ライザップの宣伝に感化されてダイエット(筋トレによる筋量アップも)を決意した友里。
半年ほどかかりましたが一念発起したおかげで10キロほどの減量を成し遂げました。(今のところリバウンドなし)
普段から滅多に口にしないラーメンどころか、天麩羅など揚げ物を封印し鮨屋訪問も激減。いや外食自体を半減させたのであります。
パンやご飯など炭水化物も極力摂取を控え、ひたすら野菜を中心にした料理を食べ続けていたのですが、久しぶりに炭水化物(パスタ)を取ってしまったのがこの「アンティカ オステリア トト」でありました。
地方にはまともなフレンチやイタリアンが皆無に近いと主張する友里がなぜ博多でイタリアンに行ったのかその理由は、味がわかっていないと思われる成金趣味でブランド好きな博多セレブ一家のブログ(リヴァロ家の食卓)で
九州一のイタリアン
と持ち上げられていたからであります。
素人相手とは言え、このような訳知り顔をして上から目線で店ヨイショを連発するセレブ食べ歩きブロガーに対して僻みからか大きな敵対心を抱く友里、出張の折りにダイエットを無視して突入を決断したのであります。
オステリアと言うだけあって内外装は非常にシンプル。コースもあるのですが、トラットリアのような大皿提供によるシェア式のアラカルトに我々3名はのぞみました。
まずは地ダコのサラダ(1380円)。シェア用の取り皿も冷やされていて地方にしては(失礼)気が利いています。サラダ自体は普通でしたが、博多という立地を考えるとマズマズのレベル。
博多和牛モモ肉のカルネサラダ(1890円)も、普通レベルでありましたが、この価格なら量もそこそこで文句は言えない。
この日はダイエット無視とはいえやはり摂取カロリーはなるべく抑えたい。
そこでシェアものは一口二口に抑えて、友里はメニューにないグリーンサラダ(これも普通味)を頼んでお腹を一杯にするよう試みたのです。
そしてパスタは鴨と栗のラグー、パッパルデッレ(1890円)。栗のおかげでやや甘過ぎが気になりましたが、博多の立地を考えるとこれまたオッケー。
そしてメインは熊本赤牛のグリル(30日間のドライエイジングで3850円)を頼みました。
すべての料理が同じような評価で申し訳ないのですが、これまた可もなく不可もなし。デザートも無難なティラミスを頼んで〆となったのであります。
ワインリストは5000円前後からありまして選びやすいのではないか。値付けも高くない。 最高値はテヌータ・トリノーロの3万1500円でありました。
3万円以上のワインを飲んで、ビールやグラスの白を飲んだのに3名での支払いが4万円台半ばと思ったよりかなりお安い支払いにもビックリ。
郷土色ある本ものイタリアンとはほど遠いものですが、大阪によくある自称イタリアンよりは食後感が良いのではないか。
東京でこの料理なら埋没するでしょうが博多なら十分許容範囲と判断し、機会がありましたら再訪してみたいと店を後にしたのであります。