今年一番の稼ぎ時の結果は如何に?

昨日のブログ、関東と関西のフグの好みについて触れたのですが、ちょっと極端だったかもしれません。掲示板やメールでは、関西も2~3キロのフグが一般的であるとのご意見が多かったです。
確かに丸安、多古安、英ちゃん冨久鮓など限られた店での経験だけからの友里の結論ですから偏っているかもしれません。ただし、これらの店は私の知る範囲でありますが、関西の外食好き、グルメ好き(こんな表現があるかどうか)な方々が絶賛している店であります。
東京の食べ歩き好きな方々からは大型フグへの拘りを聞いたことがなく、またそんなフグを出している高額フグ店も聞いたことがないことからの結論でありました。

さて本日から3連休。明日は男性にとっては年に一回のがんばり時でありますが、忘年会の最盛期は昨日で終了、1年で一番の稼ぎ時は昨日で一応終了してしまったと思います。
女性にとって本命はクリスマスイヴでしょうが、2番手、3番手のメッシー(死語か)の出番は昨晩まで。忘年会で繁盛する居酒屋や和食屋だけではなく、フレンチやイタリアンにとっても今週が一番の稼ぎ時だったはず。
ある程度のレベルの店(有名店なら尚更)なら連日満席だと思っていたのですが、友里、今週閑古鳥の店を見つけてしまったのです。

深夜になって客が入ったかもしれませんので実名公開は避けますが、我々がいたときの客は他に1組だけ。飲食店にとってゴールデンウイークにあたるこの時期だっただけに私は非常に驚いたのであります。
リーマンショックの傷が癒えない中での大震災、そして欧州危機と続いただけに不景気はかなり深刻な状態なのではないでしょうか。

これでは超高額店も厳しいのではないかと思ったのですが、知人から以下の意外な話を聞いたのです。

あのレカンですら23日と24日は満席で2回転も企んでいる

私の今年2回の訪問だけの判断ですが、決して盛況と思われなかったレカンでありますが、本命や準本命とのディナーにあたる23日と24日は安泰であるようです。
下心ある男性は、やはりこの2日間は高額店を目指すのでしょう。リッツなど高額最新ホテルも満席なのかもしれません。(オークラはわかりませんけど)

フグに何を求めるのか

2011年もあと1週間チョイとなりました。歳はとりたくないもので、年々1年間が短く感じます。昨年辺りから体調不良を何回か経験しました。齢60歳前後(と言っても友里はまだ数年ある)は1つの山場であるとも聞いたことがあります。
ヨイショライターや癒着ライター、似非グルメの放送作家や自称文化人の駆逐がすすんでいないだけに、友里、まだまだ消え去るわけにはいきません。外食が多い中、健康には更に考慮する所存であります。

さて年末年始はまたネット環境の異なる環境(単に時差があるだけか)になる予定です。その年末と言えば「今年のベスト」と題し、外食ブロガーなら今年一番のレストランや料理を紹介するものですが、へそ曲がりの友里ブログでは毎年恒例の

今年のワーストレストラン

というものが控えております。日本広しといえどもこのような発表をするのは友里征耶だけではないか。果たして今年のワーストはどこなのか。有名店や人気店になる可能性が大きいだけに皆様、予想がつくかもしれません。
その他、「色々ベスト1」として、

緊張した店 面白かった店 恥かいた店 即再訪したいと思った店

なども考えております。(該当する店があればですけど)
どうぞお楽しみに。

さて掲題に移ります。
東国原英夫氏(そのまんま東)やその連れの女性がフグに求めた

のことではありません。今年もシーズンインしまして何回か食する機会があったのですが、東京(関東)と大阪や兵庫(京都は違うみたい)ではフグに求めるものがかなり違うのではないかとの思いが強くなりました。
整理してみますと

東京 
2~3キロのフグ 身は〆てから寝かせる 熟成感を好む 焼きフグは見かけない

大阪や兵庫
5キロ以上の大型フグ 身はほとんど寝かさない プリプリ感を好む 焼きフグを好む

あくまで友里の狭い経験ですが、フグの有名店や高額店に行った経験からの判断であります。
扱うフグが中型と大型に分かれておりますから食感が変わるのは当たり前です。しかも関西は当日〆、関東は前日〆が多いのではないでしょうか。
大きくて当日〆ですから熟成感なくプリプリなのは当たり前ですね。焼きフグ(部位は「遠江」が良いらしい)も大型でなければ遠江なんてとれないでしょう。 

