久々のワイン飲んだ自慢

分家(友里征耶fanbot)の関谷江里さんへの問題提起、京都市長の特別扱い(市の重職にある知人を使っての自著宣伝)に対するものでありますが、なかなか読み応えがあるものでありました。

http://twilog.org/tomosatoyuyabot/date-130418

http://twilog.org/tomosatoyuyabot/date-130419

http://twilog.org/tomosatoyuyabot/date-130420

http://twilog.org/tomosatoyuyabot/date-130421

4日間にわたる長文であります。

生粋の京都人を自称する人から単なる京都在住人まで、持て囃される京都ブランドに勘違いした人がかなり存在するということでありましょうか。
この分家の問題提起ツイートの威を借りたのか、今までは

赤い・・・

と、関谷江里さんの実名をほとんど挙げずに批判していた通風、もとい朔風さんのブログや大味好きな柏井壽氏が途端に

関谷江里さん

と実名を挙げて批判するようになっておりました。

http://sakufuu315.exblog.jp/

前々から、実名挙げず批判しても何の説得力もないのにと思っていたのですが(友里のように実名挙げても効果はないですけど)、ヘタレ中傷からようやく腰を据えた批判へと彼らは転向してきたようです。

なぜ今までほとんど実名を挙げずに関谷さんを批判してきたのか。
それは正面からの抗議(そんなことしてくるとは思えませんが)を恐れてのことだと思うのは友里だけではないでしょう。
でもこの方、コメント欄で

いざとなれば、こちらも訴訟はお手のものでございます

と、友里アンチのコメントに回答しているのであります。以下のURLのコメント欄後半をご覧ください。

http://sakufuu315.exblog.jp/17644017/

このアンチ(初コメ)、友里批判をしてくれそうなところにへばりつくおなじみの粘着人(しかもパシリ体質から抜け出せない)でして、友里からの攻撃の注意喚起を朔風さんに、わざわざしたようであります。

友里にも言えることですが、訴訟慣れは決して自慢することではない。でもこの「お手のもの」自慢にしては今まで

実名挙げずの批判でやけに慎重だったのが不思議

まあ何でも言ったもの勝ちでありますので、「お手のもの」自慢が純粋無垢な読者には効果があるのでありましょう。
彼ら京都のランチ族ブロガーやドタキャン作家に関しては別の機会にしっかり書くつもりですので、本日はイントロとしてこの辺で終了とさせていただきます。

さて本題。本日は昨晩友里ツイッターで写真を発信した

ワイン、飲んだ自慢

であります。

お世話になった方がかなりのワイン好きでありまして、それでは普段なかなか抜栓できないワインを飲もうと思ったのであります。
かなりの本数を未だ持っているのですが(自慢ですみません)、もう二度と手に入れるのは不可能(現在の市場価格だと友里の懐では不可能という意味)なので貧乏性の友里はなかなか開ける勇気がでない

アンリ・ジャイエ

その中から選んだのがこの2本でありました。

持ち込んだ4本

最近は持ち込める店(まともな料理を提供するという意味)が激減していまして、頼みのあのフレンチが定休日。そこで知人に頼んで了解得たのが

フレンチっぽいイタリアン

でありました。当夜は店の片隅で、あのMOFシェフが食べていたように、

パスタを出さなければフレンチと変わらない店

であります。
拙著で毎回主張しているように、

持ち込む場合も店で何本かワイン(結構高め)を頼むべし

を実践して、この4本以外に泡を頼む予定だったのですが、問題が発生しまして

店で頼んだワインは3本

にまでなってしまった。
ではその問題とは何か、それは初っぱなの白ワインが

ブショネ

であったのです。
ラフォンの80年前後、しかもトップレベルのシャルム(モンラッシェが最高峰ですけど)はもうほとんど在庫がないのに、これが

どこへ出しても恥ずかしくない立派なブショネ

何とか飲めないかとデカンタしてもらったのですが、更にブショネ感が増してしまいまして飲むのを断念。すぐさまイタリアの白に切り替えたのであります。

そういえば今月初めのグランメゾンでもブショネに当たった(ソムリエの判断でテイスティングする前に交換してもらった)ことを思い出し嫌な予感がしたのでありますが、

‘83 V-R ボーモン
‘76 エシェゾー

は最近飲んだジャイエの中ではトップに値する状態でありまして、ホストの一人としてホッとしたのであります。
今まで2~3本の76年エシェゾー(勿論ジャイエ)を開けたのですが、そのいずれよりも

