義援金報告やチャリティー出品報告は売名目的なくしてあり得ない

読者からのメールや友里掲示板への書き込みで、友里ブログや店評価ブログで取り上げた人の義援金報告やチャリティーバザー出品の具体例を知りました。
まずは日頃の言動(特に食関係で)から品性に問題があると私が思う作家の林真理子さん。

http://hayashi-mariko.kirei.biglobe.ne.jp/201104/article_21.html

太っ腹でバーキンを寄付するのか、とよく見たらなんと

50センチのバーキン

だとか。35センチでも日本人にはデカすぎると思うのですが、世に50センチのバーキンが存在しているとは知りませんでした。オータクロアでもそんなデカイのがあるのかどうか。
30センチや25センチが日本での売れ筋であるだけに、倍の大きさのバーキンをいくらチャリティーだからといって購入する人がこの日本にいるのでしょうか。
世にはジャイアント馬場みたいな人は少ないんです。

しかしなんで林真理子女史は50センチのバーキンなんて買ってしまったのか。おそらくバーキンが人気で品薄だった時代、エルメスショップにはこの売れ残った

お化けバーキン

しかなかったのでしょう。
バーキンと名がつき、バーキンの形をしていればよいと焦って購入したとしたら、彼女のセンスというか価値観は常人とはかけ離れているとしか思えません。
ジャイアント馬場しか似合わないようなお化けバーキン、林真理子女史の背丈ではとうてい釣り合うはずがありません。傍から見るとバーキンに引きずられて歩く様に見えるのではないか。ほとんど未使用とありますが

使いたくても使えない代物でお蔵入り

だったと私は推測します。
こんな自分が使えない(いらない)物を出品するのではなく、チャリティーバザーなんですから購入した人も喜べるような物を出品して欲しかった。
またあのマスヒロさんも出品するようです。

http://hayashi-mariko.kirei.biglobe.ne.jp/201104/article_22.html

最近は露出がめっきり減った山本益博氏でありますが、嗅覚だけは鋭い。少しでも目立てるステージがあると顔を突っ込みたくなるのでしょうか。
しかし料理人ではないんですから、お握りで人の義援金をあてにするのではなくヨイショ評論での稼ぎから

黙って義援金を出せ

と私は言いたい。
しかし上は孫さんや柳井さんから下はお握りのマスヒロさんのように、どうして義援金の支払いやチャリティー出品を彼らはわざわざ世間に公表するのでしょうか。早い話が

売名による自社の営業目的
己の自己顕示欲の満たし

以外の何物でもないと私は考えるのです。それとも彼らは黙って寄付や出品をすると

法律違反で警察にしょっ引かれる

とでも思っているのでしょうか。巷では

ゴーンなど財界人が義援金を出していない

と批判する人もいます。大企業の雇われ社長が嫌いな友里でありますが、この件では若干意見が異なるのです。もしかしたら

黙って寄付している

かもしれないからです。日頃の言動から考えると、彼ら自称財界人達は、政治屋へ個人献金しているかもしれませんが、

義援金を黙って寄付する人格者とは考えられない

のですが、可能性はゼロではないのです。
義援金の報告は品が良いとは思えない作家だけではありません。HPを見る限り、3つ星獲得で天狗になっているとしか思えない料理人も堂々と公開しておりました。

http://www.hajime-artistes.com/jpn/news02.htm

まあ、しないよりはした方が良いのでしょうが、わざわざHPで自慢することなのか。

ソースが造れるように再修業

するほうが先決ではないかと友里は思ってしまいます。
ジャイアント馬場級のバーキンやマスヒロさんが握るお握りだけではありません。文化人と自称される方々の出品が目白押しの本日サントリーホールで開催されるチャリティーバザー。

http://www.enjin01.org/images/report/2011concert/bazaar_0412.pdf

このリストを見ると、出品者の考え方や度量の大小が少しはわかるというものです。

本日も原発問題は大きな変化がないのでお休みです。

銀座三越新館レストランにも閑古鳥が来襲!

赤坂見附で銀座線に乗り換えるのを忘れてしまい、銀座で降りたのが昨日のお昼過ぎ。ちょっと時間があったので、大震災後の客入りがどうなっているか三越新館のレストラン街へ行ってしまいました。?

