最近訪問した店 短評編 38

おかげさまで外食が復活してきました。週の半分以上でしょうか。酒量も徐々に戻ってきて全盛期の半分くらいまでになりました。
でも長い人生にしたいのでこれを機会に酒量はこのまま抑えていきたいと思います。

TV報道でしたが、民主と自民の幹事長挨拶がでていました。その時、同席した大森自民党副総裁が枝野民主幹事長代理に向かって

あんたが指揮を執るとまた選挙負けるね

なんて面と向かってカマされておりました。当の枝野氏はエヘラエヘラ笑って聞き流すだけ。衰退野党にここまで舐められた軽量内閣に党幹部、前途多難であります。

今朝のTVではある女性コメンテーターが為替介入に対して

日本ではあまり言われませんが、これだけお金をかけて輸出産業だけ守ることが日本にとって良い事なのか

?と問題提起しておりました。
短期債券で2兆円調達してドルを買ってアメリカ国債へ投入。米国債券、売ることが出来ませんから目減りして大きな含み損を出してまで、完成品輸出メーカーだけを守ることが良いのか。

自国通貨高で崩壊した国はないが、通貨安で崩壊した国はいくらでもある
円高でもクオリティ高い部品メーカーは輸出減とならない
円高で困る完成品輸出メーカーの輸出量はじつは全体としてはたいした額ではない

とマスコミお抱えのアナリストとは違った真説が友里ブログを語るスレにアップされております。
マスコミへの広告費が突出しているだけの完成品輸出メーカー(自動車など)だけを助ける為替介入が本当に必要なのか、それこそ「クリーン」に議論すべき事であると考えます。

さて3店です。

ル・カンケ
10人以上の団体での訪問。よってお任せコースにしましたが、相変わらず料理は美味しゅうございました。
しかしこの店の醍醐味は、好きな料理をアラカルトで頼んでよりわかると思います。

トルナヴェント
ランチでアラカルトを注文。コースも決して安くない設定ですが、店内は満席でした。
関西から来た知人達も満足して帰って行きました。

EDOYA
一時ほどの行列はなくなりましたが、入店するのに20分ほど待ちましたか。コンビネーションサラダ、ミックスフライ、ハンバーグ、カニクリームコロッケなどを注文。
高い洋食屋が多い中、質に合った良心的な値付けの店だと思います。

友里征耶の週間食日記 10

友里掲示板への書き込みで知った

シェ・松尾倒産

http://www.tsr-net.co.jp/news/flash/1205235_1588.html?s=rss

景気が悪くなり客が激減していたそうですから当然といった声も聞きますし、よくこの日まで持ったなと思った人もいたでしょう。
欧米の景気も今後数年は低迷したままだとの予測もあります。当然日本だけが自称「成長戦略」で浮上することはありません。そんな魔法の手があるなら、欧米も自称「成長戦略」をとればいいからです。

今朝、中国から1万人の観光客がキャンセルしてきたとのTV報道がありました。
こんな中国企業のパフォーマンスに一々反応しては相手の思うつぼ。銀座や秋葉原で、うるさくて傍若無人な団体が減ると考えれば良いのではないでしょうか。星付きレストランも一時的には静かになることでしょう。
彼らは質の高い製品が欲しいはずですから、中国政府が日本訪問を禁止しない限り、直ぐに中国観光客は戻ってくると考えます。

さて、店評価ブログに西麻布の和食「二戀」と軽井沢の焼き物屋「ピレネー」をアップしております。
ぜひお立ち寄り下さい。?

そして週間食日記です。

月曜日
夜:内食
体調が回復に向かっていたのですが、大事をとってこの日まで慎重に対応しました。

火曜日
夜:六本木のしゃぶしゃぶ屋
身内にこの店が好きな者がおりまして、体力回復の狙いもあって肉補給。平日でしたが結構混んでいるのに驚きました。近くのキャバクラ嬢との同伴、外人客含めた若い社員達の接待などなど。あまり客層が良いとは感じませんでした。

水曜日
夜:白金高輪の新しいフレンチ
「月刊めしとも」の企画(男と女の新レストラン調査 めしとも人気トップ3に入っているそうです)で訪問。現在発売中の10月号を読んでいただければ、正確な店名がわかります。
フレンチなのにグリル料理に力を入れるなどそのコンセプトに疑問。同業者の間には、オープン直後だというのに早くも苦戦が伝わっておりました。

木曜日
夜:ホテルバイキング
めしともの仕事で訪問。赤坂見附に近いホテルでありましたが、前回の訪問時と同じく料理のレベルは低いまま。客入りは4割程度だったでしょうか。

金曜日
夜:内食
まだリハビリ中ということで、無理せずこの日は家でありました。

土曜日
夜:西麻布の鮨屋
週に一回、カリスマ?鮨職人が握るカウンターを訪問。ツマミや握りは別にして、相変わらずサービス精神旺盛でトークは楽しめました。

日曜日
夜:ホテルバイキング
恵比寿近くのホテル。可もなく不可もなしといいますか、料理にめぼしいものなし。休日でも満席になっていないのは当然でしょうか。再訪はご遠慮したい。

ノンヴィンシャンパンの価格が倍半分

内定した「すっから菅内閣」の1人を見て私は呆れました。その名は総務相の?

片山善博

元改革派知事との肩書きがあるようですが民主党代表戦最中から、TBSのじじい放談、もとい、時事放談で小沢批判を延々と繰り広げておりました。
民主党議員でもなく、ただの市井の民間人。批判は自由ですが、裏では菅陣営と繋がっていたのですから、人間的にさもしすぎるのではないか。大臣ポストと引き替えに、マスコミを利用して小沢批判を繰り広げる契約をしていたと受け取られても仕方のないこの大臣就任。片山も

ポストに目が眩むただの欲深い政治屋

だったと言うことでしょう。

さて先日、シェフが交替した銀座の超高額ファミレス、もとい、大箱なグランメゾンを久々に訪問しました。
100名は収納できると思われる大きなホールに訪問時の客はわずか3組。最終的には我々を入れて8組が入店しましたが、それは寂しいディナーとなりました。
客の数に合わせたのかホールスタッフも疎ら。オープン直後以外でこの店が繁盛することは永遠に無理なようです。その原因は

無茶苦茶な大箱とワインの値付けの高さ

ではないでしょうか。ワインを入れると客単価3万円はする高額店で、ファミレス並の収容人員を誇る大箱ホールはあまりに不釣り合い。誰だって、3万円払ってファミレスのような雰囲気を味わいたいとは思わないからです。

そしてワインの価格。この店はノンヴィンのシャンパンが最低でも1万3000円くらいからしかありません。
かたや大阪ではありますが、現在関西の外食好きに人気の「ユニッソン・デ・クール」は、ノンヴィンシャンパンを5900円から用意しています。ホールは大箱ではありませんが、集客は順調だとか。

ノンヴィンシャンパンにヴィンテージやプレステージの味わいを求めるのは酷。つまり味わいに大差(シャンパンハウスによって傾向は違いますけど)がないですから、わざわざ高い支払いをする必要はありません。
シェフが交替してしかりした料理(ちょっと強いトーンの皿が重なるけど)になりましたが、集客は相変わらずダメ。

同じく大阪の「エッソンス・エ・グー」もワインの値付けの安さで評判であることを考えると、銀座のファミレス風グランメゾンは、内装とワインの値付けを大改造しない限り盛況にはならないのではないかと思った一晩でありました。
京都の創作和食「ささ木」とのコラボを年末にやるようですが、府外の観光客で持っているだけの和食店の助けを借りるのも私には得策とは思えません。