つまり関西はまず大型ありきではなくプリプリ感や焼きフグを求めるため、必然的に大型フグが求められるのではないかと考えるのです。反して関東は、熟成感を好むので中型が求められるのかなと。
同じ関西でも京都はどうかと言いますと、私の知る限り料理人は大型を否定しておりました。勿論東京でも大型フグ(5キロ以上)なんてどこが良いのかという感じであります。 

甲殻類があまり得意でない友里、焼くとその甲殻類のような香りを発する焼きフグには余り拘りがありません。白子もあまり大きくない柔らかめの方が美味しいと思っております。よってどちらかと言いますと

熟成派

でありますが、大型フグのプリプリ感もそれなりに面白いと思っております。

プリプリ感や熟成感はあくまで人それぞれの嗜好であります。どちらが良いとか正しいと言うものではないと思うのですが、結構対立してしまうところがグルメ(こんな使い方で良いのか)の面白いところで有り、怖いところであります。

大型フグが一番だ。小さいものなんてフグではない
あんな大型フグ、大味なだけだろ

と相手を否定する人(料理人も)が多いのではないでしょうか。鮨(寿司)と同じでして

海鮮系か江戸前系か

と論争するのと同じ。海鮮系が好きなJ.C.オカザワと友里の意見がまったく合わないのと同様に、フグの好みも関西(京都を除く)と関東の溝は永遠に埋まらないことでしょう。

さとなお.comに大差をつけたぜ!

毎日の外食はいつものことなのですが、ここ最近はいわゆる「忘年会」が続いておりまして帰宅時刻が遅くなっております。いつもなら22時頃には寝てしまうのですがそれも遅くなり、朝は4時や5時に起きられなくなってしまいました。原稿やブログ更新に手間取っている今日この頃であります。

さて昨日のブログ、変換ミスとは次元が違う間違いのご指摘を受けまして、慌てて修正しております。
まさか店前で説明看板まで出ていた

イカ焼きが偽物

だとは思いませんでした。しかも大阪の空の玄関である伊丹空港内の店で。
反省の意味も込めて機会がありましたが大人気だという阪神百貨店のイカ焼き(これは本物らしい)にチャレンジしたいと思います。
慣れないこと、不得意なこと、経験が少ないことには触れるなということかもしれませんが、そうなると

マスヒロさん(山本益博氏)のワイン談義
林真理子さんの外食自慢
門上武司さんの飲んだ自慢

 もブログでやってはいけないことになってしまいます。

さて以前このブログで自慢したアクセス自慢でありますが、久々にその「PV(ページビュー)情報サイト」を見てみて友里は嬉しい驚きをうけました。
1995年以来のアクセスが4200万を超えていることをこれ見よがしに自慢している「さとなお」こと佐藤尚之さんのサイト「さなメモ」。
今どき流行らないアクセスカウンターを未だに出しているトップページ。ソーシャルネットワークだかなんだかの自称最先端な広告を全国に啓蒙するため講演に汗を流している佐藤尚之氏にしては、

ノーセンスなトップページ

だと思うのですがいかがでしょうか。
4200万超アクセスというと凄いサイトだと純粋無垢な信奉者は勘違いするのでしょうが、実はそんなことはないんですね。
まずは「さなメモサイト」と友里の「行っていい店、わるい店」ページビュース数などをご覧ください。

さなメモ
http://donnamedia.shoeisha.jp/site/detail/11852

行っていい店、わるい店
http://donnamedia.shoeisha.jp/site/detail/21484

月間のページビューですが、

     さとなお      友里征耶
     590,000   930,000

と前回よりその差はかなり開いております。日に換算しますと、さとなおさんは2万弱、友里征耶は3万強ということになります。
この数字だと2つとも凄いと勘違いしてしまうかもしれませんが、世の中は広いものでして一日のページビューが3万といっても実はたいしたことがないのです。
全カテゴリーでのページビューランキングは

     さとなお      友里征耶
     10,332位   7,233位

と2つとも1万位前後をうろついているだけであります。たいしたことないのがすぐおわかりいただけると思います。
とはいっても、当時は「さなメモ」に追いつけ追い越せ、さなメモ撃退が目標の1つでありましたから、ちょっと嬉しいのは事実であります。
今後は変換ミスや誤報に注意し、地雷を踏まないよう気をつけて

本当のことをはっきり指摘する

サイトを目指していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。