富裕な年配客にだけおススメの高額洋食店、サロン・ド・グー

視聴率最悪でわずか半年で打ち切りとなったアイアンシェフの審議委員だけではなく、最近はお住まい拝見番組にまで露出しまくっている幻冬舎社長の見城徹氏。
出版社の編集者や経営者は表に出ず黒子に徹するものと思っていたのですが、生来の自己顕示欲を抑えきれないところは勤務していた角川書店譲りなのかもしれません。

しかし、自身の会社が出版する雑誌「ゲーテ」で己を「賢人」と称させて平気な神経。
幻冬舎にはヒラメ社員(上しか見ないゴマすり社員)しかいないと言ってしまえばそれまでですが、問題はその「ゲーテ」で小山薫堂さんや秋元康さんの2賢人と共にこの「サロン・ド・グー」を生涯レストランの1店として大推薦していることであります。

サロン ド グー

なぜ友里は問題にするのか。それはこのお店、

見城さん本人と家庭教師のトライの平田会長が関与しているから

これは業界一部で結構知られている事実であります。
自分が関与していると公表しての生涯レストランとしてのオススメなら未だ許せますが、そんなことは一言も書かないでの大推薦。
普通の感覚の編集者なら

これって社会常識として拙いんじゃないでしょうか

と上申すると思うのですが、幻冬舎のコンプライアンスはまったくの別もののようであります。

さてこの「ゲーテ3月号」を見て友里は2ヶ月でこのみっせを2回も訪問してしまいました。
それはなぜか。結論から先に言わせていただくと

塩使いが優しいので、フレンチに慣れていない年配客(男女問わず)にはオススメ

とダメ出しではなかったから。ただし客単価が軽く2万円を突破してしまいますので、富裕客限定という条件をつけなければなりません。

前身である六本木にあった「まっくろう」と同じく、フォークやナイフの他に箸まで用意されております。
秋元康さんなど賢人達の箸使いは怪しいのですが、この店は個室対応。隣客の声は聞こえますが、

箸使い下手などマナーの悪さを他の客に見られない

ので自称賢人や成金客も安心して入店できるのです。

さて肝心の料理へのコメント、スペースの関係で人気やウリの皿に限定します。
キャビアのジュレはキャビアの存在が心許ないけどクリーム強く本物のフレンチを知らない年寄りにはウケそう。

キャビアのジュレ

 

ウリのトリュフのタルトは当然ながらオイルの助けを借りている一品ですが、拘りを持たないフレンチ初心者には美味しく感じることでありましょう。

トリュフのタルト

 

カツカレーは辛さとスパイシーさで人気とのこと。最近スパイスに凝っている友里はこの辛さとスパイシーさはチリペッパーとカルダモンと分析しましたが、この飛び抜けたスパイス感がなぜ本物を知らない年配客にウケるのか不思議であります。

カツカレー

 

その他、ハンバーグ、オムライス、シャリアピンステーキなどの洋食群は、傑出さはないですが塩が強くなくいずれも老人には悪くはない料理。

ハンバーグ 温玉乗せ

オムライス

シャリアピンステーキ

 

小皿料理なので前菜4~5皿に、メインと〆のご飯ものをとると料理は1万円台後半。
ワインはブルゴーニュが高くて若い物ばかりですが、ボルドーは古めで値付けの良いものもありました。

客単価はワインを飲むと軽く3万円を超えますが、支払額を気にしない年配富裕層や経費持ちの接待にはある意味使い勝手が良い店であると友里は考えます。