ご意見沢山いただきました

新著の企画について先週末から沢山の方から貴重なご意見をいただきました。
あらためてこのブログを借りて御礼申し上げます。
売れるにこしたことはないのですが、スタンスが独特ですので多くの人に受け入れられるとは思っておりません。JCよりは多いと自負しておりますが、限られた友里ファンそしてアンチ友里の方にまで、より面白いものを提供したいと考えております。
今回色々なご意見をうかがい、自分では気づかなかった点がわかりました。
まず、友里のスタンスが未だはっきりしない。どのうな店がよく、どのような店が悪いのか。
読者は著者の視点と自分との整合性を考えてその店を判断しますから当然であります。この4年近くのブログなどで私はきちんと説明してきたと勝手に思っていましたが、実は明確ではなかったということです。
また、ヨイショではなく純粋に「おススメの店」や良い店と判断するノウハウ(あるかどうかわかりませんが)、「こうしたら店が良くなる」といった問題点を理論的に解説、偉そうな言い方かもしれませんが、「店のレベルを上げる」にはどうしたらいいかを友里なりに書くのはどうだといったご意見もありました。
持論であるヨイショライターの「料理人持て囃し」もその問題点の一つだとのことでした。
また、ポケットマネーといいますか客単価が1万円までの店の充実、出張で東京へ来たときのはずれない店選び、もっとワインや酒に言及せい、といった貴重なご意見もありました。
頭の中で整理して、新著の企画に反映していきたいと思います。
ここまでご協力をいただいて、稟議で企画がボツったら申し訳ないと責任重大です。
本当にご意見有難うございました。

「店評価ブログ」を更新しました

単なるTV番組中の「肩書き」であったはずの「鉄人」という呼び名。厳密なコンペで得た称号ではなく、毎週放映の番組収録を優先できる(つまり時間に余裕がある)料理人から適当に選んだだけなのですが、当人は相当勘違いしてしまったようです。
森本正治氏だけではなく彼と提携したワイズテーブルも、「世界のアイアンシェフ」、「アメリカNo.1ジャパニーズキュイジーヌシェフ」とHPで騒いでいますが、ここの料理への世間の評価が高いとは到底思えません。
食通や外食慣れした人は近づかないでしょう、「森本XEX」を追加しましたので、お暇なときにご覧ください。

皆様からのアドヴァイスのお願い

今年になってある出版社の方から、新たな出版依頼がありました。今度はグラフ社ではありません。
今までもいくつかの出版社の編集者からコンタクトがあり、出版の依頼を受けたことがあります。でもグラフ社を除いてどの出版社からも本がでることはなかった。
担当の方と新著の企画を話し合い、その後社内で稟議にかけてオッケーがとれなかったいうのが真相のようです。本人はそう思っていないのですが、過激に見える姿勢が上のポジションの人の了解を引き出せないのでしょうか。それとも、そうは売れたとは思っておりませんが、この業界にインパクトだけは与えた1冊目の黒本、「シェフ板 悪口雑言集」の時のような新鮮味ある企画でないと判断されたのか。
私は両方だと思っております。ただ有名店、人気店を取り上げて友里的に評価文を書くだけなら、日刊ゲンダイやブログでやっていることの繰り返しです。知名度のない友里ではなかなか話題になりにくい。何か新しい、斬新な「切り口」を考えなければならないのではないか。今回のオファーに対して、構成を含めて考えてみようと思ったのです。
それにはやはりマーケットに聞くのが一番です。買っていただく方たちのニーズを反映しなくては売れません。そこで、皆様の「お知恵を拝借」したいというのが今日のブログの真意であります。
J.C.オカザワさんとの共著「グルメバトル」に対し、アマゾンのレビューでは厳しいご意見もありました。黒本、赤本で店擁護の立場の方からの厳しい批判は気にしないのですが、どちらかというと友里寄りの方からの問題提起には色々考えさせられました。
そこで、今回のオファーに対し、皆さまのご意見をお聞きし、参考にさせていただきたいのです。友里の新著に何を望まれるか。
「いや、何も望んでいない。見苦しいからこれ以上本を出すな」といったご意見が多い場合はあきらめるかもしれません。(涙)
厳しいご意見の他、何かお望みがありましたらメールでアドヴァイスしていただければ幸いであります。
1、取り上げる店はどのようなものがいいか。有名店、人気店、老舗の他、ジャンルはどこまで入れるか。
2、切り口は今まで通りか。何か面白い「切り口」がないか。
3、構成はどうしたらいいか。何か新しい企画を考えられないか。
現在の私の考えですが、やはり原点に戻って、「有名店」、「人気店」、「話題の新店」に絞る。ジャンルは居酒屋やおでんにまでは進出しない。
「対談本」は来栖けい氏の新著「シェフと美食の王様」の例を出すまでもなく売れるものではないのですが、料理人やフードライターがもし乗ってくるなら、その議論内容を載せる章をつくってもいいかなと。
ヨイショライターが議論の場にでてくる可能性はないでしょう。あくまで私の想像ですが、彼らも実は自分たちがやっていることはただの「煽り」で、読者の本当の利益に繋がっていないと気づいていると考えるからです。ただ、生活というか稼ぐためにはこのスタンスしかないから仕方ない、と。本心から、「勘違い料理人」の垂れ流す「口上」を信じるほど世間知らずな人たちではない。本当は味がわかって美味しくないと思う料理も、仕方なく絶賛しているだけだと思います。
ただ、料理人には色々な考えを持つ方たちがいらっしゃると思います。昨年「脅迫」してきた料理人は、結構厳しく話し合い、私のスタンスや考えをいくらかご理解したのではないかと思います。
今日はとりとめのないブログになってしまいましたが、皆様の率直な、斬新なご意見をお願い申し上げます。