予想通り橋下市長が原発再稼働問題で腰砕けとなりました。今まで強硬に反発していた再稼働ですが、昨日の会見で
実質的な再稼働容認
をしてしまいました。
http://mainichi.jp/select/news/20120531k0000e010167000c.html
夏を乗り切るためには
机上の論議ではなく現実の政治
を選択したと弁解しておりましたが、そんなことを言い出したら大阪維新の会が唱えている政策なんて現段階では
すべて机上の論議
であります。現実に向き合うのが政治だというなら、大阪維新の会はこれからも自ら提案した
政策を反故にし続ける
ということでしょうか。以前のブログで
橋下倒すに刃物はいらぬ。突発停電1つあればよい。
というようなことを書きました。関西圏でこの夏わずかでも停電にしてしまえば、再稼働に反対していた橋下氏や大阪維新の会にすべての責任を転嫁することが出来るはず。政府はじめ民主や自民、財界、役人とすべての利害が一致している原発再稼働が仮に出来なくてもそのかわり
大阪維新の会をぶっ潰す
ことが出来るのですから、彼らにとって原発再稼働はどっちに転んでも良かったわけであります。
しかし大阪維新の会というか橋下市長
ボロが出はじめて賞味期限切れ
になりそうな気配。政府の暗黙のブラフ(停電になってよいのか)に屈した代償は非常に大きいと考えます。
しかし政府や関電の主張が友里にはよくわかりません。今夏15%の電力不足に陥る可能性があると言っていますが、大飯原発2機を再稼働すればその15%をまかなうことができるということでしょうか。私が調べたところ、2機合わせての出力は
236万KW
であります。この発電量が今夏の不足分15%に相当する(大飯原発を再稼働したら停電が防げる)というなら、関電圏の必要電力は
わずか1600万KW
ということになります。しかし実際の関電発電能力は原発入れて3千数百万KWのはず。原発を外しても
2千数百万KW
あるのではないか。必要電力が1600万KWなら、関電既存の火力や水力で充分埋め合わせできまることになります。また必要量がもっと多いので火力や水力だけではまかなうことが出来ないというなら
大飯原発の2つや3つ再稼働しても足りないではないか
友里は、政府や関電の現実の理論が理解できないのであります。
さて本日のお題は山葵の話であります。どこかの売れないオッサンライター(J.C.オカザワ)のように、
脂まみれの養殖物を扱う廉価な寿司屋でも本ワサビを使え
というような非現実的で意味ない(変な脂ギトギトの刺身に本山葵は必要ない)話ではありません。
皆さんは、刺身を食べるとき山葵をどう使っているでしょうか。
もちろん、醤油に溶かさず刺身に山葵をのせてから醤油に刺身をつけて食べている
という方が多いのではないでしょうか。かくいう友里も、子供の時は本山葵だろうが混ぜ山葵だろうが醤油に溶かしておりましたが、今まではタネに山葵を乗せて食べていたのです。
醤油に山葵を溶かししている人を見たら
せっかくの本山葵がもったいない(子供みたいで通でない人だ)
と思っておりました。ところが先日訪問した京都のある和食店の主人、造りを食べるとき
山葵は醤油に溶いた方が良い
と説明するのです。詳しく聞くところ、トロなど脂の強い刺身は山葵を直接つけても良いが、繊細な白身などに山葵を直接乗せたら
肝心の白身の風味を消してしまう
と言うのです。食べ方によっては山葵だけを先に感じてしまう場合もあるとのこと。恐る恐る超久々に本山葵を溶かして白身を食した友里(今までもデパ地下の刺身を混ぜ山葵で食べるときは醤油に溶かしておりました)、
結構イケる
と感じてしまったのです。無理して白身に山葵を乗せ、口中が山葵の味だけになってしまって白身の味を感じにくくする必要はないのではないか。刺身(白身)が主役であって、山葵はあくまで脇役なのであります。
とはいえ東京に戻ってきた友里、和食屋や鮨屋で刺身を食べるとき
未だに刺身に山葵を乗っけて食べている
のであります。醤油に山葵を溶かして食べていたら
友里征耶は山葵(刺身)の食べ方を知らない
との噂が広まる危険を避けたかったのです。
よって本日のブログで話題にして世に問題を提起(大げさ)。これからは堂々と山葵を醤油に溶かして白身を食べることが出来るとの思惑からであります。
皆様のお考えはいかがでしょうか。ご意見をメールか掲示板でいただければ幸いであります。