バルを自称するにはあまりに高すぎる、ミヤカワ

オープン当初から人気を維持しているスペイン料理店。9年ぶりの再訪となった「バルレストランテ ミヤカワ」、食後感は「スパニッシュの割には高すぎる」と、以前の評価と変わりませんでした。

ドアを開けた瞬間、友里は腰を抜かしそうになったのです。目の前で出迎えてくれたマダム、何か荷物を抱えているなと思ったその腕の中、なんと赤ん坊ではありませんか。
うるさいBGMの中、赤ちゃんを抱えてコート預かりや会計業務をしていたのですからその驚きは半端ではありません。
東京ミッドタウンに出した支店も順調と聞いておりますから、夜に赤ちゃん抱えて店に出続ける必要があるのでしょうか。

まずは1000円前後のタパスからオーダー。スタッフから「タパスは2人前あるから2名なら3種とメインは魚か肉、それにパエジャで充分」と言われましたが、実際のタパスは思ったより量が少なく、我々は更に3皿追加したのであります。

イベリコベジョータ(3780円)はチョリソとロースハムもついた盛り合わせ。でも生ハムは美味しくなくその他も凡庸。
鰯の酢漬け(840円)も酢が強すぎて鰯の味を感じない。スペシャリテという縞鰺のプディング(1050円)、リエットみたにパンにつけて食べるのですが、マヨが効き過ぎではないか。

甘エビの土鍋焼き(1260円)はハズレがないガーリック味で悪くはなかった。トルティージャ(オムレツ840円)は造り置きの再加熱なのかヌルくてイマイチ。スペイン風サラダ(1470円)はガスパッチョ風味でなんとか許容範囲。そしてメインであります。

肉好きの友里ですが、今回はオススメの鱸の岩塩包み焼(2940円)をチョイス。3種のソース(トマト、パルメザンとバジル、ニンニクマヨネーズ)添えでしたが、魚自体は塩とレモン風味なだけで旨みなくイマイチ。
そして〆の牡蠣と葱、茸のパエジャ(3780円)は、牡蠣はたっぷりで高いけど悪くはなかった。

本場のバルと比べてタパスはじめ料理の値付けが高いのに大きな不満。今回は料理代だけで1万円代半ば、ワインも高く(1万円前後が主体)、支払いはなんと2名で4万円超えと、近辺の高額店(イタリアン)に匹敵する支払額に唖然。
グラスワイン(シェリー含む)も値付けが高いのは、ボトルワインを頼まない女性客が多いからでしょうか。これならバル白金や恵比寿バルへ行った方が遙かに満足する(支払いも安い)というものです。