美味しかった

また83年のボーモン、ジャイエのラインアップの中では格下の1級でありますが

これまたかなり美味しかった

のであります。
当夜のメインはこの2本でありましたが、実は友里が楽しみにしていたのが

61年のリシュブール

造り手はLIGER BELAIRといいまして有名ではありませんが、色が濃く液面が減っていたのでかなり期待していたのであります。
ここでアンチから突っ込まれないように補足説明させていただきますと、友里の経験から

液面の高さは状態に関係ない

よく数本から選ぶ時、液面の高いのを選択する人がいますが、あまり関係ないというのが友里の経験則。いや

かえって低い方が美味しいワインが沢山あった

のであります。シカゴオークションからの購入でもありまして(シカゴ経由でハズれたことがほとんどなかった)、ジャイエ以上に満足すると思っていたのですが

まったくの期待ハズレ

ブショネではなかったけど状態がかなり悪く、飲めたものではなかったのであります。でももったいないので飲みましたけど。
よって赤も1本追加してもらったのであります。

しかしきょうび、ワインを持ち込む時の店選びがホントに大変です。
名古屋や関西では

ワインの持ち込みを許さないと客が寄りつかず経営が成り立たない

と言われておりますが、お江戸ではなかなか探すのが難しい状態。
飲むワイン全部持ち込ませろと関西みたいに無理をいうつもりはないのですが、

まともなフレンチやイタリアンでもっと持ち込める店がでてこないのか

持ち込み客がマナー(店でもしっかりワインを頼む、ソムリエにも振る舞う、など)を守っていれば、持ち込み許可店がこんなに激減することはなかったと友里は考えます。

 

 

わずか半年で敢えなく撤退か、菊乃井ロンドン

世界の保安官を気取ったアメリカ。友里はその自分勝手の押しつけが「世界の迷惑」だと思っているのですが、最近の「迷惑王」は中国ではないか。
今朝のTV報道では鳥インフルエンザに関して

死者20名 感染者100名超え

しかし前から友里が不思議に思っていたのが、感染者や死者の発生地が

なぜ都心に偏っているのか

この新型インフルエンザが鳥から感染するとしたら、都心部より圧倒的に広い農村部のほうが感染のリスクは高いはず。鳥を飼育しているんですからね。
友里が思うに

中国内陸部の農村ではもっとバンバン感染しまくっている

のではないか。中国政府が隠蔽しまくっているのではないか。
日本政府は暢気なようで、中国からの帰国者に対し何か異変があったら届け出るように要請しておりますが、

一刻も早く中国からの人&ブツの流入を止める

ことが必要ではないか。
中国人観光客だけではなく、中国に滞在した日本人の帰国も許さないほどの徹底した限定的な鎖国が必要であると友里は考えます。

中国からの日本人帰国者を認めないのは問題だとの意見もあるでしょうが、昔イランで拘束されて日本人と同じく

リスキーな中国へ行くのも自己責任

のはず。少なくとも友里は、彼らに中国へ行ってくれと頼んだ覚えはありません。
まして金儲けのために中国へ行った企業やその社員はそれなりの覚悟も持っているはず。
散々お金儲けをしたのですから(出来なかった人も多いでしょうが)、

大好きな中国で骨を埋めろ

と発言すると、暴論だとお叱りを受けるでしょうか。

金儲けはしたけどリスクは取らない

なんて甘ちゃんな弁解が聞こえてくるでしょうが、それは

ヨイショはいくらでも受けるけど批判は許さない

という自分勝手な飲食店オヤジと同じ。
中国で金儲けした人(しようとした人も)は中国にとどまって鳥インフルエンザの拡散を防ぐための努力をし続けてもらいたいものです。

