観光地の飲食店のようにクオリティが低い、カステッロ

地元だけではなく、神奈川や東京からの客で盛況だと紹介され、山本益博氏も絶賛している佐倉のイタリアン「リストランテ カステッロ」。所要で近くへ行くことになり、当日何とかランチの2回転目の予約がとれました。家人とナビを頼りにたどり着いた先は、まったく想定外の佇まい。住宅街というより山地の高台にそのカステッロ(城)はありました。まずは、郊外ファミレスも真っ青な大駐車スペースに驚きです。しかも満車。第二駐車場を教えられ高台を降りて道向こうに作られたスペースに駐車し、トボトボとまた高台へ戻るのは辛かった。しかし、停めてある車のナンバーは、千葉、習志野が主体で東京や神奈川が見当たりません。そして店内へ入って再びビックリ。無茶苦茶大箱な店なんです。ホールも3つくらいに分かれていて、総席数は70を超えているのではないか。行く度に席が増えているといったネットのレビューもありました。先に入店した家人の座るテーブルを探し出すのが一苦労。そして客層も凄い。ベビーカーを席に横着けした乳児連れのママさんグループに、ジョギングの途中なのかジャージや短パン姿の夫婦。ドレスコードがありません。グループ客もやたらと多く、ほとんどが店前で記念写真を撮っていました。テーブルチェックができるのですが、大半の客が入り口のキャッシャーでチェックしていたのも印象的。テーブルには紙のクロスと紙ナプキン、とこのリストランテは、駐車場に観光バスはないですが、観光地の店と同じような雰囲気をかもし出しているのです。まったくリストランテの拘りを持たない店。スタッフは各人がオーダーした料理を覚えておらず、料理を運んで来る度に必ず誰が食べるか確認します。こんな大箱でサービスもお座なりな郊外ファミレスと間違う「自称リストランテ」の料理が絶賛に値するはずがありません。シェフお任せ(5800円)を食べましたが、自家菜園をウリにしている割に野菜は添え物を含めて無いに等しい。8皿と数は多いですが、どれも印象に残る食材、質、調理ではない創作イタリアンです。良く言っても万人にわかりやすい味。濱崎、ギオットーネのダウングレード版というところでしょうか。しかし、最寄り駅から徒歩20分はかかるこの立地は車なしでは訪問が難しい。よってワインなど酒類の販売に期待できず、粗利を確保するため大箱とクオリティ低下に奔っているのでしょう。ご近所ならいざ知らず、県外からわざわざ出かけていくのは、費用と時間の浪費であります。