最初の威勢の良さはどこへ行った、横井裕之さん

いやー、これほど逃げ足の早い人だとは思いませんでした、日本フードアナリスト協会・代表理事の横井裕之さん。
友里がブログ(http://www.tomosato.net/blog/2007/04/post_146.html)で取り上げた当日に、すぐさま彼のブログをすべて削除してしまったのには驚いたというか笑ってしまいました。
しかし世にはしっかり保存していらっしゃる方がいるものです。まずはその逃げ足はやかった横井氏のブログの問題部分の控えをお読みください。
http://yaplog.jp/e46m3/archive/314
東海テレビや一般人であるブロガーに対して訴訟を検討していると、身内の認定フードアナリスト向けに虚勢をはっていましたが、本当に訴訟する気があるのか。
実は「名誉毀損」、「侮辱罪」、「著作権侵害」で訴訟をおこすと内容証明を送りつけたそのブロガーへの対応も腰砕けになったようです。
どこの記述が「名誉毀損」、「侮辱罪」、「著作権侵害」に当たるのか、具体的に示してくれとのメールにまったく横井裕之さんは無回答。しびれを切らして、最後は電子内容証明で4月23日に送付したのにもかかわらず「受け取り拒否」されてしまったそうです。何とも情けない人ですな、横井さん。こんな弱気な対応をしたら、更に追い討ちをかけられるといったことがおわかりになっていないようです。リスク管理もかなり甘いのではないか。詳しくは以下のブログをお読みください。
http://umaiumai.blog59.fc2.com/blog-category-15.html
横井裕之氏をググってみると、日興証券勤務の後「独立系金融アドバイザー」として活動、オールアバウトのガイドもやっていることが直ぐわかります。しかしその経歴から、果たして「食」に深い興味があったのかどうか。単なる「お金を生み出す事業」としてこのシステムを考えたのではないかといった疑問が沸いてきてしまいます。
飲食店のオーナーが首になるといった前代未聞の珍事を心ならずも披露してしまった嶋啓祐氏。彼もオールアバウトのフレンチガイドです。
要は私のブログでも書きましたが、他に本当のオーナーがいただけの自称オーナー、いわゆる「オーナー偽装」なんですが、来栖けい氏といい、このオールアバウトには胡散臭い人が何人か潜り込んでいるようです。選定基準が甘いというか、契約料が安いのでまともなガイドを募集しにくく、応募ガイド側の売名行為に利用されているのかもしれません。
振り上げた拳をこのまま身内のフードアナリストの前でも降ろして尻尾を巻いて逃げるのか、横井さん。それとも、東海テレビ、やくみつる氏といったマスコミを相手に堂々と初心を貫徹して訴訟をおこすのか。
この経緯をみれば、日本フードアナリスト協会がどんなところなのか、賢明な方はおわかりになると考えます。私なら近づきません。
似たような名前で、似非グルメの放送作家が主宰している「日本フードジャーナリスト会議」があります。
http://blog.livedoor.jp/foodjournalist/archives/2007-04.html
飲食店関係者やヨイショライターに参加を集って何が「ジャーナリスト」なのか。これも悪い冗談というか胡散臭い団体であります。横井さんと同じく、主宰者は果たして最近まで「食」に興味があったのかどうか。俄グルメではないか。この団体も主宰者自身の仕事利用のために造り上げたものであると私は考えます。

「店評価ブログ」を更新しました

連休に「銀座Velvia館」を見てきました。予想以上に客が入っていないのにびっくり。ショップフロアは人まばら、レストランフロアもほとんど人が歩いていません。店内も「アヒル」など一部が盛況なだけで、「カマロン」の支店など客が一人も入っていません。連休中の昼過ぎですよ。しかもオープンして2週間も経っていないのに。オープン数日後の平日も同じような状況でしたから、これは恒久的な現象だと考えます。
三井不動産はまたやってしまったようです。交詢ビルの教訓を生かしておりません。銀座で中途半端な規模の商業ビルを建てても、中心部でない限りそうは客が入らないということです。同じ三不でも活況なミッドタウンとはえらい違いです。同じ三不でも再開発ビルと商業ビルを担当する部門が違うという話も聞きました。グラナダの蕎麦屋はミッドタウンと両方出していますが、ぜんぜん客入りが違うそうです。つまり、料理自体の問題ではなく、ビルのコンセプトという根本的な問題だということがわかると思います。
誘われて出店してしまった飲食店経営者、またも不入りの商業ビルを作ってしまった三井不動産、彼らは交詢ビルの悲惨さをまったく生かしていなかった、反省していなかったということです。
「店評価ブログ」に、一人客の予約を嘘ついて断る、コース制なのにビールを頼むと無断で「お通し」を出して請求する、カード手数料を「サービス料」と称して5%客に転嫁する、など性格の悪い天麩羅屋「畑中」をアップしました。どうぞお立ち寄りください。

誰でも知っていることをなぜ隠す?

