鮨屋が特別な場所と思い込んでいる頓珍漢なオッサン2名

つまらない切り口と下手な文章、そして最悪なのは己が凄いと思い込んでいる滑稽さ

独立してもさっぱりヒット数が増えないJ.C.オカザワのコラムのことであります。
外資系に勤務していたというけど、視野が狭いというか偏った考えやねじ曲がった拘りを、さも素晴らしい主張と上から目線で披露する様は、「イタい」以外の何物でもなく、読者が増えないのも当たり前。
そんな閑古鳥コラムをたまたまチェックして、久しぶりに突っ込みネタを見つけてしまいました。

なぜか最近また人気が出てきた伊集院静氏のコラムの一文を引き合いに出し、

鮨屋に子供を連れて行くな

と吠えているのです。まずはそのコラムのURLを貼りましょう。
ただし、下手な文章なので、読むと文章力だけではなく読解力も低下すると思いますので、彼が引用した伊集院静氏のコラムの一部を下記に引用してみます。オカザワのコラムはスルーしてもかまいません。

http://ikiru-yorokobi.blogspot.com/2011/09/131.html

http://ikiru-yorokobi.blogspot.com/2011/09/132.html

勿論、子を連れてきた母親なり、
父親(時々、祖父母)が非常識なのだが、
やはり店が子供を追い出すべきだろう。

大人が二人、何年ぶりかで鮨屋で逢い、
― そうか、おまえと逢って飲むのも、
今夕が最後となるかもしれないのか・・・。

とそういう事情で大人の男が酌交している隣りで、ガキが、
「トロ握ってよ、サビ抜きで」と言いやがったら、
地球上に何人ほど大人の男がいるのかは知らぬが、
無条件でそのガキの頭を引っぱたくのは自然なことだろう。

第一、手の届くところに刃物がある場所に子供を置く親があるか。
突然、鮨屋の主人が発狂したらどうするのか。

オカザワといい、伊集院静氏といい、なぜ鮨屋だけ特別な思い入れがあるのか。
何年ぶりかで大人二人が会う場所は、オカザワ得意の居酒屋でも、敢えて誰が得意か言いませんが韓国料理店でも良いではないか。
ちょっと高額な店というなら、フレンチもあるではないか。いや不得意な(行ったことがほとんどないはず)高額和食屋はどうなのか。
この二人は鮨屋になにかトラウマでもあるのでしょうか。
なぜ鮨屋だけ子供が行ってはいけないのか、私は疑問なのであります。

うるさいし、マナーが出来ていない

との理屈なら、それこそ

鮨屋へは業界人や自称文化人(作家ですよ)こそ出入りするな

と私は言いたい。

トロをさび抜きで握ってよ

と言ったって、他の客が迷惑に感じるものか。それよりも、林真理子氏のように

コハダを独り占めして食べ尽くす

ことを公に自慢する品ない文化人を鮨屋から駆逐するべきではないか。喫煙率が高い文化人こそ鮨屋から追放するべきではないか。
また本当にうるさい放送作家など業界人も出入り禁止にするべきと友里は考えます。

偉そうなことを宣っている伊集院静さんですが、

貴方の自腹率はどのくらいなのか

と私は聞きたい。食べ物屋だけではなく、クラブなどでも作家の自腹率は非常に低いと言われています。他腹で食べまくっている人に偉そうなことを言ってもらいたくないと思うのは友里だけでしょうか。

「持ってる」友里、実はついこの間、伊集院静さんとある場所で遭遇したんですね。その雰囲気(同行している人たち)を見てすぐ伊集院さんは

他腹

とわかりました。
京都は祇園、夜の12時前だったでしょうか、大声あげて大勢の舞妓と芸妓を連れたグループが、三味線バー(初めてなので正確なジャンルがわかりません)に入ってきたと思ってください。

伊集院静さんのほか、あのマッチ(近藤真彦)までいましたっけ。遅れてワインの蘊蓄でCAから(ソムリエからも)嫌がられている辰巳琢郎さんも入ってきました。
グループの中心人物は、非上場の飲料メーカーの社長。はっきり言いますと佐治信忠氏であります。