さて先週末に友里ツイッターで発信した友里十八番の「閉店情報」。今回の閉店情報は

ロンドンにある菊乃井の分店

でありました。まずは以下の英文記事をご覧ください。

http://finchannel.com/news_flash/Travel_Biz_News/125779_Hakkasan_Group’s_Chrysan_closes_after_six_months/

あれは昨年の9月頃だったでしょうか。
正確には「菊乃井」の村田吉弘氏個人(菊乃井とは直接関係ないらしい)が、アラブ首長国連邦(UAE)のファンド会社「ハッカサングループ」と提携(早い話が「名前貸し」の延長線上)してロンドンにオープンした

Chrysan

当時は日本でもかなり注目されておりました。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/121007/wlf12100712000006-n1.htm

岡田敏一さん(存在を知らなかったけどサンケイの記者?)は上記のように熱く語っていますが、まさか

わずか半年で閉店

とは思いもよらなかったことでありましょう。
かくいう友里も、ロンドンには多くの出稼ぎ日本人(日本人ソサエティ内が濃い関係だそうです)が在住し、最近は質が向上しているといっても食に関しては後進だったイギリス・ロンドン。この菊乃井分店(正確には村田吉弘氏個人の提携)は

ある程度成功するだろう

と予想していただけに驚いたのであります。

村田氏は

世界のあらゆる料理のなかで最も優れているのが「和食」
中途半端な日本食と違う、本格的な和食を世界に広めたい

と言っていたとか。
でもこのファンド会社ハッカサンは、昨年末、このChrysan近くにオープンしたチャイニーズ「HKK」をオープンしているんですね。
上記の英文記事によると

there is a strong demand for Chinese concepts both in the City as well as Greater London

ロンドン人は和食よりチャイニーズが大好きだったようです。

ハッカサングループは、この「HKK」の成功に気をよくしての(Chrysanはロンドン人に受けなかったのでしょう)

村田斬り→チャイニーズ舵切り

これがChrysanわずか6ヶ月での閉店劇の真相ではないかと友里は考えます。

しかし恐ろしきはアラブ人。おそらく当初は3つ星料理人の村田氏に強烈なラブコールを送ったと推測しますが

役に立たないとあっさり切り捨てる

ドライな性格だったようです。

昨年でしたか、同じく京都の目立ちたがり3つ星料理人である徳岡邦夫氏がシンガポールに個人レベル?で出店した

kunio tokuokaの閉店中

友里ブログで発信しました。
わずか1年で閉店状態に突入したと書きましたが、村田さんもさすがであります。若造徳岡に負けじと

わずか半年で閉店に持っていった

村田さんの負けず嫌いは筋金入りであると考えます。

しかしこの村田氏の店の瞬殺を知って、友里はもう一人の職人の行く末が心配になったのであります。それは

「あら輝」の荒木水都弘さん

この2月末で銀座の店を閉めたはいいが(表向きは昨年末に閉店)

未だにビザ取得に苦戦してロンドンで店オープンできる展望がない

と漏れ聞いたのはつい先日。
うまくビザを取得してからも、村田氏の轍を踏まないようにしてもらいたいものです。

また友里ツイッターから

「祇園さヽ木」の佐々木氏がパリ出店を狙っている

とも知りました。ロンドンと違ってパリで和食を成功させる秘策があるのでしょうか。

腹膜炎で手術した時、抜糸を待たず店に出たと聞く佐々木さん。
「祇園 さヽ木」は佐々木劇場(彼のパフォーマンスが一番のウリ)であるだけに、店を留守にし続けては客が離れると心配したのでありましょう。
パリでも集客のためパフォーマンスをウリにするなら京都を留守にしなければなりません。そんな事は出来ないでしょうから

劇場なしでパリ人(日本人も)を引きつけることが出来るのか

先人の失敗から十分考慮していただきたいと友里は考えます。

さて最後。前述の岡田敏一さんは

村田さんは「和食」の世界遺産登録に向けて活動を続けてきたことでも知られています

と述べていますが、和食が世界遺産に登録される前に、3代目・村田吉弘氏が受け継いだ

遺産

が枯渇しないことを祈るばかりであります。

 

最近訪問した店 実名短評編 2013-16

4/18だったでしょうか、数少ない女性読者の一人から

「愚者を斬る」というブログをカウイチ氏が復活してます!

