バカ高いコピ・ルアクを飲んだぜ!

友里掲示板で知った

来栖けい氏引退発表

まずはその声明をご覧ください。

http://www.bishoku.no.ousama.co.jp/kuku-diary/?p=660

デビューして7年経っていたのですね。引退宣言した今だから書けますが、実は友里、結果的に彼のTVデビューのキッカケをつくってしまったのであります。

当時はメールだけでしたがやりとりがあった、現在敵対関係になっている自称放送作家の「わぐりたかし氏」。覆面で夕刊紙やコラムだけの露出ではもったいないといった内容の問い合わせを何回かもらっていたので、

それなら自分より面白そうなキャラの人がいる

とデビュー(出版)したばかりの過食の王様、もとい、美食の王様を教えたのであります。コンタクトするなら、奥沢の寿司屋「入船」を張っていれば良いとのアドヴァイス付きでありました。
すぐさま無事接触が出来たようで、その後「すずきB氏」をも巻き込んで、バラエティー番組に出始めたのは皆さんご存じのことだと思います。

彼ら2名(来栖氏とわぐり氏)とはその後実際に会いまして、編集者たちを含めて半年ほど飲み食い(彼ら二人は下戸で酒は飲まなかった)をしたのですが、袂を分かったからか、数年前のトトキ問題や領収書問題(来栖氏の)では、来栖氏のブログコメント欄でかなりの友里批判を受けましたっけ。

その後も実は彼の店「エキュレ」に何回か行きましたし、結婚のお祝いを述べたこともありました。
まったくスタンスと味の嗜好、そして酒量が違う立場でありましたが、いざ引退すると聞くとネタに出来なくなることもあり、なんだか寂しい気持ちになったのであります。
TV以外を引退とか、どんな引退か曖昧ではっきりしませんが、今後の別ジャンルでのご活躍を祈念する次第であります。

さて先日、イマイチな高額ステーキ店(最近銀座へ移転)の帰り、同伴者達とその不完全燃焼を解消する意味ではありませんが、リッツカールトン東京の「ザ・ロビーラウンジ&バー」へ立ち寄りました。友里が目指したのはその日偶然提供していると知った

コピ・ルアク

であります。

What is Kopi Luwak

実は友里も昨年だったか一昨年だったか、TV番組で偶然知ったインドネシアのコーヒーであります。どんなコーヒーかと簡単に言いますと

コーヒーの実を食べたジャコウネコから消化されず輩出されたコーヒー豆からいれるコーヒー

なのであります。
独特の香りや味わいがあると言われ、大変希少なコーヒーだとか。ナマコやカタツムリと同じく、最初にチャレンジした人には本当に頭が下がるのですが、以前から友里の頭に引っかかっていたのです。

先日シンガポールへの出張の際、落ち合った知人がこの「コピ・ルアク」を探していたのでその記憶が蘇りまして、リッツで飲めると知って皆を説得して飛び込んだのであります。
ところがメニューを見てビックリ。なんとそのコーヒー1杯が

5500円

なのであります。あのシャンパンボトルに入れるだけで何倍も請求する会社より高いではありませんか。その際、品質保証書なるものを貰ったので、以下に貼り付けます。

 

コピ・ルアク 説明書

 

実際に飲みました感想を書かなければなりませんね。確かにすっきりしていて飲みやすいコーヒーだったのですが、友里には

香りや味わいが薄いコーヒー

としか感じませんでした。証明書には生豆で輸入し焙煎して売っている会社名がありましたので、ネットで調べてみたら一般人への販売価格が出ておりました。なんと

100グラム 3980円(税込み)

なのであります。1杯分に換算すると、1000円以下ではないですか。

http://item.rakuten.co.jp/mmc-coffee/1382523/#1382523

確かに元々高いコーヒーでありますが、チャージやサービス料がつくと1万円近くになるリッツのコピ・ルアク。

リッツの値付け、恐るべし

とつくづく思い知った夜でありました。

 