芸妓や舞妓の数は10人を軽く超えていましたか。誰が考えても伊集院静さん含めた参加者全員の割り勘のはずがなく、会社経費かどうかわかりませんが佐治さん側の支払いであることは間違ないでしょう。
伊集院さんは仕事でサントリーと関係がありますし、マッチとは持ち歌の作詞を書いた間柄。なぜ辰巳琢郎さんが来たのかわかりませんが、3人を中心に「賑やか」な宴会であったのであります。

伊集院静さん、こんなお呼びがかかる他腹食事や他腹飲みがほとんどなのではないでしょうか。

我々は割り勘で入店していたのですが、連れの一人がポツンとつぶやいた言葉に思わず友里は椅子から転げ落ちそうになったのです。

伊集院静ってゴルフもうまくてカッコいい

おいおい、いつから伊集院さんはゴルフの達人になってしまったのか。
世界の有名ゴルフ場の紹介もやっているようですが、本当にゴルフがうまいのか。
ここでまたまた「持ってる」友里の登場であります。

あれは10年以上、いや15年以上前だったか。友里も若かりし頃、ちょっとゴルフに打ち込んだ時期がありまして、各所属クラブの月例競技だけではなく、理事長杯やクラブ選手権の予選にも積極的に参加しておりました。
勿論予選だけではなく本戦に出たこともあるのですが、ゴルフをやられている方なら、クラチャン(クラブ選手権)の予選参加や本戦出場と聞いてどのくらいの技量かはおわかりいただけると思います。?

そんな友里が所属している中では遠方のゴルフ場の「月例杯」(メンバーなら誰でも出られる)に出たと思ってください。
スタートする前に気がついたのですが、キャディーさんがなんか浮き足立っているんですね。見かけない(クラチャンなどで)同伴競技者に色々話しかけているのです。

はっきりした記憶はなくなりましたが、そのモテている同伴競技者、確か第一打目が右への大スライスでOB。しかしその飛距離が半端ではないのです。当時は私も飛ばし屋を自認していたのですがまったくかないません。
しかし悲しいかなコントロールが悪く、右へ左へとキャディーさんは大忙しで、当然彼はいつものことかもしれませんが大乱調。足を引っ張られたのか友里もいつもより叩いてしまったのであります。
勿論そのコントロールは悪いけど距離だけは出た同伴競技者が

伊集院静さん

競技途中でやっとわかったのであります。彼は若い頃野球選手でありましたから、ゴルフの飛距離だけは出るんですね。
友里の腕は謙遜して言うなら中の上か上の下。でも本当に上手な知り合い(ハンディがマイナス)ともよく回っており、他人のゴルフの腕をみる目は確かと自認しております。その私が見た限り伊集院静氏は

たまたま調子が悪かっただけの上級プレーヤー

とはとても思えない、スイングやアプローチの技量であったと記憶しているのです。
あれから10年以上経ったとはいえ、競技生命としては下降線に入る歳のはずですから、あのゴルフセンスの持ち主があれから画期的に上達したとはどうしても思えないのであります。

話は反れましたが、本日のお題は

他腹主体のくせに偉そうに他の客に文句を言うな
他腹なら黙っておとなしく食べていろ
おとなしい子供よりうるさい業界人や品ない作家の方が迷惑だ

であります。

本日のゴルフの件、真実味を出すため伊集院静氏とはからずも回ったゴルフ場の具体名を最後に挙げておきましょう。千葉県の

万木城CC

であります。
友里の所属はここだけではなく、売買できないところにも入会していることを最後に付け加えさせていただきます。→単なる見栄と所属している自慢

最近訪問した店 短評編 2010-31

今朝のTVで、野田新総理が

10分1000円の床屋

へ行ったとの報道がありました。
この床屋は、10分間で散髪&調髪ができてしかも支払いが1000円というものなのか。それとも10分1000円ずつ加算される(30分かかったら3000円)のかわかりませんが、仮に10分で終わらせるとしたら、

