わずか半年で敢えなく撤退か、菊乃井ロンドン

世界の保安官を気取ったアメリカ。友里はその自分勝手の押しつけが「世界の迷惑」だと思っているのですが、最近の「迷惑王」は中国ではないか。
今朝のTV報道では鳥インフルエンザに関して

死者20名 感染者100名超え

しかし前から友里が不思議に思っていたのが、感染者や死者の発生地が

なぜ都心に偏っているのか

この新型インフルエンザが鳥から感染するとしたら、都心部より圧倒的に広い農村部のほうが感染のリスクは高いはず。鳥を飼育しているんですからね。
友里が思うに

中国内陸部の農村ではもっとバンバン感染しまくっている

のではないか。中国政府が隠蔽しまくっているのではないか。
日本政府は暢気なようで、中国からの帰国者に対し何か異変があったら届け出るように要請しておりますが、

一刻も早く中国からの人&ブツの流入を止める

ことが必要ではないか。
中国人観光客だけではなく、中国に滞在した日本人の帰国も許さないほどの徹底した限定的な鎖国が必要であると友里は考えます。

中国からの日本人帰国者を認めないのは問題だとの意見もあるでしょうが、昔イランで拘束されて日本人と同じく

リスキーな中国へ行くのも自己責任

のはず。少なくとも友里は、彼らに中国へ行ってくれと頼んだ覚えはありません。
まして金儲けのために中国へ行った企業やその社員はそれなりの覚悟も持っているはず。
散々お金儲けをしたのですから(出来なかった人も多いでしょうが)、

大好きな中国で骨を埋めろ

と発言すると、暴論だとお叱りを受けるでしょうか。

金儲けはしたけどリスクは取らない

なんて甘ちゃんな弁解が聞こえてくるでしょうが、それは

ヨイショはいくらでも受けるけど批判は許さない

という自分勝手な飲食店オヤジと同じ。
中国で金儲けした人(しようとした人も)は中国にとどまって鳥インフルエンザの拡散を防ぐための努力をし続けてもらいたいものです。

さて先週末に友里ツイッターで発信した友里十八番の「閉店情報」。今回の閉店情報は

ロンドンにある菊乃井の分店

でありました。まずは以下の英文記事をご覧ください。

http://finchannel.com/news_flash/Travel_Biz_News/125779_Hakkasan_Group’s_Chrysan_closes_after_six_months/

あれは昨年の9月頃だったでしょうか。
正確には「菊乃井」の村田吉弘氏個人(菊乃井とは直接関係ないらしい)が、アラブ首長国連邦(UAE)のファンド会社「ハッカサングループ」と提携(早い話が「名前貸し」の延長線上)してロンドンにオープンした

Chrysan

当時は日本でもかなり注目されておりました。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/121007/wlf12100712000006-n1.htm

岡田敏一さん(存在を知らなかったけどサンケイの記者?)は上記のように熱く語っていますが、まさか

わずか半年で閉店

とは思いもよらなかったことでありましょう。
かくいう友里も、ロンドンには多くの出稼ぎ日本人(日本人ソサエティ内が濃い関係だそうです)が在住し、最近は質が向上しているといっても食に関しては後進だったイギリス・ロンドン。この菊乃井分店(正確には村田吉弘氏個人の提携)は

ある程度成功するだろう

と予想していただけに驚いたのであります。

村田氏は

世界のあらゆる料理のなかで最も優れているのが「和食」
中途半端な日本食と違う、本格的な和食を世界に広めたい

と言っていたとか。
でもこのファンド会社ハッカサンは、昨年末、このChrysan近くにオープンしたチャイニーズ「HKK」をオープンしているんですね。
上記の英文記事によると

there is a strong demand for Chinese concepts both in the City as well as Greater London

ロンドン人は和食よりチャイニーズが大好きだったようです。

ハッカサングループは、この「HKK」の成功に気をよくしての(Chrysanはロンドン人に受けなかったのでしょう)

村田斬り→チャイニーズ舵切り

これがChrysanわずか6ヶ月での閉店劇の真相ではないかと友里は考えます。

しかし恐ろしきはアラブ人。おそらく当初は3つ星料理人の村田氏に強烈なラブコールを送ったと推測しますが

役に立たないとあっさり切り捨てる

ドライな性格だったようです。

昨年でしたか、同じく京都の目立ちたがり3つ星料理人である徳岡邦夫氏がシンガポールに個人レベル?で出店した

kunio tokuokaの閉店中

友里ブログで発信しました。
わずか1年で閉店状態に突入したと書きましたが、村田さんもさすがであります。若造徳岡に負けじと

わずか半年で閉店に持っていった

村田さんの負けず嫌いは筋金入りであると考えます。

しかしこの村田氏の店の瞬殺を知って、友里はもう一人の職人の行く末が心配になったのであります。それは

「あら輝」の荒木水都弘さん

この2月末で銀座の店を閉めたはいいが(表向きは昨年末に閉店)

未だにビザ取得に苦戦してロンドンで店オープンできる展望がない

と漏れ聞いたのはつい先日。
うまくビザを取得してからも、村田氏の轍を踏まないようにしてもらいたいものです。

また友里ツイッターから

「祇園さヽ木」の佐々木氏がパリ出店を狙っている

とも知りました。ロンドンと違ってパリで和食を成功させる秘策があるのでしょうか。

腹膜炎で手術した時、抜糸を待たず店に出たと聞く佐々木さん。
「祇園 さヽ木」は佐々木劇場(彼のパフォーマンスが一番のウリ)であるだけに、店を留守にし続けては客が離れると心配したのでありましょう。
パリでも集客のためパフォーマンスをウリにするなら京都を留守にしなければなりません。そんな事は出来ないでしょうから

劇場なしでパリ人(日本人も)を引きつけることが出来るのか

先人の失敗から十分考慮していただきたいと友里は考えます。

さて最後。前述の岡田敏一さんは

村田さんは「和食」の世界遺産登録に向けて活動を続けてきたことでも知られています

と述べていますが、和食が世界遺産に登録される前に、3代目・村田吉弘氏が受け継いだ

遺産

が枯渇しないことを祈るばかりであります。