最近訪問した店 短評編 33

台風が過ぎ去って夏もそろそろ終わりかけているのでしょうか。暑いとはいえ前半のような酷暑とは違ってきたように感じます。
秋と言えばミシュラン。そろそろ出版準備に入いる頃でしょうが、「東京最高のレストラン」と同じく、毎年ほとんど中身の文章を変えていませんから、書き手にとっては楽な仕事だと思います。
閉店が決まった「ロオジエ」、今月で閉店の「古拙」など慌てて削除するのでしょうが、数合わせで替わりの店を星付きに昇格させて、内容はますます薄くなると考えます。

さて3店です。

材木町 奈可久
六本木の「奈可久」から最近独立した店。テレ朝通りを歩いていて偶然発見しました。
オープンしたばかりのはずですが、店内は常連らしき客が数組。同じ西麻布3丁目でも、1階、地下と同じ建屋にある鮨屋より盛況でありました。ツマミと握りで2万円前後。握りながらポロポロと酢飯がこぼれ落ちるのが気になってしまいました。

ルカンケ
2家族での訪問。シュークルートはありませんでしたが、テットド コション、カスレ、アンドゥイエットなどどれも大変美味しかった。「オギノ」並みにもっと流行っても良いと思うのですが、巷でそれほど評判になっていないのが不思議であります。ポニーテールではありませんが、スレンダーなマダムとソムリエールがスタンバイしています。

ピレネー
軽井沢のグリル店。ペットも可というので一緒に訪問してきました。驚くことに犬用の食事も用意されていて、普段はドライフードしか食べていない息子は大喜びでありました。
3種ほどのコースがあるのですが、どれも前菜、グリルとポーションでかすぎ。しかも大味系なのでお腹は一杯になりました。そういえば昨年も訪問していたのを店出るとき思い出しました。