洗髪

をする時間があるとは思えません。切り落とした髪はドライヤーで吹き飛ばすのでしょうが、あまり衛生的とは思えませんね。
TVでは「庶民派をアピール」と言っていましたが、私はあのチビッコギャングのボスである

前原政調会長

にもこの床屋へ行くことをオススメしたい。床屋から出てきた野田さんの髪型、前原さんの

中国風カット

よりまともに見えたからであります。

ゾンビのように復活するのか仙谷由人さん。わざわざ新設された政調会長代行のポストに就いてしまいました。新設ということは今まではなくても政調は機能していたと言うこと。つまり

前原だけでは心許ない

と野田さんが判断したと言うことか。
左巻きの親玉は早く引退した方が日本のためになると思うのですが、次期衆院選まで持ち越してしまったようです。自民党には選挙区に水野真紀をたてて撃墜してもらいたいものです。

さて3店です。

春秋
広尾、正確には渋谷区南青山の中国料理店。以前は出前もする普通の街場中華だったと聞きましたが、今は夜だけの営業で1万円お任せ1本コースのみ。食べログの評価も4点超えと変身は大成功のようです。
海外産の有頭エビは生臭くてイマイチでしたが、冬瓜スープ、鮑のオイスターソースなどなかなか薄味というかすっきりした味わい。そしてこの店の最大のウリのフカヒレ、このコース価格にしてはかなり立派な大きさでありました。ただ味的には醤油が強かった。
〆のチャーハン(追加)を頼んでワインは持ち込んだけど支払いは1万円台後半。一皿一皿はまずまずのものがありましたが、全体の味トーンが同じで飽きがきてしまうコース設定であると考えます。

スーツァンレストラン 陳
閉店を数日後に控えた「鮨 嘉瑞」(無意識に2回も「まずい」とタイプミスしてしまいました)を追い出されたのでこちらを訪問。
クラゲのマスタード味はさっぱり風味ですがクラゲの色が透き通っておらず、私は普通タイプの方が好みであります。
大海老とカシューナッツの四川風は甘めで辛くない。四川ホイコーロは葉ニンニクが多いけどちと甘すぎるか。魚香茄子も甘さの割に酸っぱさが足りない。
酸辣湯も酸味がもの足りず、激辛土鍋も辛みが足りない。汁なし担々麺も普通味でした。
全体に甘く、酸、辣、麻に欠ける料理の連続。オープンから着々と食後感が落ちている感じです。

ピエール・ガニェール
ワインの値付けがかなり高いのではないか。シャンパンのNVが13,000円を超えるものしかなく、クリュッグのグランキュヴェに至っては52,500円。天麩羅の「清壽」では2万数千円でしたから、倍ではないですか。
白赤とも同じく高いのですが、赤はボルドーがブルゴーニュよりややマシか。経費族でない限り、どうしてもボトルで頼みたい方はボルドーを選ぶ方が無難でしょう。
柑橘系の風味が強すぎるオマール、スパイスが強すぎて肝心の風味が消された鮑、内臓を取ってまで出す必要があるのか鮎、と不満に思う皿がオープン当初(移転してから)より多くなったと感じます。
この日は結構な客入りでしたが、「一休」からも予約が出来ますからそれなりに営業努力をしているようです。

友里征耶の週間食日記 2011-20

昨日のブログで嘆いたソニーPC(デスクトップ)の故障とソニーの対応の悪さ。早速メールや掲示板への書き込みで、多くの方々からアドヴァイスをいただきました。
ショップPCやBTOの存在。iPodから新PCへデータ移行できるソフト。そしてストリンガーや出井氏だけではなく、今日のソニー凋落は大賀氏にも大きな責任があるなど沢山のご意見をいただきました。
ここにあらためて御礼申し上げます。

思えば4?5年前でしたか、ソニー関係者から同じようなことを聞きました。大賀さん、社内ではあまり評判がよろしくないようで・・・
ファミリー企業の問題なども聞いたのですが、イメージ的には日本マックの創業家と同じようなことをしているという話であったと記憶しております。
まあ、三越はじめどこの大企業にも、大なり小なりそういうトップが出てくるのは仕方ないことかもしれません。日本のトップ、つまり政治屋でも日常茶飯事のことですから。

