消費増税、どうなっちゃうんでしょうか。今週末には閣議決定すると言われておりますが、果たして自民党の賛成で法案が通ってしまうのか。
法案が通ってしまってからでは年内の解散総選挙が期待できないだけに、自民党はどう戦略を持っていくか頭が痛いのではないかと思います。
維新八策では抜本的な税制改革を主張(フラット徴収&富裕層年金不支給など)しておりますが、現行税制のまま消費増税法案が可決されてから抜本改革が出来るものなのか。賞味期限(来年まで持つかどうか)も含めてこちらも実際は頭が痛いのではないかと推測します。
さて昨日、知り合いの家族に誘われまして平成中村座へ行ってきました。今月は中村勘九郎襲名披露公演であります。
声域が高くこもりがちな発声で相変わらず聞き取りにくい海老蔵の台詞。俳優は
声域が高いのは致命傷
と言われているだけに、あの体型や顔立ちでは無理でしょうが立ち役より女形にむいた声だとあらためて思った次第であります。
オマケの写真はお大尽席。お弁当や帰りの人力車(浅草駅まで)がついた高額席であります。1階席でも1万7000円とかなり高額ですから、このお大尽席はいかほどなのか。
さて先日、はじめて白金の人気焼き肉店「金竜山」へ行ってきました。
昨年の予約でやっと訪問することが出来たのですが、予約困難な理由が入店してやっとわかったのであります。
キャパが小さい
小上がり2卓(10名ほど)とテーブル席2卓(同じく10名くらいか)しかないんですね。渋谷の「ゆうじ」もそうですが、チェーン展開せず小キャパな焼肉屋は珍しいだけに予約が集中しやすいのだと思います。
カルビ、ロース、タンなど色々な部位が用意されており、並、上、特上とランク分けされているのですが、どこがそこらの焼き肉店と違うのか。
食べはしなかったですが隣客のオーダーを見る限り
並はそこらの他店と変わらない肉
と見えました。
上や特上になりますとカットや質が大きく変わってくるのですが、4ヶ月待ってこの店で並を頼む意味はまったくないと友里は考えます。
そしてその特上ですが、ロースやカルビを頼んで感じたものはサシが強すぎるということです。業界人はじめ味に寛容(味がわからない)な方が絶賛してしまう
脂っぽくて軟らかいだけの肉
なんですね。特上ロース(3500円)と特上カルビ(3200円)ですが、カットが似ているのでちょっと見ただけではどちらがロースでどちらがカルビかわからないくらいであります。
勿論ブラインドで食べたら
ロースとカルビの違いがわかる人は希
であると考えます。
食べログレビューで絶賛されている山葵カルビでありますが、カットや肉質はそこらの店と変わらないのではないか。添えられている山葵を乗せて醤油で食べるのですが
大量の山葵が混ぜ山葵
でありました。脂が無駄に多いですから添加物が入った山葵でも良いのでしょうが、絶賛するようなものではないとここに評させていただきます。
この店で一番良いと思ったのは皿出しの早さ。満席になっても注文したらあっという間に出てきます。
かくして一人当たり1万円台後半、かなりの量を食べましたから仕方ないでしょうが、そこらの店と違う肉(美味しいとか素晴らしいという意味ではない)を食べるとかなりお高くなる焼き肉店であります。