とのメールを頂きました。

あれは4/1の友里ブログでしたか。友里がちょっと反応した途端、友里を連日口汚く誹謗中傷していたカイウチ氏が恐れをなしてブログを閉鎖したことを書きましたが、ブログ名を

問題児→愚者

に変更して密かに再開していたのであります。

ブログで注目を集めたと思い込んだら、己の自己顕示欲を抑えられず発信し続けたいのは人間の性。この友里も例外ではないですから、ほとぼりが冷めた頃合いだと判断して再開したのでしょう。

ところが昨日、友里ツイッターでもその再開のことが取り上げられて

しばらく泳がせて証拠を集め、小遣い稼ぎの為そのうち提訴するつもり

とうっかり返事をしてしまった。
その途端、あっという間にブログの中身が削除されてしまったのであります。

http://ameblo.jp/siovala0011/

ヘタレのカイウチ健在を自ら証明した

復活&即撤退のカウイチ瞬間劇

でありました。
まだ先の話と保存も魚拓とっていなかった友里、残念ながら「ずこ」に対した時と違って

数百万円の小遣い稼ぎがパー

になってしまったのであります。
この即撤退ブログ、見ていらっしゃらない方も多いと思います。
そこで2つほどキャッシュで残っていたので、以下に貼り付けておきます。いつまで見ることが出来るかわかりませんけど。
もっと過激な書き込みがあったのですが、残念ながら見つかりませんでした。

http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:QBD8eyPlUYYJ:ameblo.jp/siovala0011/entry-11509604948.html+%E6%84%9A%E8%80%85%E3%82%92%E6%96%AC%E3%82%8B&cd=4&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:dOLVmS-pJd8J:ameblo.jp/siovala0011/entry-11507017558.html+%E6%84%9A%E8%80%85%E3%82%92%E6%96%AC%E3%82%8B&cd=6&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

さて本日の実名店は

ビストロ ドゥーブル(丸の内)

TVで見たブイヤベースが美味しそうとの身内のリクエストで、週末に訪問しました。
足下が悪い土曜日だったからか、店内は我々グループ以外ほとんどが閑古鳥だけ。それなのに皿出し(アルコール出し)が遅いのでストレスがたまってしまいました。

まずはビールのツマミにと頼んだキャロットラペ(450円)。しかし出てくるのが遅く(ビールも遅かったけど)、初っぱなからイライラ。
気の抜けたオイルをまぶしただけのような物足りなさで、据えられたオレンジ風味のフランは甘いだけで不要と提案させていただきます。

キャロットラペ

パテ ド カンパーニュ(1000円)は塩しっかりながら期待ハズレ。

パテ ド カンパーニュ

 

ニース風サラダ(1000円)はこの価格ならまずまず。

ニース風サラダ

 

野菜のココット蒸し(1600円)は、野菜自体の味が弱く、量とともに物足りない。

野菜のココット蒸し

 

アンドゥイエット(1500円)も太いだけでイマイチ。

アンドゥイエット

 

テット ド フロマージュ(1200円)、添えられた梅味のラビゴットソースと共にこれまた期待ハズレ。

テット ド フロマージュ

 

お目当てだったブイヤベース(2600円)は、魚とラタトゥユをぶち込んだような感じで、塩濃いけど魚の出汁がでていなかった。

ブイヤベース

 

そして未だ食べ足りなかったので頼んだ牛ランプロティ(3200円)は、2~3人まえのボリュームで可もなく不可もなしと感じたのであります。

牛ランプのロティ

 

7名のうち3名はお酒を飲まなかったけど支払いは

一人当たり7000円

うーん、この食後感では再訪は難しい。
有名でもなさそうで日刊ゲンダイに取り上げても反響はないと判断し、少ないデータなので本日の実名短評編で終わりとさせていただきます。