昔と変わらぬ食後感に感激、エル・アミーゴ

今春出版予定の友里オススメ本で迷ったのが廉価で美味しい店の掲載です。
高額店に偏っては読者が限定され販売数が伸びない。CPの良い廉価な店はないかと悩んで思いついたのがこの長原にあるメキシコ風ステーキ店でありました。
今思えば天国だった友里第二の独身時代、近辺に住んでいたので結構頻繁に訪問していて15年ぶりの再訪は今年2月でありました。

リニューアルしたのか店内は明るく席間もちょっと余裕の配置。当時は女性主人と息子や娘の家族経営でしたが、バイト風スタッフはじめすべて若手に変わってしまった。
外まで行列の人気店でしたが、この日は満席(何回転も)ながら行列は発生していませんでした。でも昔の料理は健在。ハンバーグもありますが、メインはやっぱりステーキとし、ツマミからオーダーを開始したのです。

チョリソー(680円)は6本。わかりやすい味(旨味調味料)ですが、懐かしく美味しい。タコス(680円)は3枚でトマトも挟んでケチャップベースのソースをかけて食べると旨いのなんの。(マスヒロさん風)
エンチラ(680円)はトルティーヤのソース煮ですが、このソースが甘くてイマイチ。ただしタバスコやハラペーニョ(追加)を入れることによりそれなりに美味しく食べきる事が出来ました。

そしてステーキに突入です。リブロースと称するこのステーキ、220グラム1700円、300グラム2300円、450グラム2850円と、安い店だとわかっていても嬉しい値付けの安さ。脂分がほとんどないので多めのグラムでも充分食べきれることでしょう。この価格ですから、普段よりは強めの火入れ指定をオススメします。
友里が頼んだミディアムの300グラム、店推奨通りバターを鉄板と肉の間に入れ、醤油と擂りニンニクをかけて食べたら良き独身時代を思い出し思わず笑顔になってしまった。普段はアンガス牛が一番だ、神戸牛なんかダメだと注文つける友里ですが、産地不詳のこのステーキがホント美味しく感じたのです。

ワインも当時のまま。冷やたシグロ(2200円)やカベルネメドック(2800円)をがぶ飲みし、大変満足した時を過ごしたのであります。かなり食べ飲んでの支払いが一人7000円。
普通の大食い・酒飲みなら5000円前後で終わる街場の優良店であります。