最近訪問した店 実名短評編 2012-1

読売新聞が原子炉圧力容器の件でトボけた報道をしております。
商業用原子炉54基の中で、5つの炉は予測より脆くなっていることが読売新聞の調査でわかったと叫んでいるのですが・・・

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120211-OYT1T00846.htm?from=main3

どんな調査かと思ったら

原発を持つ電力会社10社に関連温度などをアンケートで尋ね、取材で補足した

なんとこの程度のもの。肝心のことを覆い隠す隠蔽体質の電力会社が、素直に正直な回答をしてくると思っているとしたら

読売新聞はオメデた過ぎる

のではないか。自分たちに都合の悪いことを決して発表しない電力会社。こんな会社にアンケートし取材したところで、ロクな情報が得られないと思うのは友里だけではないでしょう。
しかもこの5基のサイト名をはっきり挙げていない軟弱さ。電力会社に配慮する弱腰報道と言えるでしょう。 

さて先日、表参道にいく用事がありましてついでに表参道ヒルズへ立ち寄りました。その閑散さは後日ブログで述べようと思っておりますが、本日は何か昼食をとろうと店を物色した結果、釣られたのが「野菜そば」でありました。

つけ蕎麦タイプで蕎麦の上に野菜が乗っているのでヘルシーと考えたのですが、カフェみたいな店内のスタッフ全員は「3」の背番号がついたTシャツを着ているのです。不思議に思って店名を確認したら 

krukku 3 

クルック? 思い出しました。原宿の奥でミスチルの桜井氏や3つ星和食の神田氏たちのコラボで立ち上げた変なヘルシー料理店であります。当時早速突撃しまして

2006年「わざわざ行く必要のない店」、「CP悪すぎの店」の10店の1つ

と評価しておりました。当時のブログをご覧ください。
そんな店の支店が表参道ヒルズに進出しているとは驚きでありました。いやこのグループが生き残っていたということ自体が驚きであったのです。
850円の野菜そば、乗っている野菜は

キャベツ、葱、人参などが少々

とまったく物足りません。選んだ汁は

焦がし葱風味の黒酢ゴマだれ

でしたが、黒酢とゴマだれがマッチしていないというか、中途半端ではっきり言って美味しくない。焦がし葱も変な甘みを出しているだけでダメ出しであります。
この野菜そば、ほとんどの客が頼んでおりましたので、携帯で撮った写真を最後に貼っておきます。

野菜そば

 

 

店評価ブログを更新しました

昨日行われたデ杯ワールドグループ1回戦のクロアチア戦。日本期待の錦織選手、ジャイアント馬場級の身長を誇る格下選手(ランキングは錦織20位、相手は40位)にストレート負けという完敗でありました。
私は試合をみていないのですが、新聞報道によりますと

一回もブレークポイントを迎えることが出来なかった

とありますから、相手サーブではまったく歯が立たなかったのでしょう。
ラリーに持ち込めなかったのが敗因とのことですが、自分のサービスゲームは、サービスエースをとらない限りラリーに持ち込めたはず。それをブレークされたのですから、ラリーでも敵わなかったのではないでしょうか。

ラリーで勝れば、相手サービスゲームをブレークできなくとも自分のサービスゲームを落とすことはないですから、タイブレークへ持ち込むことができ勝機もあったのではないか。
相手のカロビッチ選手が 

身長だけではなく動作もジャイアント馬場級

ならラリーで楽勝だったはずで、この高身長でも動きはシャープだったのだのでしょう。世界一の弾丸サービスだけでは世界に通用しないからランキングは40位止まりのはずですから、錦織の実力(20位)もまだまだ額面通りではないと考えます。

さて店評価ブログに、赤坂から高輪白金へ移転したフグ屋「めうが」と、西麻布の廉価天麩羅店「坊野」をアップしております。
ぜひお立ち寄りください。

 

原発事業が着々と前進か

アメリカでは34年ぶりに新規原発の建設が正式に認可されたようです。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120210-OYT1T00119.htm?from=top

トルコの原発も韓国と日本を両天秤にかけているようですが進められていると聞いております。日本では再稼働の是非が問題になっておりますが、世界的には建設推進の流れは止まらないのかもしれません。
最終処理がまったく確立されておらずとにかく保管するだけ、増え続けるだけの使用済み燃料。よって原発は

 トイレのないマンション

と揶揄されておりますが、それでも建設を推し進めるということは日本だけではなく世界的にも大きな利権が絡んでいるのだと思います。
このような世界的な利権構造、市民運動レベルの反対ではストップをかけることは不可能なのかもしれません。 

一度破壊しなければまともな企業にならないと考える東電でありますが、無能政府は付け焼き刃的な対処しか考えていないようです。

http://www.asahi.com/business/update/0210/TKY201202090838.html

国が実質支配ということは、無能政府(利権国会議員)や自己中心の役人が経営を支配するということです。まともな会社に変身できる確立は皆無でありましょう。

株価も200円前後をウロウロとしており、出来高も数千万株とすっかり埋没してしまった東電株。でも証券会社から聞いたのですが大口客には

東電債が隠れた人気

なのだそうです。相次ぐ格下げで価格が下がりまして実質利回りが上昇。また無事償還できればかなりの利回りとなるからだそうですが、普通に考えたら破綻する可能性がある東電の債券を、リスクをおかしても買うメリットがあるとは思えません。
現に株を買う人が減っているからでありますが、そこに株と債権の立場の違いがあるというのです。

会社が潰れたらとうぜん株主責任というものが発生し、再建するとしても株券は普通100%減資によってパーになります。でも債券はパーにならないというのです。
莫大な賠償金の債務で債券の一部返還なんて出来ないと思っていたのですが、証券会社曰く

社債の債権は賠償金より優先順位が上 

だというのです。私は債権者会議というものは潰れたゴルフ場の他は、引っかかった取引先くらいしか経験がないのですが、頭に来るのが

まずは社員など人件費
そして次は銀行の債権

が債務履行の順位ということであります。わずかに残ったお金が、潰した社員の未払い給料や退職金に充てられ、そんな会社を見逃した銀行が残りをかっさらうという不合理。普通の感覚なら、まずは迷惑かけた取引先や会員に配分するべきと思うでしょう。

そしてこの東電。あくまで証券会社から聞いた話でありますが、法的には破綻した場合

賠償金より債券への返済が先

だというのですから、友里は椅子から転げ落ちそうになったのであります。
普通の感覚なら、債券の補償より賠償金の支払いの方が重要だと思うではないですか。
ということで、東電債は万が一の場合も100%ではないとしてもいくらかは戻っている可能性があるということで、その利回りの良さもあって一部のところで人気だというのです。
そうはいってもそこまでリスクをとってまでの利回り(桁が違えば別ですが)ではないと判断した友里、大口でもなく捨てても良いと思うほど余裕もないので聞き流したのであります。