レトルトではなく「フレーク」だった来栖けい氏絶賛のハヤシライス

経験不足なだけではなく、甘めや大味な料理が大好きとその舌自体に疑問の過食のオコチャマ・来栖けい氏がまたやらかしてくれました。まずは彼のブログをご覧ください。
http://s02.megalodon.jp/2009-0427-0629-28/www.kurusukei.com/2008/07/post-91ba.html
「ちょっとあり得ないくらいおいしいじゃないですかぁぁぁ」、「間違いなくボクが過去に食べたハヤシライスの中では一番うまいっ!」と絶賛したので、それに釣られて食べに行った人がかなりいらっしゃるようです。ところが「期待はずれ」といった感想が多いんですね。来栖氏の資質をご存じなら当たり前のことなのですけど。
http://ameblo.jp/roba-to/entry-10168135646.html
http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13022392/dtlrvwlst/849531/
友里掲示板への「実はレトルトカレーなのを知らずに来栖氏が絶賛してしまった」という書き込みを知って、友里は先週この「カフェ オハナ」へ行ってきました。わかりにくいビル入り口をやっと見つけたら「本日は貸し切りで16時よりオープン」に唖然。仕方なく翌日再チャレンジしたのです。
レトルトだと聞いていたのに出てくるのに時間がかかったこの「ハヤシライス」、予想通り、期待通り、たいしたハヤシではありませんでした。
ワンプレートに葉物と共に乗せられたハヤシライス、ご飯には青海苔が、ハヤシには生クリームが格子状にかけられています。まともなデミグラス主体のハヤシを知っている人なら、普通この段階でダメ出しの見た目の悪さであります。
味ですが、「甘めでまったくコクというか深みなし」の薄っぺら煮込み。しかも不自然に「トマト味」が強いんです。ブラインドで食べたら「ファミレスのハヤシ」と間違えそうです。
どこが「あり得ないくらいおいしい」のか。「今までに食べた中で一番」との発言は、1万軒も訪問して「まともなデミグラスを食したことがなかった」、と自白したのと同じであります。
その後スタッフにこのハヤシについて電話で確認しました。スタッフは最初「責任者がいない」と回答を渋っていましたが、「責任者がいなくても造っているのは貴方たちだから、本当のことは答えられるでしょ」と粘ったところ、

フレークハヤシにワインを足して具を入れて煮込んでいる

と正直に回答してきたのです。
掲示板で現役シェフが「レトルトパックは高いから、カフェなら多分フレークのはず」という予想は見事に当たっておりました。
トマト味が強かったのであくまで友里の推測ですが
http://shop.gnavi.co.jp/Mall2/1090/166090.html
このタイプに近いのではないかと思っております。
レトルトではないと言っても、レストランの賄い料理で良く使われているという「フレーク」のハヤシライスを「日本一」のごとく絶賛されてしまった「カフェ オハナ」。
バツが悪かったのでしょうか、その後のマスコミからの「ハヤシの取材」をオーナーは断っていると漏れ聞きました。
経験不足でオコチャマ舌な人が、どう料理を判断してもそれは個人の自由です。しかし、そんな舌の持ち主を、いかにも「味のわかるグルメ」、「美食家」として持ち上げてしまった出版社とTV局の罪は大変重いのではないか。
一般読者や視聴者の為にならないと言うより、「豚も煽てりゃ木に登る」的に自分は味のわかる「セレブなグルメ」と勘違いしてしまった井の中の蛙、来栖けい氏が一番の被害者であると私は考えます。
味のわからない文化人や業界人は別にして、食通や外食好きな人の間では、全国区的に来栖けい氏はもはや「ピエロ状態」になっているようですが、それをまったく自覚していないところがオコチャマの悲劇というか喜劇であると言えるでしょう。
友里掲示板
http://tomosato.net/bbs/