昨年のオープン時はすべての店前で行列ができるほど無茶苦茶混んでいたので、オープン11時前に駆けつけたことなどもう過去の笑い話か。この盛況さは長続きしないと当時書きましたが、半年でかなりの店に閑古鳥が発生していることを確認したのです。

店前に順番待ちの客が座っていたのはわずか3店のみ。水の味もわからないと言われるアメリカ人、その歴代大統領を魅了したことに意味があるとは思えませんが、そのことをウリにしている山本秀正シェフが関与するピッツアとパスタの店と蕎麦屋

マエストロケイズ セストセンソ 箱根暁庵

の3店であります。そしてトラットリアも行列はなかったですが店内はかなり混み合っておりました。
以前に店評価ブログで取り上げた「石楠花」も勿論店前に客なし。しかし店内は結構客が入っているようです。何故かなと店前のメニューをみて納得。なんと

2500円の焼き魚(甘鯛)定食

がラインナップに加わっているではありませんか。以前から「なんちゃって京料理」と評しておりましたが、ここまでなりふり構わなくなっていたのか。

以前は行列の長さがトップ3に入っていたハンバーグがウリの洋食屋「銀座サンジューシー」も店前はゼロ。空いているテーブルもありましたから驚きです。その他寿司屋、四川料理、モダン飲茶もかなりの空席がありました。
ネオビストロも客は数組。スタッフが店前で仁王立ちしていましたから、その焦りはかなりのものと考えます。

そして一番悲惨だったのが鉄板ステーキレストラン「碧」であります。沖縄の食材を扱って焼き手は

女性のみ

という理解しがたい拘りを謳っているお店。調理人は男性に限定する必要はないですが、だからといって女性だけにする必要があるのか。もっとまともな事に拘ってもらいたいものですが、この店なんと12時30分前後で

閑古鳥だけで客ゼロ

であったのです。勿論女性スタッフが1名、店前で仁王立ちしていたのは言うまでもありません。
数店の行列店や満席に近い店とこのような集客に苦しんでいる店の違いはなんなのか。お好み焼き屋は例外ですが、客が入っている店のメニューには

1500円

からのコース(定食)を用意しているということ。2000円近くになったら途端に客が減るわけです。

再開発ビルなど新規のビルのオープンでかき集められる市井の有名・人気レストラン。友里は以前から

そんな所に出店しても意味がない

と主張してきました。本当に美味しくCP良い料理を食べたい人が

ビルのレストラン街

へ行くと思っているのか。
オープン人気で客が殺到するのもわずか数ヶ月。その後の悲惨さは古くは恵比寿ガーデン、アークヒルズから六本木ヒルズ、最近のミッドタウンまで歴史が証明しております。交詢ビルやYUITOのように、オープン直後から悲惨なレストラン街もあるくらいです。地代が高く店子側に不利な契約条件でわざわざ

客が来ないビル

へ出店する店経営者の心理が理解できないとの友里の主張、銀座三越新館の現状も大震災の影響だけではないと考えます。

さて先日、グラフ社から面白い本を送っていただきました。
友里がインチキ資格商売と批判し続ける「日本フードアナリスト協会」のスーパーバイザーの肩書きを持つ自称食文化研究家・藤原浩氏の著書

感動のレストラン お取り寄せ(グラフ社)

であります。著者が感動した店を東京中心にかなりの数紹介している「オススメ本」。今月発売したばかりで湯気がたっております。
6月出版予定の友里オススメ本の前だけに

先を越された

中には「新ばし しみづ」、「ル・マンジュトゥー」、「桃花林」、「美かさ」、「タムラ」、「ハジメ」など絶対に友里がオススメしない店があるところも面白い。今年の訪問目標である

アルケッチャーノ

も載っております。でも一番驚いた掲載店は

銀座こびき

であります。
思い出したくもないこの店名、日刊ゲンダイのコラムで取り上げた際、この店を絶賛していた古川修氏(ご存じの方いらっしゃいますか?)も評価対象としてしまい、名誉毀損で提訴されて高裁で逆転敗訴。100万円の損害賠償金を支払ったのは記憶に新しい。
でも思い出すだけでも忌々しいとはならず、また訪問してみようかなと思ってしまうところが友里の変人たるところでしょうか。

せっかくいただいた本なので、以下に写真を貼りつけます。皆様の参考になるかどうかわかりませんが、興味がありましたらご購入下さい。
味の嗜好は人それぞれ。友里とは違う嗜好の方には役に立つかもしれません。
ただし問題点もあります。予算がなかったからか料理写真が白黒なんです。自主出版ではないかと揶揄されている関谷江里さんの本でもカラー刷りでありますから、訴求力が弱いかも。せっかくの大作なので残念であります。?

