友里征耶、今日から復帰です

昨夕なんとか帰国しました。パリのホテルを出るとき雪がかなり降っていたのでまた

また欠航か

と心配したのですが、ほとんど予定通りの運行でありました。ANAの国際便は就航直後(確かロス線)に一回乗っただけでよくわかりませんが、やはり日系の航空会社は安心であります。言葉も通じますし・・・

さて今回の旅行、もとい出張、思いかえせば散々でありました。
まずは当日に目的地へたどり着けない欠航にはじまり、パリへは遅延で予約レストランのオーダーストップギリギリにやっと滑り込みセーフ。
訪問したお店ですが、その滑り込み3つ星の他ドイツの2つ星2店を含めて

美味しい(価格に見合って)

と思った店はありませんでした。先月のアルバ・パリ訪問ではいくつかの当たりの店があっただけに残念であります。

またPCの不調も今回はっきりわかりました。もともとVAIOの自称モバイルを、モバイルとして旅行に持ち運ぶこと自体が間違いだとのご指摘を多くの方からいただきました。
デザインや過剰な性能に釣られて買ってしまったのですが、近々にパナソニックのレッツノートに買い換えることになるでしょう。出先でネットに繋がるか、いやパソコンが起動できるかと一々心配するのはもうこりごりであります。

ところで今回の欧州で掲示板に書かれていたことを確認しました。先月ちょっと盛り上がった欧州トイレ事情。ドイツの小用便器の設置位置ですが極端に表現しますと

見上げる位置にあるではないか!

でありました。年代を考えれば平均的な身長の友里、長いとは言えませんが極端に短い足ではないと自負しておりますが、あの小用便器を一目見て

こりゃダメだ

と個室へ入ったのでありました。

もう1つ前から感じていたのが、インターネットへのアクセススピードであります。アメリカのホテルでも

ハイスピード インターネット

と表示があるのですが、有線でも無線LANでも日本と比べて動きが遅いと感じておりました。欧州のネットアクセスも同じ。日本では感じないストレスを感じ続けるんですね。
私と同じ印象をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。

ソフトバンクの孫さん、たしか膨大なお金をかけて日本のネット環境を良くしていかなければ

世界から取り残される

みたいなことを最近言っていたと記憶しておりますが、私には日本のネット環境の方が欧米に比べて

頭一つ以上抜けている

と私は感じております。大都市でなく日本の地方は欧米より遅れているのかもしれませんが、ソフトバンクが全国紙に一面広告を打ってまで国や国民に訴えるほどの大問題であるとは、一ユーザーとしては感じません。

最近訪問した店 短評編 49

PCの調子が悪いようで、CDGでセキュリティを通ったあとにラウンジ内でネットにつなごうとしたのですがうまくいきません。
バタバタやっていたら、PCの設定を戻すとかいう画面が出てきましたので、旅行前の11/28の状態へ戻しました。
そうしたら、IPを解放するとかのコメントが出来たので、それもオッケーしたら、やっとラウンジからネットにつながるようになりました。その間30分はかかったでしょうか。このモバイルにはホント苦労させられます。
PC素人にはよくわからないのですが、こういうトラブルが続いてくるとやがてご臨終になるのでしょうか。

さて6店です。

石楠花
昼夜訪問して「これはまともな京料理ではない」と判断。詳しくは店評価ブログを参照して下さい。

ロオジエ
6人で訪問しましたが、料理は相変わらずイマイチ。といいますか、前より悪くなったという意見も多く飛び出しました。
閉店まで半年ですから、シェフはじめ厨房スタッフのモチベーションは保てないのかもしれません。

ブッコ ディ ムーロ
恵比寿ガーデンにあるイタリアン。あの創作和風パスタ屋「壁の穴」の系列のはずですが(店名がそれそのもの)、私はそこそこ気に入っていて(テラスが)、たまに行っております。パスタを出す和風創作料理店(キャンティなど)よりマシだと思います。

竹やぶ
六本木ヒルズ店へ昼に久々に突入。ここで普通の饂飩を食べている団体客もいましたが、量のわりに高い蕎麦です。

かわむら
4ヶ月ぶりでの訪問。基本コースの他、タタキ、タルタル、ハンバーグにカレー、オミヤでカツサンドとフルに近く頼んだからか、今までの最高の支払額になってしまいました。ワインを持ち込んでも、ワインを頼んだ「あら皮」のちょい安い程度。次回は頼みすぎに気をつけます。

石かわ
1年ぶりの訪問。相変わらず混んでいるようで2回転目の席でした。通う度に味が薄くなってきているように感じます。それなりに満足しました。

「店評価ブログ」を更新しています

今回の旅行(実際は本業での出張です)はトラブル続きでありました。飛行機の欠航や遅延だけではなく、行きの機内で原稿を書いていたところPCが突然真っ暗に。
今春購入したばかりのVAIOの最新鋭機だったのですが、どうも調子が悪くなってきまして、今朝には使用しているメイラーがフリーズ。
強制終了して再度立ち上げたところ、メイラーの設定が白紙になっておりました。つまり、過去に受信したログがすべて消滅しただけではなく、アドレスブックも真っ白。誰にもメールができなくなってしまったのです。

帰宅して、デスクトップのPCからメイラーを丸ごとコピーしてインストールすれば解決するとは思うのですが、年末の旅行も控えているだけにこのモバイル、不安であります。旅行中に壊れてしまったら原稿を送付できなくなり、連載に穴を開けてしまうからです。
事前対策として、モバイルを買い直すという手もありますが、「引っ越し作業」が面倒でしかも資金が必要ですから迷っております。

今週は恒例の「友里征耶の週刊日記」をパスします。該当する週にほとんど外食しなかったこともありますが、旅行中なので手抜きで割愛させていただくと言うのが真の理由であります。
そのかわり、本日訪問したアルザス料理店(昼)とジビエ煮込み店(夜)の料理写真を最後に貼り付けますのでご納得下さい。

さて店評価ブログには、過大評価フレンチの「アニュ」と、もはや京料理とは言えなくなった「と村」をアップしております。ぜひお立ち寄り下さい。

それでは料理3皿の写真です。1枚目から

シュークルート(まず皿で提供)
シュークルート(その後鍋で提供)
雌鹿の煮込み

であります。シュークルートは単品オーダーですがこれでも一人分。皿に盛られたものだけでも充分な量ですが、鍋まで出てきてビックリ。さすがの友里も食べきれませんでした。シャンゼリゼ通りに面しているアルザス料理店です。

雌鹿の煮込み、店名に「雌鹿」の単語が入っている、友里掲示板で最近紹介されていた店です。
超繁盛店であり量が多くて安い店(コースが27ユーロほど)でありますが、私的には調理の手間をあまりかけていない料理と判断。造り置き主体の前菜に、煮込みも思ったほどの「ツメ」がない。ジビエの癖(血の臭み?)を出して体裁をとっているだけと思います。
出来合い料理だからか、前菜とメインが30分ほど(前菜はオーダー後数分で出てくる)で出てきてしまいました。
イメージ的には、高田馬場の「ラミティエ」のようですか。でもラミティエの方がまだ手間をかけていると思います。(前菜は葉っぱの上に各種テリーヌやパテを乗せるだけ、といった感じ)

先月訪問したビストロ「LE PETITS PLATS」の方がちょっと高いですが、凝った(手間かけた)調理の皿を楽しめるでしょう。

シュークルート 1

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シュークルート 2

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雌鹿の煮込み

雌鹿の煮込み