昨日は二回目の宝塚

昨日、読者から

開幕戦での斎藤佑樹選手の完投勝利に関して、友里は予想敗北宣言をしないのか

と叱咤のメールをいただきました。
確かに昨年はハエがとまるほど緩くホームベース前でおじぎするボールに、スイングスピードが速いプロの打者のタイミングが合わずある程度勝ち星を上げることができた斎藤佑樹選手。今年は相手球団の打者もアフォではないので、斉藤選手がボールをリリースしたのを確認してからまずは

一回素振り

をして構え直し、その後ホームベース上を通過するボールを打つという戦略などを駆使して、あっというまにKOすると予想していたのは事実であります。
当然土曜の新聞やニュースで

斉藤 初回にノックアウト

の見出しを楽しみにしていたのですが、なんと最少失点に抑える完投勝利との記事。何かの間違いかと思ったのですが事実と知って、精神的に落ち込んでしまったのであります。
週末は現実を素直に見つめることが出来ず逃避していたのですが、ようやく平常心を取り戻しましたので、まずは開幕戦の結果について

見立ての違いをお詫び申し上げます

ライオンズ打者のふがいなさのせいにするつもりはありませんが、また次回の登板で

KOされず勝ってしまう

ことにでもなったら、友里はプロ野球に対する考え方を根本的に修正することになるでしょう。

プロの世界でも頭さえ少し使えば、並の素質でやっていける

プロ野球は最高レベルの技術と資質の持ち主の集まりだと思い込んでいたのですが、駆け引きだけでも通用する選手が出てきたということで、体力や素質で傑出しない選手にも希望を与えることができるのではないか。
そして次回の予想です。斎藤佑樹選手、頭をつかう投球術によって頭を使わない相手球団打線を相手に

次回の登板では完封勝利

を上げると予想させていただきます。

さて昨日は、友里生まれて二度目の宝塚でありました。今月の東京は月組公演でありまして、両トップ(男役と娘役)

霧矢大夢と蒼乃夕妃の引退公演

でありました。当然引退を惜しむファンが殺到ということで、チケット入手は苦戦。
今回はSS席ではなくS席となりましたが、限りなくSS席に近い位置でしたので、両トップや2番手はじめ出演者の顔をばっちり拝むことが出来たのであります。

引退公演ということで感情移入したわけではないですが、前回は疲れも見えてあまりパッとしないトップだなと感じた

霧矢大夢の声量と歌唱力に圧倒

されてしまったのであります。歌うまいんですね彼女。未だ二度目でありましたが

セクシーな蒼乃夕妃の踊り

も今回で見納めとなったのは非常に残念に感じたのであります。
次期トップは8頭身どころか10頭身に見えるスタイル抜群の

龍 真咲

今の時点では霧矢大夢ほどの声量(トップは特別な音響操作をしているのかも)を感じませんが、長身&細身の体のダンスは見もの。次期2番手の明日海りおは、かなり人気があるようで位置づけは

準トップスター

となるようです。普通の2番手ではなく限りなくトップに近い位置づけ(ほぼ同等か)となるようです。
次回の演目である「ロミオとジュリエット」では、Wキャスト制だとかで

ロミオ役とティボルト役をトップと準トップの二人が役替わり

新トップでのお披露目でWキャストとはちょっと「可哀相」だと思っていたのですが、宝塚ファンの読者から

龍真咲はロミオよりもティボルト役があっている

とのご意見もいただきました。予想をはずしまくる友里でありますが、トップと準トップが2期しか離れていないだけに

明日海りおは早晩他の組へトップとして移籍

するのではないかと考えております。それにしても娘役トップ

入団3年目の愛希れいか

なんと去年5月、男役から娘役に転向したばかりと、実際の経験だけではなく娘役の経験も少ない大抜擢。
8月10日からの次回講演が今から楽しみであります。

本日のブログ、スポーツや政治と同じく門外漢のくせに偉そうに書くな、とまた読者から怒られるのでしょうか。

 

