「月刊めしとも 9月号」の新連載「真・江戸前鮨入門」の「あら輝」の文中で、ちょっと取り上げたJ.C.オカザワ。
売名のお手伝いをしてあげたのに、何が気に入らなかったのか8/16付コラムで友里に噛みついてきました。推測するに、彼と同い歳の取り巻きたち(サテライツ)への手前、反論せざるを得なくなったのでしょうか。オカザワはこのサテライツを色々と便利に使っているだけに、信奉心を保つのに躍起と考えます。
毛蟹を陳列するような海鮮系の寿司屋がお好み(鮨よしだetc)
時期的に鮑があるはずがないのに「鮑か」と勘違い
鮨屋で焼酎をあおるのは無粋
と当然のことを書いただけなのですが、「哀れなり!」とか勝手に勝利宣言含めての罵詈雑言。
真実は両者を知る人、両ブログを読む読者(オカザワのコラムを読む人がそれほどいるのか疑問)に判断を委ねることにします。
しかし天下の邱永漢さん。連載1000を超えても未だオカザワを使っているのには驚きました。もっとマシなライターが沢山いると思うのですが、オカザワを哀れと思って任せ続けているのか、それとも彼を上回る実力ライター(沢山いると思いますけど)の手配が出来ないのか。
さて、「月刊めしとも」の創刊一周年記念プレゼントとして募集させていただいた「友里征耶とのディナー権」、詳細はまったく知らされていないのですが、今月中には当選者や次点者へ連絡が入るのではないでしょうか。
おかげさまで沢山の方々から応募をいただいたと聞きましたが、それでも私が想定した桁とはかなりの差があるようです。拙HPへのアクセス数と比較したら、かなりの桁が違っているようです。
「J.C.オカザワとのディナー権」もそろそろ集計が出ていると思いますので、応募された方(いるのかな?)はお声がかかるのを楽しみにお待ち下さい。
本日のネタはその「せんべろ」(千円でべろべろに酔える)専門ライターであるオカザワの得意とする分野の1つ、大阪の「串かつ」であります。
以前友里掲示板で、「串かつ」と「串揚げ」の違い(設定価格が違うだけらしい)が取りざたされて以来、紹介された「ソース二度付け禁止」の串かつ屋へ行ってみたい気持ちが高まっていたのです。
先週末、所用で大阪へいった際、難波は法善寺近くの「だるま 難波本店」へ思い切って飛び込みました。
16時頃だというのに店内は5割ほど客が入っております。17時以降は混み合うそうで、1時間限定となる繁盛店であります。
カウンターに座ってまず驚いたのが、目の前に油の鍋がない。つまり奥で何本もまとめて揚げてくるシステムでありました。
鱧(240円)など特別な食材を除いて串1本の価格は120円均一。単品オーダーよりお得なコースも1200円から4種ほど用意されておりました。
私は一番安い道頓堀コース(1200円)に単品を追加。旬の食材という鱧は「これが鱧か」と疑問の味わいでしたが、チョリソー、ニンニクなどディープなB級を楽しませていただきました。
驚いたのはコースについていた枝豆の量。詳しくありませんがそこらの下手な居酒屋では、それだけでワンコインくらい取られるのではないか。
楽しみだった二度付け禁止のソースですが、結構薄い普通のソースなんですね。「串の坊」のそれとは濃度がかなり違っておりました。
お会計の時、レジに飾ってあるストラップが目に付きました。髭を生やしたオヤジの人形が付いているものなのですが、面白そうなので3つ購入したところ、入り口付近にいた見知らぬ人から
有り難うございます
と声を掛けられてしまった。どこかで見たことがある人だと思って、そっと店員に聞いたところ
うちのオーナーです
にビックリ。ストラップのモデルのオヤジさんだったのです。
道頓堀コースに追加が鱧を入れて10本。生ビール(これが530円と串かつに比べて高い)を2杯、冷やした赤ワイン(このレベルで500円も高い)を2杯、ストラップ(500円)3ヶを入れての支払いが6,160円。
いつものことながら、客単価増大に貢献してしまった友里でありました。