鮨三谷、新ばし 星野、くろぎ、かわむら・・・
以上は、東京で数ヶ月から1年先まで予約が入らないと言われている予約困難店であります。
でも、まともな料理を出す店で予約が取りにくい店なんて数えるほどしかないんですね。
ところが関西には、こんな店でも予約が出来ないのかと驚くほど、予約困難店が多いんです。
しかもまともな料理を出していない店でもよく見られる傾向ですから驚きです。
これらの店は比較的キャパが小さい店なのですが、予約困難はそれだけが主原因ではありません。東京にも小キャパな店は結構ありますので。
では何の理由で関西は予約困難店が発生してしまうのか。その理由は関西人の習性に起因していると友里は考えるのであります。
その習性とは
関西人は徒党を組みたがる
予約困難店を覗いてみてください。かなりの確率で
借り切り
が入っているはず。
もしくは、10人近い団体予約を取っているはず。
東京でも5人以上での店訪問はあると思いますが、ぜいぜい接待利用ではないか。
今はブームが終わっているワイン会と称する食事会もそう見当たるものではありません。
でも関西の徒党は、接待でもなく、セミプロが主宰するワイン会でもない。(ゼロではないですが)なんと
単なる食べ仲間の徒党
なんですね。
個人の集まりだけで簡単に10名前後が集まってしまうから、関西は驚きです。
しかも肝心の料理に重きを置かず、店対応(得意客然と振る舞える雰囲気)を重要視しますから
毎月同じ店を訪問する
ことも珍しくない。
かくして、さほど美味しくない(まともではない)自称和食や韓国料理の予約困難店が出来上がってしまうのであります。
そういえば東京での帰り際予約による予約困難店の先駆者的な位置付けの「かわむら」。出身は関西系の店でありますか。
大勢での訪問だと、アラカルトをやっている店でも「お任せ」しか対応してくれなくなります。
何が悲しくて
自らお任せ限定
にしているのか。
大阪のDNAを受け継ぐ友里でありますが、関西人のこの手の嗜好が理解できないのであります。