私は飲食店、食材生産者と料理評論家やライターたち、出版社の癒着について問題提起してきました。自分の店を取り上げて貰うために「お車代」だけではなく、広告料の形でかなり高額な現金が動くといった話も聞きました。自称料理評論家が店出店のプロデュースをする、レストラン・ジャーナリストが取締役をしている会社が飲食店のコンサルタントをする、副業ライターが鳴門の漁師や鴨養殖業者、酒造メーカーと個人的に親しくなり、一般人としては受けられない便宜をはかってもらったからか、定期的に繰り返しその食材や生産物を何の検証もなく「絶賛」して煽る、など普通に考えたら公平な評価は出来ないと誰でもわかることが日常的に見逃されております。まったくいい加減な業界なのですが、最近話題の高校球児の「特待生」、「高野連」もいい加減な団体であると考えます。今日は誰でも批判する今旬な「高野連」に対し、友里的な視点で批判してみたいと思います。
まずこの「高野連」、財団法人なんですね。どんな人が役員やっているかというと、トップは東大でて東洋紡の専務までやった企業人。このトップ含めて高野連の役員みんなが「特待生」なんてほとんどいないと本気で思っていたのだろうか。376校も申告してきて戸惑いを表明していますが、こんなこと普通の一般人でもみな知っていたことです。越境どころか都道府県を越えて野球留学している生徒がレギュラーの過半を占めているのが実態です。こんなトボケたことを言うということは、「ソープランドで○番をやっているとは知りませんでした」という人より浮世離れしています。実態の把握力がないというか、調査力がないというか、まったくの無能というか、こんな人で大企業の役員が務まったのか。こんな世間知らずでも東洋紡では役員になれるのか。答えはノー。だた臭いものには蓋、とわざと見ないようにしていただけのこと。そうでなければ、東洋紡は大恥をかくことになります。
規約では役員は報酬を受けていいことになっていますから、高野連はいわゆる何らかのルートでの「天下り利権」なのでしょう。シーラカンスというか、カビどころかサビついてしまった「憲章」を念仏のごとく唱えていれば、老後のお小遣いが稼げるいい再就職先なんだと思います。金属バットに張るシールなどの利権、新聞紙の拡販が目的の甲子園大会、など立派なお題目を唱えている割に利権が目立ってしまいます。
私学は「特待生制度」を認めるようお願いしているそうですが、もっと劇的な行動をとったらどうか。何も、高野連に所属しなければ高校生は野球をできないというわけではないでしょう。新聞拡販や視聴率アップといったマスコミの利権を温存する「甲子園大会」に出られないだけの事。高野連とは別の団体を作って、夏は涼しい北海道で余裕のスケジュールでトーナメントをすればいいのではないでしょうか。今まで何人の有望な選手が過密スケジュールによる酷使で潰れていったか。甲子園に固執せず、いくつもの球場を使えばいいだけのことです。最近の若者は「甲子園の土」にほとんど興味がなくなっているはずですから、あんな古くて暑い球場に拘る必要なはないでしょう。年寄りで世間知らずな大企業引退役員をトップに抱くのではなく、まともな常識と判断力をもち利権とはかけ離れた人を、できれば無償でトップに招聘した団体が、NHKやテレビ朝日の放映を断って静かに北海道で大会を主催する。そうすれば、世間の注目が落ちて裏金含めて掟破りな行為も激減すると思います。高校時代に野球をやっていなかった僻みかもしれませんが、高校野球も高校生のやるスポーツのただの「ワン オブ ゼム」に過ぎません。不自然に大人が煽りすぎています。大人が大好きな利権に絡むには、この野球が手っ取り早かったので現在のような「高校野球」の神聖化になってしまったのでしょうが、まずは高野連、財団法人なんですから役員個人個人の年間報酬額を開示してみてはいかがでしょうか。
日本の球界が潰れてしまうから裏金を貰った人の実名を公表しないと西武のなんとか委員会が結論出しましたが、プロを含めたこんな球界、一回つぶして再構築したらどうか。国家権力のバックがなくなり個人の素養ではリーダーシップが発揮できないコミッショナー(代理?)のいる団体もつぶして別の団体で、マスコミの球団所有を禁じて出直したらよいと私は考えます。
こんな事書いたら更に「原稿依頼」が減ってしまうでしょうね。