世界一予約困難な店だけど・・・momofuku ko

momofuku ko 外観

?

最近これほどPC画面のクリックで興奮したことはありませんでした。下手な株取引で損切りする時ではなく、レストラン予約時のことであります。

宝くじに当たるより予約が難しいと言われるNYの2つ星店momofuku ko。店名の由来は、インスタントラーメンの父、安藤百福氏からとったとか。
昨年その存在を知ったのですが、僅か12のカウンター席をインターネットだけで2週間前から予約を受けつけるシステム。何回かトライして当然予約が入りませんでした。
今年もNY訪問時、ダメ元と滞在中(5日間)に予約の画面にログインしたら、なんと「Available」の日があるではないですか。キャンセルが瞬間的にでたようです。再度滞在中の日時であることを確認し、そのマークをクリックしたのは言うまでもありません。

次にとんだ画面には日時の再確認のほか、Accept(了承)かDecline(断る)の選択ボタンがあるのですが、60秒スタートでカウントダウンが始まってしまうではないですか。
予約済みのレストランをキャンセルするか焦って悩んだ末、こんなチャンスはもうないだろうとAcceptをクリック。
これで一安心かと思ったのですが、次にまた別の入力画面がでてきたのです。キャンセルポリシー(24Hr以内だと150ドル徴収)の了承の他、クレジットカードのデータ入力を求められ、またまた180秒からカウントダウンするんですね。
利用カードを財布から取り出し、残り時間を見ながらカードデータを入力したのですが、時間内に誤入力なく打ち込まなければとそれは緊張し、また興奮した240秒でありました。

運と時間との戦いで勝ち取った席でしたが、内外装は写真の通りプアの一言。そしてこの店の特徴は、ディナーよりランチの方が皿数多く値段が高い(175ドル)という点です。

ざっと20皿近いランチコースは、店名由来の通りラーメン風というか中華と和食の中間の位置づけ。勿論小ポーションの創作料理であります。
カンパチやワギューの刺身にはカンズリ、青唐辛子、コリアンダーなどが振り掛けられ、小玉葱のソテーにはオニオンパウダーになんと海苔味。玉子のスフレには鰹出汁で、デザートはこの店のスペシャリテ・フォアグラの冷凍粉末や白味噌アイスが登場します。
正に理解不可能な料理の連続で、お土産にはキムチお握りとホテルに帰ってからもサプライズがありました。

宝くじより当たらないという予約困難さがなければ、食事の4時間とお金が無駄になると考える人が大半ではないか。余程のもの好きの方以外はオススメできません。