ニューオータニのイタリア3つ星フェア、アル・ソリーゾ

ここ数年1月と2月に友里が訪問するホテル ニューオータニ内のイタリアン「ベルビュー」。イタリアの星付き店のシェフを呼んで5日間限定で開催されるフェア訪問が目的です。本日は南イタリアの2つ星「ドン・アルフォンソ」の初日のはずです。この店、昨年のフェアへ行って期待したものを感じなかったので今年は行きませんが、ご興味のある方は問い合わせしてみてください。ミシュランガイドはフランス版以外信用できないと言った意見を聞きますが、この「ベルビュー」、初めて3つ星をとった「マルケージ」も招聘するなど力を入れているので、ミシュラン星付き店がどんなものなのか、話のタネの訪問はいいかもしれません。
さて1月に来日したのが3つ星女性シェフの「アル・ソリーゾ」です。このフェアへ毎回通っていながら一回もコラムに取り上げなかったのに、なぜ今回友里は取り上げたのか。それは初めてまずまず満足した料理と感じたからであります。
このフェアは必ず「アデッソ」と「クラシコ」の2コースを昼夜用意してきます。シェフの料理スタイルはアデッソかクラシコのどちらかであるはずで、無理して2コース用意させるのは無意味と思うのですが、今回はスペシャリテがある「クラシコ」を注文しました。
「ルイザの想い」というスペシャリテ、温玉の周りにジャガイモを配し、白トリュフをかけた一品。気が抜けているのか香りは弱かったですがまずまず。詰め物パスタの自家製カペラッチ(ラビオリみたい)の洋ナシの赤ワイン煮、仔羊の香草ソテーと2万7000円コースとしてはCP悪過ぎでしたが、今までのフェアと比べると美味しかった。はっきり言えば、他のフェアの店が良くなかったということです。
最後に一言。このフェアへ参加する際は、ワインの値付けの高さに注意が必要です。ノンヴィンのスプマンテ、フェラーリが1万500円。ネットでは3000円前後の代物です。有名造り手の赤ワインと言っても7000円チョイのバルベラが19800円、バローロに至っては3万円以上しかないなど、この店では金持ち以外はワインを頼むなといった超強気の営業。ワインの市場価格を気にしない方、もしくは経費族しかこの店ではワインを頼む気にならないでしょう。