ついでに便乗になりますが、5刷り目の「グルメの嘘」が新潮社から送られてきましたので、その写真もアップします。
増刷、増刷と宣伝しても、疑い深いアンチは

嘘ではないか

と疑っているとのこと。本当に5刷りとご理解いただくためにも、写真の「帯」に注目して下さい。初版から4刷りまで緑色でしたが、5刷りは「赤」になっております。

果たして「6刷り」までいくか。神のみぞ知ることでしょう。

感動のレストラン お取り寄せ(グラフ社)

グルメの嘘(5刷)

本日のブログ、原発問題はお休みです。

最初で最後の1勝かも 斎藤佑樹選手

東電が工程表を出してきました。放射線量を着実に減らすステップ1に3ヶ月、その後大幅に放射線量を抑えられるようになるステップ2に6?9ヶ月かかると想定しております。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110417-OYT1T00546.htm

その後数年で燃料棒を取り出せる状態にもっていきたいようですが、ここで注目するべき点はこれら工程表、あくまで

目標

と言っていることであります。人間の心理を考えればすぐわかることですが、今の東電がシビアな判断で(つまり余裕を持って)工程表を作成したとは思えません。

良いところ取り(すべて順調にいったと考えて)してなるべく短期間で終わる工程表を発表したい

と思うことは致し方ない。特に袋叩きの今の東電としては、色々とネガティヴな要素を考慮して作成すると世間や避難住民から

努力が足りない 
無策だ

と非難されるからであります。
子供のイタズラと同じで、バレるまで黙っていようではないですが、とりあえずこの希望的工程表を発表して世間をガス抜きをし、出来なければ(多分そうなると予想)またまた

想定外でした

という切り札を出してくると私は考えるのです。
昨日のネット配信では、1号機原子炉建屋の扉のガラス越しでも

毎時270ミリシーベルト

の測定値だったとか。このガラス越しの位置でも数十分しかいられない高濃度放射線量であります。これでは原子炉建屋内、特に格納容器や圧力容器近くはどれほど放射線量が高いのか想像もつきません。より深刻な状態と言われる2号機や3号機は更に厳しい環境ではないかと思います。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110417-OYT1T00591.htm

外部冷却装置を原子炉に直接繋ぐ、原子炉建屋をテントで覆う、なんて大量被爆を覚悟しなければそう簡単に出来るとは思えません。
友里は当初からすくなくとも数年単位は必要だと言っておりましたが、避難住民の方たちがその数年で戻ってこられるかどうか、非常に微妙であると考えます。

さて昨日、店訪問のメモをPCでまとめながら斎藤佑樹選手の怪投、もとい快投を見てしまいました。
結果はご存じの通り4失点ながら初登板初勝利。いずれの失点もエラー絡みでありましたので自責点は1であります。
TV画面の右下には、ボール、ストライクなどの表示と共に、投球の都度球速と球種が表示されます。
一応ストレート、スライダー、ツーシーム、フォークと投げわけていたようですが、私にはほとんどの投球がホームベース近くでお辞儀する

ナチュラルシンカーかチェンジアップ

に見えてしまいした。物理的にはあり得ない「球が浮き上がる」ではないですが、プロの投手のストレートなどはそれなりに伸びを感じるもの。落差が少なく如何にも「伸びた」ように感じるのであります。
ところが斎藤佑樹選手の棒球、もとい気合いの入った直球(いやすべての投球)はすべて

想定外に伸びがない

ため、打者はボールの頭を叩いてボテボテのゴロになってしまうのでしょう。
人間にはどうしても経験から習得した勘というものがあります。特にかわすより球威で押してくる好投手が多いパリーグでは、斉藤選手の投球は

まったく毛色の違う球

で面食らったのではないか。このお辞儀してしまう球威の無さに手こずったあと、普通レベルのプロ投手が救援にでてきたら、並みの球威でも

剛速球

に見えてしまいそのまま逃げ切られてしまったというのが、昨日のロッテ打線だと私は分析するのです。
剛速球投手がすくないセリーグにおいては、阪神打線に滅多打ちになった斉藤選手。今後他のパリーグ打線は遅球対策が必要です。私が考える対策案は

斉藤が登板する時はバットスピードが遅くなったベテラン打者を打線の中心にする
バッティング投手として並みの高校生投手を雇う
バッターには「斉藤はプロの投手ではない」と繰り返し洗脳する

こんなところで充分でしょうか。あの球威でポンポンとプロで勝ってしまっては、来シーズンは村田や桑田など

引退した投手が復活してしまう

ことになるからです。
中学生プロ投手もでてきてしまうかも。プロがそんなに甘い世界なのかどうか、次回の登板が楽しみであります。