さて昨日発足したドジョウ内閣。早速ド素人防衛相が失言にも受け取れる発言をしたようです。その他、パチンコ業界やマルチ業界と親しい人が国家公安委員長や文科相に就任と、突っ込みどころ満載の閣僚人事であります。これではまるで早く短命で総理を退任したいと考えた

自爆内閣

ではないか。たとえて言えば

ドジョウが自ら柳川鍋へ入ってきた

頭が筋肉な人ばかりとか人材不足とか揶揄しているどころではない。一川保夫防衛相ではありませんが、民主党議員のド素人さは安保だけではなく

政治というか社会人・常識人としてド素人

であると考えます。

さて週間食日記です。
来週月曜日から日刊ゲンダイの「行っていい店わるい店」が再開されます。それに伴って、来週土曜日から「店評価ブログ」の更新を予定しております。来週の土曜日からこの週間食日記を続けるかどうか、つまり「食べた自慢」を続けるかどうか思案中であります。

月曜日
夜:大手町の食べ放題のシュラスコ
取引会社との暑気払いでグループ訪問。最終的には満席で相変わらず盛況でした。
いつものように(と言っても年に数回)ワインなどの飲み放題をつけて、前菜、サラダ、そして肉を食べまくりました。食べ放題、飲み放題はホントうれしい。

火曜日
夜:恵比寿のビストロ
前から気になっていた豚をウリにしたビストロ。かなり大箱なんですが、6割以上の客でしたか。
1000円以下のツマミ(リエットやラタトゥユなど)を食べまくり(味はそれなり)、シュークルートとアンドゥイエットを頼んでお腹一杯。アラカルトの量はかなりのものでした。
「ルカンケ」とは調理レベルが違いますが、価格なりに楽しめました。

水曜日
夜:渋谷の内臓がウリの焼き肉店
前から気になっていた焼き肉店。煙が凄いというので、家でTシャツとジーンズに着替えての訪問です。
ハツやミノだけではなく、膵臓などレアな部位も沢山出てきて最後は冷麺にカレー。なかなか簡単に行けない店ですが、内臓が大丈夫な人と再訪してみようかなと。勿論狭い店内は満席でした。

木曜日
昼:京都駅の自称京料理店
夜:貴船の川床
関西の別宅へお盆で帰る前に京都へ立ち寄り。昼はチェーン展開(一応料亭もやっている)のデパート内の店。昔なら行列できているはずですが、この時期で店内は満席ではありません。高めのコースを食べましたが、普通でした。
夜は貴船で川床に。予想はしていましたが、この手の店は雰囲気だけを楽しむもので、決して料理に期待してはいけないということ。涼しかったです。?

金曜日
昼:市内(ちょっとはずれ)でかき氷
夜:建仁寺近くの京料理
昼はタクシーをチャーターして市内観光。途中で宮内庁御用達?の甘味店のカフェで抹茶かき氷。滅多に食べないものですが、美味しかったです。
夜はたまに訪問する京料理店。前夜の食事がひどかったからではないですが、それなりに満足しました。

土曜日
昼:京都市内の北にある京料理店
夜:梅田近くの焼き肉店
昼は好きな店へ。いつぞや友里掲示板の書き込みで、ある読者がジュンサイと鱧の産地などで揉めた店と書けばおわかりでしょうか。
国産の鱧、秋田ではないジュンサイ、美味しゅうございました。
夜は前から関西での食事でお世話になっている方の紹介で、

暗証番号の入力が必要な焼き肉店

を初訪問。レアな部位を色々楽しみましたが、これで一人10K前後は東京人にとってはお買い得ではないか。ただし見栄張って高めのボルドーを頼んでしまったので、総支払いはかなりのものになりました。

日曜日
夜:内食
周りにめぼしい店がなく、泊まりたくないのですがお盆なので別宅に宿泊。食事は内食しかありません。というか近くに焼き肉屋やステーキ屋があるのですが、何回かの訪問で懲りましたので、スーパーで買ってきたビールと赤ワインを飲んで即就寝しました。