第442回 とあるサイトへ一言二言 1

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  • 2004年10月12日(火)
コラムの毎日更新は私には結構大変です。
テーマのネタさえ考えつけばあとは何とかなるのですが、
そのネタを探して私は時々ネットを検索しています。
先日たまたま
「友里征耶」で引っかかったグルメサイトを読みました。
辛口評価している立場上、
自分への厳しい批判にも慣れている私ですが、
ちょっとそれはないだろう、
そして私の主張の真意を読み込まずに批判されているな、
といった点を多く感じました。

本人は立派なグルメサイトを主宰し、
プロファイルを読むと食や美容関係を得意とする、
某業界紙の編集、執筆を手がけられている方。
つまりこの業界、すなわち出版・執筆業界に位置する
普通の素人ではない方とお見受けしました。
(コラム掲載をあらかじめご通知したので、
現在はすこしプロファイルを修正されています)
コラム上でも
「仕事で業界のトップと話すことが多くあります。
先日はこんな話を聞きました。」
と店側のコメントを書いていましたから、
普通の一般客の立場の方ではないようです。

ネットで色々ボロクソに言われているのは
私自身、歯に衣着せぬ文調で書きまくっていますから
さして気にはなりません。
しかし、そのコメントをみていささか憤慨、
サイトの主宰者で出版関係者、
取材などもされている方のようなので、
正面からディベートにのぞめるのではないか、
慢性的なネタ不足に悩む友里としては、
「しめた、これで何回分かのコラムを書ける」と喜んだ次第です。
私友里の文章力のなさの為か、
彼女だけではなく
私のコラムでの発言の趣旨をご理解いただいていない読者の方も
沢山いらっしゃるかもしれません。
彼女のサイトでの発言を検証、反論するという形ですが、
この機会に今一度
友里の主張をわかりやすく説明できると考えました。

このサイトでの、件の発言は9/10付けのものです。
現在主宰者の方には、
このコメントを削除しないようにお願いしております。

なんとこの方は、
今年5月の「拙著のプレゼント」の当選者なのですが、
かなり恣意的におちょくって書いていると感じました。
引用させていただくと

「少し前に出版された「シェフ、板長を斬る悪口雑言集」
の第2巻目を、なんとわたしはこのサイトでの
著書プレゼントに応募して手に入れました(爆)
一巻目も読んでなかったし、
買う気はしないしでも見てみたいし・・・
というわけで。
そして当選し、サイン入り(大笑)のご本が
家におくられてきました
ざーっと読んで、すぐにこれは古本屋行きと決定。
だって、何も残らないし読んでて不愉快になるばかり
だったからです。」

こちらから勝手に送りつけたわけではないのに、
自分の意思で応募して当選、送られてきた事がなぜ(爆)なのか、
また、サイン入りは募集のとき
明記していたのではないかと記憶しています。
それを(大笑)として公然とコメントするのは、いかがなものか。
ざーっと読んですぐ古本屋行きと決定したそうですが、
友里のコラムを読んでいたら
その論調から本の内容はある程度推定できるはずです。
彼女のサイトでも去年私の書いた
「有名シェフの高級外車云々」を引用して批判していますから、
初めて友里の意見や文章に触れたわけではありません。
かなり前の私のコラムも読んでいるということです。
つまり、友里が思うに古本屋行きを決めていながら応募し、
その際のコメントではその考えを微塵も示さず、
「よろしくお願いします」。

友里に迎合したコメントではなく
自分に正直に批判をしても当選の確率は変わらないはずですから、
潔さが感じられないですね。
自腹で購入して、憤慨して古本屋行きを決定し、
それを自分のサイトで公言しているならば
友里にも理解できるのですが・・・
(本題はこれからです)