「めしとも 9月号」発売中

今週は暑さがぶり返すそうです。台風が過ぎ去って夏も終わったかと思ったのですが甘かったです。
お盆休みの関係で12日に発売された「月刊めしとも 9月号」、本日のブログはその宣伝です。メインの特集は

500円で食べる、呑む!

ワンコインでいけるビジネス街のランチ、角打ち(酒屋で飲むこと?)、チェーン店などの紹介特集であります。
定職が無くなり取材費が枯渇したのでしょうか、今や「せんべろ」(千円でべろべろになれる店)など居酒屋専門のライターになったJ.C.オカザワが水を得た魚のように八面六臂の活躍をしております。

まずは31ページから9ページにわたる大特集「角打ち 20軒呑みある記」。31ページの一面写真、左側手前でセンスの悪い開襟シャツを着てビールを飲んでいるオッサン(後ろ向き)がそのオカザワであります。
レギュラーである74ページの新連載「B級グルメ 男の作法」(1ページ)の原稿料だけではなく、この9ページの原稿料が来月20日前後には彼の口座へ振り込まれるでしょうから、9月下旬は居酒屋以外の店へ久しぶりに訪問できるのではないでしょうか。

出版する本がすべて初版止まりだったためか、ここ2年出版の機会がないオカザワ。イタリアンのプリンチペと自称する素人レベルのイタリアンシェフ、タツヤ・カワゴエとマイナーな番組のTV出演をしているそうですが、収入の大半は「めしとも」だけか。彼はあまり自腹で取材しないと聞きますから、角川マーケティングへは足を向けて寝られない立場であると思います。

さて友里の担当は93ページの「男と女の新レストラン調査」と97ページの新連載「真・江戸前鮨入門」であります。
「男と女の・・・」で突入したのは六本木の「ヴァニティ・ラウンジ」。ロアビルの最上階ワンフロアを使った大箱ダイニング?でありますが、これがまったく使えないんですね。
鮨連載は銀座へ移転した「あら輝」でありますので、ぜひ「めしとも 9月号」をお買い上げの上、お読みいただければ幸いです。

この号から「めしとも」は大きなリニューアルをしておりまして、連載ものが一新しております。
「煮込み」コーナーしか持っていなかったオカザワが前述の「B級グルメ 男の作法」を新たに担当。初回(ビールの飲み方)を見る限り、早晩ネタ切れは間違いない連載でありますので打ちきりは必須。ここ数ヶ月の命ですから必読です。

世界の田崎真也氏は「東京せんべろ行脚」。居酒屋でワインを合わせる前企画に無理があったのか、このシリーズはワインに関係ない居酒屋紹介であります。
しかしワインを切り離してしまって、元世界一ソムリエがその存在感を示すことが出来るのか、ちょっと疑問であります。

過食のオコチャマ・来栖けい氏は1ページに縮小された「くるす流おめがねレシピ」を担当しております。
彼のおめがねにかなった食材を使ったレシピを紹介する企画のようです。初回はなんとあのバカ高い「グラン クリュ カフェ」。レシピというか、コーヒーの入れ方を紹介しています。
シャンパンボトル代に8000円を支払ってまで「グラン クリュ カフェ」を購入したいと思っている方には必読と考えます。

出版界だけではない不況のおかげで書籍、特に雑誌の売れ行きが厳しいようです。皆様にはぜひ、「おとなの週末」を買う前に「月刊めしとも」をご購入いただきたく、お願い申し上げます。
この「めしとも」で食事代を捻出しているオカザワも切に望んでいると考えます。