友里掲示板、スレタイとは関係ない話で盛り上がっているようです。レストランや料理と「小悪魔的な女性」や「腹筋マシーン」がどう関係あるかわかりませんが、色々な意見交換ができる場を提供することが目的だったので、1年経っていませんがまずは良い方向で進んでいると思います。
場を読まずシッタカ発言を繰り返し一人浮いている「朝倉キョウスケ」さん。得意のミシュラン裏情報などをアップすれば、他の人との会話も出来るようになると思うのですが、私にはなぜあれだけ蛇蝎のごとく嫌われる発言(友里掲示板での話です)を繰り返して孤立を好むのか、理解できません。そのモチベーションは「友里憎し」だけでは続けられないと思うのですが、他に何かあるのか。サシで会えば結構良い人だったりする可能性があり、非常に残念です。
さて「店評価ブログ」に野菜だけがウリの創作和食「八菜懐石 長峰」と「タテル・ヨシノ 銀座」をアップしています。
翻訳家だからといって欧州の高額レストランの予約システムに詳しいとは限らないのですが、古河さんが絶賛していた「長峰」、完璧な期待はずれ店でありました。
「タテル・ヨシノ 銀座」、東京の中心地に3店はあまりにやり過ぎ。良い料理を提供できるポテンシャルがあるのですから、「リストラ」して身軽になって頑張ってもらいたいと思います。
「店評価ブログ」
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この店も「オーナーシェフ」の店ではなかった!
知人から新店オープンの情報を貰いました。場所は南青山、店名は「リストランテ デリツィア」と言います。
この店名でピンと来た方も多いのではないでしょうか。五反田の「イル クワードロ」、西麻布の「クローチェ・エ・デリツィア」をやっていた斉藤シェフの店であります。
しかしその場所を知ってビックリ。「トキオネーゼ・コジマ」のところなんです。調べてみると、「コジマ」は千葉へ移転するようです。
http://www.tokionese.com/index.html
なぜ移転する店とこれからオープンする店が、同じサイトで宣伝されているのか。色々調べてその内情がわかりました。
「コジマ」、てっきりオーナーシェフの店だと思っていたのですが、ある病院経営者がオーナーでありました。おそらく斉藤シェフも今回は雇われの立場での再開であると推測します。
そこで色々と検索してより意外なことを知ってしまったのです。
一世を風靡した「アクアパッツァ」、この日高シェフも実はオーナーではなくこの病院理事長の雇われだったのです。
この理事長は、本も出しているほどの公人でしたので、アマゾンに紹介されているプロファイルを下記に引用します。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高柳 道治
1946年、東京に生まれる。高柳耳鼻咽喉科理事長、日本橋医師会理事。1972年、東京慈恵会医科大学卒業。聖母病院耳鼻科医長などを経て、1977年に高柳耳鼻咽喉科を開業。医業のかたわら、1990年に有限会社ナッソウブリーズを設立し、イタリアンレストラン「アクアパッツァ」開店、1995年に「青山アクアパッツァ(現クッチーナトキオネーゼコジマ)」開店、1996年に有限会社エムワイを設立し、トラットリア「マンジャペッシェ」開店、2006年にピッツェリア「ピッツァ・ダ・バッボ」開店(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
本当の意味での「オーナーシェフ」の店は、ほとんど日本に存在しないのかもしれません。
友里掲示板
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レストランのリコンファームについて
昨晩の会食で、レストランのリコンファームについて間違った認識を示す週刊誌記事が話題にのぼりました。
昨日発売の「週刊文春」の「斬り捨て御免!食味探検隊」での古河喜八郎氏の発言です。
「カンテサンス」のスーシェフが独立して南青山にオープンした「フロリレージュ」の予約確認に関してであります。
客のほうからリコンファームしなくてはならないのだとか。なんで客側から?
このシェフの勤務元だった「カンテサンス」もリコンファームを要求しますが、この「客側からのリコンファーム」は欧州のレストランでは当たり前のことではないでしょうか。
最近はドタキャンを嫌ってか、客の連絡先をあらかじめ聞いておいて予約日の数日前に店側から電話で確認する方式をとる店が増えてきました。「ロオジエ」や「ベージュ」など高額グランメゾンもやっています。
しかし、本来は客側が数日前に直接店へ連絡して、はじめて「予約成立」になるはずです。
最近は便利になりまして、カード会社経由で海外レストランの予約をすると、カード会社が自動的にこのリコンファームをしてくれますので私はしなくなりましたが、若い頃は自分でやっておりました。
フランスの田舎の星付き店では私の拙い英語が全く通じず、このリコンファームに大変苦労したこともありました。
そう言えば、航空券も昔は一々航空会社へ数日前にリコンファームしていましたっけ。若い頃、パリでやはり通じず大変だったことも思い出しました。
古河喜八郎さん、58歳と私よりお歳の方ですのでこの航空券のリコンファームもご存じのはずですが、件の発言の主旨はどこにあるのでしょうか。
欧米と違って日本では客にリコンファームさせるシステムは馴染まないと批判しているのか、本来の欧米での「客側からのリコンファーム」というシステムを知らずに批判されているだけなのか。
私は文脈から後者ではないかと推測しますが、この辺はきっちり編集サイドでチェックして掲載しないと、読者は間違った知識を植え込まされることになります。
「文藝春秋」はじめ「週刊文春」でもお世話になった文藝春秋社でありますが、読んで勘違いした人もいるようで敢えて本日取り上げさせていただきました。
期せずしてといいますか、昨日発売の日刊ゲンダイのコラムでは、古河喜八郎氏が高評価していた「八菜懐石 長峰」を友里がブッタ斬っておりました。
古河さん(「かわ」の字が違いますからお間違えのないように)、動機は読者を考えた純粋な指摘でありますので、ご勘弁を。
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