メキシコでの死者が100人を超したようです。WHOも警戒水準をフェーズ4に引き上げました。この不景気の中でGW直前とタイミング的にも最悪、旅行業界は大きな打撃をうけるのではないでしょうか。
食品業界、飲食業界も影響があるのではないか。政府は盛んに「豚肉は安全」とPRしていますが、この時期敢えて豚肉を食べなくてもといった考えが出てくるのは仕方がない。
「出荷前に滅菌処理している」、「充分に加熱すればウイルスは死滅する」とのことですから、私はこれからも好きな豚肉を食べ続けますが、そのなかでちょっと疑問の調理法があるのに気付きました。
以前から私が「食材の質がわかりにくくなる」と主張している現在大流行の「低温ロースト」であります。
何度に設定しているか開示しないシェフもいるようですが、ネットで検索すると「100℃設定」が多いようです。しかし調理に素人の友里はここからが疑問。この「100℃」はオーブンなど加熱器の設定温度なのか、食材の芯温設定値なのか。
多分オーブンの設定温度だと思うのですが、そうなると大きな塊で表面だけ焼き目を入れて中は生に見える低温ローストの芯は何度くらいに加熱されているのか。スチコンでは正確な芯温設定が出来るそうですが、オーブン調理などではどのようにコントロールしているのかわかりません。シェフ(焼き手)の経験だけなのかも。
出荷前に完全滅菌しているなら気にしなくてもいいのですが、そうなると加熱しないで完全滅菌する方法は何なのか。この辺りもはっきり開示してもらいたいと考えます。
猫も杓子も低温ローストでありますが、豚インフルエンザに関係なく本当に素晴らしい調理法なのか、万能な調理法なのか、私の疑問は消えません。
友里掲示板
http://tomosato.net/bbs/
豚インフルエンザ
レトルトではなく「フレーク」だった来栖けい氏絶賛のハヤシライス
経験不足なだけではなく、甘めや大味な料理が大好きとその舌自体に疑問の過食のオコチャマ・来栖けい氏がまたやらかしてくれました。まずは彼のブログをご覧ください。
http://s02.megalodon.jp/2009-0427-0629-28/www.kurusukei.com/2008/07/post-91ba.html
「ちょっとあり得ないくらいおいしいじゃないですかぁぁぁ」、「間違いなくボクが過去に食べたハヤシライスの中では一番うまいっ!」と絶賛したので、それに釣られて食べに行った人がかなりいらっしゃるようです。ところが「期待はずれ」といった感想が多いんですね。来栖氏の資質をご存じなら当たり前のことなのですけど。
http://ameblo.jp/roba-to/entry-10168135646.html
http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13022392/dtlrvwlst/849531/
友里掲示板への「実はレトルトカレーなのを知らずに来栖氏が絶賛してしまった」という書き込みを知って、友里は先週この「カフェ オハナ」へ行ってきました。わかりにくいビル入り口をやっと見つけたら「本日は貸し切りで16時よりオープン」に唖然。仕方なく翌日再チャレンジしたのです。
レトルトだと聞いていたのに出てくるのに時間がかかったこの「ハヤシライス」、予想通り、期待通り、たいしたハヤシではありませんでした。
ワンプレートに葉物と共に乗せられたハヤシライス、ご飯には青海苔が、ハヤシには生クリームが格子状にかけられています。まともなデミグラス主体のハヤシを知っている人なら、普通この段階でダメ出しの見た目の悪さであります。
味ですが、「甘めでまったくコクというか深みなし」の薄っぺら煮込み。しかも不自然に「トマト味」が強いんです。ブラインドで食べたら「ファミレスのハヤシ」と間違えそうです。
どこが「あり得ないくらいおいしい」のか。「今までに食べた中で一番」との発言は、1万軒も訪問して「まともなデミグラスを食したことがなかった」、と自白したのと同じであります。
その後スタッフにこのハヤシについて電話で確認しました。スタッフは最初「責任者がいない」と回答を渋っていましたが、「責任者がいなくても造っているのは貴方たちだから、本当のことは答えられるでしょ」と粘ったところ、
フレークハヤシにワインを足して具を入れて煮込んでいる
