酸っぱいもの好きは必食!長白小館(台湾) 

今週と来週の4回連続で、昨秋の台湾初訪問で行った店を取り上げます。
まずは初日の夜に訪問した人気の酸菜白肉火鍋専門店(酸っぱい白菜と豚肉の鍋)。台湾在住の知人のオススメで予約しての訪問でした。
19時に訪問したのですが店内は満席。客が帰るとすぐ席が埋まっておりましたからすごい回転率です。

着席するとすぐさまド~ンと白菜と豚が入った鍋が運ばれてきます。料理ははっきり言ってこれだけと言いますか、あとは豚、羊、牛の中から2種が選べるだけ。
価格は2人前880元、3~4人前1300元ですから一人当たり1200~1400円くらいでありましょうか。

大食いの友里達は韮菜盒子(ニラと卵のおやきのようなもの80元)などをツマミとして頼みましたが、普通の方はこの鍋だけで十分のはず。

煮たちを待つこと15分くらいだったか、店の人からオッケーが出てから食べ始めるのですが、その食べ方は色々な薬味やタレを混ぜたものに白菜や肉をつけるというもの。
テーブル上には、基本となる胡麻ペースト、豆腐乳、韮ペーストの3種が入った小鉢が用意されておりました。そして店奥にはより多くのタレや薬味が置いてあるコーナーがあります。各自が好きに色々なタレや薬味を入れることができるのです。

基本的な配合はあるようですがどうせ来たからには全部試したいと、山葵らしきもの、ニンニクなどのタレ、そして辣油、山椒油など調味料をすべてぶち込んでしまった。
イメージ的には小川町の「龍水楼」の子羊のしゃぶしゃぶのタレ造りと同じで全部ぶち込んだ方が美味しいと考えたのであります。その予想は当たったといいますか、ニンニクや胡麻、豆腐乳や調味料のすべてが関西人にはビックリの薄味でありまして、チマチマ入れたら刺激的な味わいにならなかった。

では肝心のお味はどうかといいますとシュークルートなど酸っぱい系がお好きな人は嵌まると思えるクセになるもの。結構イケてしまうのです。
そして4人で食べ続けておりましたら選んだ2種の肉(料理代に含入)の豚と羊の皿がやってきました。普通の胃袋なら十分の量。でもこれらの肉を入れたら肝心の白菜が足りなくなったので慌てて追加したのです。

ビールや紹興酒、そしてツマミ(韮菜盒子など)を頼んでの一人当たりの支払いは2千数百円と驚異のお安さ。海外では星付きレストランばかりではなく、このようなディープな料理も楽しいのではないでしょうか。

最後に老酒について。
台湾では普通に老酒を頼んだら加熱して持ってくるのが基本だそうです。この「長白小館」でも手に持てないほど熱々の瓶が来まして、そのルールを知らない友里は文句を言ってしまった。
冷えたものに交換しろといったのですが意味が通じず、店の人が持ってきたのはなんと水で濡らした布巾。女性スタッフは熱くて持てないというクレームだと受け取ったのでした。
この店、日本語どころか英語もほとんど通じないところが難点であります。
連れの一人が必死に「ルーム テンペラチャー」と言ってやっと常温の老酒に交換することが出来ました。