 

最近訪問した店 実名短評編 2012-8

早いもので今年も3ヶ月が絶ってしまいました。今日から新年度であります。
今年も残り3/4と書くと気が早いと言われるかもしれませんが、この調子で時が過ぎていきますと、もう30回は迎えられないと思う正月の残りもあっという間になくなってしまうかもしれません。
食だけではなく残りの人生、悔いのないように大事に消費していきたいものです。

さて先週水曜日の日刊ゲンダイ、そして昨日の店評価ブログで取り上げた大阪の人気行列カレー店「宝石」(現在休業中)がオペレーション(単に3人ずつカレーを造って出すという客じらし戦略)を真似たという、大阪一、いや関西一のカレー店と言われる

カシミール

へトライしました。そして大変苦労して目的を遂げることができました。本日はその「カシミール」の短評編です。

関西の食べ仲間と12時に現地で待ち合わせ。オープン時刻はその日の店主の都合でバラバラと聞いておりまして、1時間くらいは覚悟していたのですが・・・

カシミール 入口

 

なんと店の間口の半分を自動販売機の設置スペースに使っているんですね。行列している客から更に少しでも稼ごうとの思惑でしょうか。あまり格好の良いものではありません。

12時5分前に店前に着いた友里、行列が出来ていないのに驚いたのです。数人の客と思われる人が店前から立ち去っていくのを見て、嫌な予感がしたのです。急いで入口の前に行ってみたら

14:00頃の開店となります。すみません。

という張り紙。

カシミール 張り紙

 

おいおい、いくらなんでも2時間もオープンを勝手に遅らすのはサービス業として失格ではないか。やや遅れてきた食べ仲間と慎重に協議した結果、

最初で最後だからこのまま2時間待つ

という選択をしたのであります。
最初の1時間は時間の消費に苦労したのですが、13時頃にすぐ後ろに並んだカレーオタク、もとい、カレー好きの男性客から色々とカレーの話を聞かせていただき、残り1時間をなんとか乗り切ったのであります。

カシミールは関西一のカレー店
営業時間が不規則なので、来られる客は学生、自由業に休んだ会社員だけ
種類はマトン、カシミール、ビーフ、チキンなど選択肢はある
またセットとして野菜や玉子のトッピングもある
辛さは3~30まである
勿論スパイスカレーである
普通は13:30ころのオープンが多い

とのこと。期待が徐々に膨らんで14時にやっと入店となったのです。その時点で行列は我々を入れて13人ほどになっておりました。

友里のオーダーはBセット(野菜と玉子入り 1000円)のマトンカレー。白米ではなく玄米を選び、辛さはノーマルの3(初めての客にはノーマルを強く勧められる)であります。
15分ほどで出来上がってきたのですが、我々とそのオタク、もといカレー好きのカレーを造り終えてから、次の3人のオーダーを取り始める店主。オープンと同時に10人ほど客が入店しましたが、最後の方なら、1時間はオーダーも受けて貰えず、黙って人がカレーを食べる様を見て時間を潰すことになるのです。

カシミール マトンカレー

盛りつけの見た目は決して綺麗ではない、単なるてんこ盛り。お皿からカレーがこぼれてしまっておりました。
ご飯少なめでも東京の大盛りに近いのではないか。大盛り指定なら2人前はありそうでした。

肝心のお味でありますが、トマトが入っているからか酸味は感じますが、スパイスの主張を感じません。

良くいえば各スパイスが調和している、はっきり言うとスパイスが効いていない

「宝石」もそうでしたが、大阪(関西)の方はスパイスに弱いのでしょうか。スパイスカレーと言われていても、友里には辛さではなくスパイス自体の主張をほとんど感じなかったのであります。特徴が見当たらなかったのであります。

関西で江戸前鮨、まともなフレンチ、郷土色あるイタリアンを求めるのは酷だと思っていたのですが、更に

スパイスカレー

も加えるべきだ、との結論に達したのであります。