何回もリピートしてしまった回転スシ、活

知人から「美味しい回転寿司を知らないか」と尋ねられて私は返答に困りました。今まで3店訪問したことがあるのですが、再訪したいと思う店には出会えなかった。アークヒルズ、六本木ヒルズの回転寿司ではタネ自体に疑問を持ち途中退散。似非グルメ放送作家が自慢していた銀座の店(とっくに閉店)でもひどい目に遭った友里は、グラフ社の編集担当を介して回転寿司の第一人者、柳生九兵衛氏に助けを求めたのです。そして柳生氏から「東京一うまい回転寿司」として教えられた店が、この「回し寿司 活 目黒店」(アトレ目黒2)であります。
早速下見として訪問。昼時を過ぎておりましたが店内は満席で数人の行列にビックリ。定番メニューは一皿(2ヶ)105円から525円まで。「お新香握り」から「本まぐろ大トロ」までその数100種はあるでしょうか。
その他に「本日のおすすめ品」がホワイトボードに書かれております。ツマミ類もそこそこあり、お酒を飲んでの支払いは4000千円前後でありました。高額鮨屋とは一線を画する「海鮮寿司屋」の範疇なれど、今まで行った回転寿司と違って、質はさておき違和感あるタネは見当たりません。昔訪問した親店である美登利(銀座店)よりうまいと感じたほどでありました。
その後恵比寿のミシュラン掲載蕎麦店の帰りに立ち寄り、満を持して家族と訪問したのは日曜の19時過ぎでありました。覚悟はしていましたがここまで混んでいていいのだろうか。店外に出来た長い行列に並ぶこと1時間でやっと店内の待ち椅子に座れ、そこから30分でようやくグループ用のテーブル席に座れたのでした。土日はカップルもいますがほとんどが家族連れ。回転している握りを避けるため紙によるオーダーを主体にしましたが、生牡蠣はじめツマミに握りにビールとお酒を飲んでの支払いがなんと1万数千円。(4人です)酢飯が甘酸っぱい、本山葵でない、などケチなことを考えなければ、この支払いなら充分満足する「寿司タイム」でありました。江戸前鮨とは違った食べ物と割り切り、一人(お父さん)が犠牲になって1時間早く並ぶ戦略が必要ですが、悪くはない回転寿司屋と考えます。その後も4回目の訪問をしていることを最後に付け加えさせていただきます。