と正直に回答してきたのです。
掲示板で現役シェフが「レトルトパックは高いから、カフェなら多分フレークのはず」という予想は見事に当たっておりました。
トマト味が強かったのであくまで友里の推測ですが
http://shop.gnavi.co.jp/Mall2/1090/166090.html
このタイプに近いのではないかと思っております。
レトルトではないと言っても、レストランの賄い料理で良く使われているという「フレーク」のハヤシライスを「日本一」のごとく絶賛されてしまった「カフェ オハナ」。
バツが悪かったのでしょうか、その後のマスコミからの「ハヤシの取材」をオーナーは断っていると漏れ聞きました。
経験不足でオコチャマ舌な人が、どう料理を判断してもそれは個人の自由です。しかし、そんな舌の持ち主を、いかにも「味のわかるグルメ」、「美食家」として持ち上げてしまった出版社とTV局の罪は大変重いのではないか。
一般読者や視聴者の為にならないと言うより、「豚も煽てりゃ木に登る」的に自分は味のわかる「セレブなグルメ」と勘違いしてしまった井の中の蛙、来栖けい氏が一番の被害者であると私は考えます。
味のわからない文化人や業界人は別にして、食通や外食好きな人の間では、全国区的に来栖けい氏はもはや「ピエロ状態」になっているようですが、それをまったく自覚していないところがオコチャマの悲劇というか喜劇であると言えるでしょう。
友里掲示板
http://tomosato.net/bbs/
最近訪問した店 短評編 16
先日「カフェ オハナ」へ行ってきました。こんな美味しいハヤシライスは食べたことがなかったと来栖けい氏は絶賛していましたが、正に「井の中の蛙」状態か。このパターンは、都心の有名・高額鮨店を訪問することなく奥沢の「入船」に日本一の称号を与えてしまった暴挙と同じ構図であります。
近々にこの絶賛された「ハヤシライス」に関してブログで取り上げてみたいと思います。
話は変わりますが、フジテレビを見ていたのですが、世襲制限に反対な「後藤田正純」、態度含めて傲岸不遜な人間ですね。横柄なしゃべり方も問題です。
海外では世襲が制限されていると言われると「ザブプライム問題を見ろ。海外の真似をするのが良いわけではない」と問題をすり替えておりました。
「政治家は何をしてきたか、何をしようとしているかを国民は見るべきだ」とも上から目線で宣っておりましたが、自己利益と売名だけに明け暮れる政治家の多さに目をつぶるのもいかがなものか。
あんたはアメリカに追従した小泉・竹中路線を真っ向から否定しているのか。アメリカから要求された郵政民営化に反対したのか。
党に反発するパフォーマンスをしても、幹部から怒られるといつもトーンダウンする人間が良く言うものだと呆れます。
「仕事をしていない人がこんなつまらないこと(世襲制限)を問題にしている」と言ってはばからない傲慢な政治屋、次回の選挙区民の判断(民度)が問われるのではないでしょうか。
さて3店です。
あじ花
10ヶ月ぶりの訪問です。2番手が交替していました。
客層は地元の方が多いらしく、この日も飲食業界の有名店の主人が何人か食べていらっしゃいました。タバコ吸いながらでしたけど。
それほど高級な食材は出ませんが、旬のタケノコを含めて量も充分でお酒を入れて1万3000円前後。
CPは悪くないと思います。小さい店ですから、「禁煙」にすべきでしょう。
チャムナム家
新大久保のディープな場所にある韓国家庭料理店です。詳しい方に最も本場に近い味と聞きました。カムジャタンはじめ色々食べましたが、数少ない経験ではありますが赤坂の「古家庵」とは違ったマイルドな味付けでありました。
無茶苦茶飲んで食べて支払いは6000円弱。安かった。
また行ってみたいです。
福躍 南青山店
「俺のおでん」との目立つ看板につい引っかかってしまいました。
単なる「ダイニング」がオデンを扱っているだけの店。
カツオが強過ぎるバランス悪い出汁に加えて、すべてのオデンに「削り節」をかけるのは鈍感な舌でなければ耐えられないでしょう。
高いコース(6000円弱)で料理を追加してビールに日本酒飲んでの支払いが1万3000円前後。
高かった。これならワイン飲み放題でも7000円くらいで終わる「ダルマット」へ行っておけば良かったと後悔した次第です。