最近訪問した店 短評編 2010-31

今朝のTVで、野田新総理が

10分1000円の床屋

へ行ったとの報道がありました。
この床屋は、10分間で散髪&調髪ができてしかも支払いが1000円というものなのか。それとも10分1000円ずつ加算される(30分かかったら3000円)のかわかりませんが、仮に10分で終わらせるとしたら、

洗髪

をする時間があるとは思えません。切り落とした髪はドライヤーで吹き飛ばすのでしょうが、あまり衛生的とは思えませんね。
TVでは「庶民派をアピール」と言っていましたが、私はあのチビッコギャングのボスである

前原政調会長

にもこの床屋へ行くことをオススメしたい。床屋から出てきた野田さんの髪型、前原さんの

中国風カット

よりまともに見えたからであります。

ゾンビのように復活するのか仙谷由人さん。わざわざ新設された政調会長代行のポストに就いてしまいました。新設ということは今まではなくても政調は機能していたと言うこと。つまり

前原だけでは心許ない

と野田さんが判断したと言うことか。
左巻きの親玉は早く引退した方が日本のためになると思うのですが、次期衆院選まで持ち越してしまったようです。自民党には選挙区に水野真紀をたてて撃墜してもらいたいものです。

さて3店です。

春秋
広尾、正確には渋谷区南青山の中国料理店。以前は出前もする普通の街場中華だったと聞きましたが、今は夜だけの営業で1万円お任せ1本コースのみ。食べログの評価も4点超えと変身は大成功のようです。
海外産の有頭エビは生臭くてイマイチでしたが、冬瓜スープ、鮑のオイスターソースなどなかなか薄味というかすっきりした味わい。そしてこの店の最大のウリのフカヒレ、このコース価格にしてはかなり立派な大きさでありました。ただ味的には醤油が強かった。
〆のチャーハン(追加)を頼んでワインは持ち込んだけど支払いは1万円台後半。一皿一皿はまずまずのものがありましたが、全体の味トーンが同じで飽きがきてしまうコース設定であると考えます。

スーツァンレストラン 陳
閉店を数日後に控えた「鮨 嘉瑞」(無意識に2回も「まずい」とタイプミスしてしまいました)を追い出されたのでこちらを訪問。
クラゲのマスタード味はさっぱり風味ですがクラゲの色が透き通っておらず、私は普通タイプの方が好みであります。
大海老とカシューナッツの四川風は甘めで辛くない。四川ホイコーロは葉ニンニクが多いけどちと甘すぎるか。魚香茄子も甘さの割に酸っぱさが足りない。
酸辣湯も酸味がもの足りず、激辛土鍋も辛みが足りない。汁なし担々麺も普通味でした。
全体に甘く、酸、辣、麻に欠ける料理の連続。オープンから着々と食後感が落ちている感じです。

ピエール・ガニェール
ワインの値付けがかなり高いのではないか。シャンパンのNVが13,000円を超えるものしかなく、クリュッグのグランキュヴェに至っては52,500円。天麩羅の「清壽」では2万数千円でしたから、倍ではないですか。
白赤とも同じく高いのですが、赤はボルドーがブルゴーニュよりややマシか。経費族でない限り、どうしてもボトルで頼みたい方はボルドーを選ぶ方が無難でしょう。
柑橘系の風味が強すぎるオマール、スパイスが強すぎて肝心の風味が消された鮑、内臓を取ってまで出す必要があるのか鮎、と不満に思う皿がオープン当初(移転してから)より多くなったと感じます。
この日は結構な客入りでしたが、「一休」からも予約が出来ますからそれなりに営業努力をしているようです。