 

 

この料理のどこが凄いのかまったく理解できない、壬生

昨晩から年末に撮りだめした録画を見始めております。
まずはアイアンシェフ大晦日特番を見ようと思ったのですが、とりあえず「24」の1話だけでもと見てしまったら止まらなくなりまして、睡魔で寝落ちるまで見続けてしまいました。
ある程度「24」の目安がついてから、アイアンシェフを見てみたいと思います。

読者の情報では、開始から2時間19分頃と2時間30分頃(いずれも黒木アイアンvs道場鉄人)に、

マッキー牧元の手元で台本の存在を確認出来る

とのこと。その辺りをメインに録画チェックしたいと思います。
と言うことで、本日は悠長にブログを書いている暇がないので、掲題のような衝撃的なタイトルで、文字数少なく簡潔に〆たいと思います。

いつ頃まででしたか、友里掲示板や友里ツイッター(https://twitter.com/TomosatoYuya)で銀座(正確にはプランタン裏の古びたビル内)の会員制和食屋を宗教信仰のごとく絶賛の書き込みする粘着アンチがいましたっけ。
今や時代遅れとなった奇想奇天烈創作料理の生みの親、エル・ブジのフェラン・アドリアとコラボ(服部幸應さんと親しい結城摂子女史が間に入ったとか)をしたことをウリにしている

壬生

であります。
友里も7~8年前に一回だけ潜り込んだ(欠員がでて誘って貰った)ことがあるのですが、当時は確か一律2万5000円のお支払い。4人単位でお酒はお銚子がわずか1本と(他に何もアルコールはない)、酒飲みの友里には苦しい食事タイムでありました。
今はもうちょっとお酒が飲めるようになったと漏れ聞いておりますが、客達が最後にお礼袋のようなものにお金をいれて置いていく様を見て、友里は宗教かお教室みたいに感じたのであります。

料理も食材の質含め何も傑出したものを感じなかったのですが、毎月通うという信者たち(1日に午前から3回転させていた)が皆大絶賛していた不気味な光景は

「神保町 傳」を絶賛する井の中の蛙客と同じ

であると言えるでしょう。
連れて行っていただいた人に率直な感想を聞かれたので

どこへ出しても恥ずかしくない過大評価の店(要約)

と正直に答えたため、以後は一切お声がかからなかったのであります。

まだ蛙たちは大海を見ていないのかと気になっていたところ、自分のことを「ひめ」と自称するブロガーが最近の料理写真を公開していたので、本日はここに取り上げてみたいと思います。
まずは12月の料理をご覧ください。

http://ameblo.jp/hime-ameblo/entry-11418046668.html

柚子の寿司とあるのは、俗に言う柚子釜の飯蒸しのことでしょうか。中身の写真がないのでよくわかりません。
この料理写真で一番の注目が「お造り」。なんと

ボタン海老1尾とわずか数片のヒラメ

のみ。旅館や観光客専門の和食店、海鮮系寿司屋ではない高額店でコースの華の1つであるお造りのメインが

ボタン海老

とは驚きました。客単価の安い日本料理屋ではないのですから。
また揚げ物も見た目が変。甘鯛と蓮とのことですが、衣を見る限り

与太呂(六本木)も真っ青になるド素人揚げ

にしか見えません。
和食コースのもう1つの華であるお椀も見た目が悪すぎ。
炊き合わせなど他のどの料理を見ても

まったく美味しそうに感じない料理

ばかりなのであります。
そこそこ経験されている外食好きの方ならおわかりになると思いますが、料理写真で美味しいかどうかは判断出来なくとも(見た目で誤魔化される可能性があるので)

料理写真で美味しくなさそうだということは直ぐわかる

のであります。
当時でも2万5000円(ほとんど酒類なし)でしたから、現在も同程度かそれ以上の支払い、もとい、授業料かお布施だと推測します。
しかしこのお任せコースの写真を見る限り

あまりに高すぎる

と考えるのは友里ではないでしょう。

本物のジュエリーとChristian Escribà の飴(何だかわからん)

が和食屋の装飾に必要なのかも疑問。
ここは和食に強い関西や京都在住の方たちに、「壬生」の料理写真をチェックいただいて感想をお聞きしたいものであります。

最後に。
友里は原則会員制の店は取り上げないのですが、この「壬生」はコミックはじめマスコミなどに露出しておりますので、敢えて取り上げた次第であります。