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問題提起
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- 2007年05月14日(月)|
しかしこれほど詭弁を弄する人も珍しいのではないでしょうか、日本フードアナリスト協会理事長・横井裕之氏。読者の方から再びブログを立ち上げてきたとの情報メールをいただきました。
簡単に振り上げた拳を下ろしてしまった人が、どのように弁解して再びブログを立ち上げてきたのか、早速読ませていただいたのですが、この幼稚とも思える弁明に笑いを抑えるのが大変でした。
http://plaza.rakuten.co.jp/athenaios/
相変わらず、仙台で講習会(4級)をやった、FM富士で取り上げられる、赤坂プリンスホテルでプレス発表したと宣伝して、講習料、受験料、登録料に年会費を払ってくれる「カモ」、もとい、フードアナリスト希望者の募集に腐心しているようです。
5月7日付け「消えたヤフーブログについて。」とのタイトルのブログでは都合の良い弁明だけが書かれております。
炎上したコメント欄を削除しようとしてブログ全体を消去してしまったとのことですが、果たして本当なのか。それが本当なら直ぐ復活させる手段があったのではないでしょうか。神のみぞ知る領域の話ですけど。
東海TVへの抗議も、出演した女性フードアナリストへのやくみつる氏の個人的な失礼な発言に対しての対応で、部長と副部長が謝罪に来たのでもうこれでおしまい、と勝手に矛を収めてしまっています。本当に謝罪に名古屋から東京へわざわざ2人が来たのかもこれまた神のみぞ知ること。まして、問題発言はやくみつる氏ですから、彼の謝罪を取らなければ意味がありません。全然フードアナリストを「お守り」していないではないか。東海TVとの話は終わっていると勝手に幕引き宣言していますが、やくみつる氏とはうやむやのままであります。
名古屋のブロガーへカマシで出した内容証明が発端で、逆に電子内容証明を送達され、慌てて「受け取り拒否」したことの弁明は私の読んだ範囲でありません。
弁明の余地がないのでしょう。
よくまあこんなに自分の都合よいところだけ主張できるとその厚顔無恥さに感心してしまいます。
実は私、知人に依頼しまして、日本フードアナリスト協会のフリーダイヤルへ電話して、ことの経緯の釈明を聞いてもらい、その場でやりとりを聞いておりました。
電話に出た女性(正確には3人ほどの方が対応しました)に、
1、 東海TVへの抗議や提訴が頓挫しているのではないか。
2、なんでブログを消去したのか。
3、名古屋のブロガーからの電子内容証明をなぜ受け取らなかった
と質問。
1、 TV局からはディレクターが謝りに訪問に来たのでそれで充分。
2、ブログはコメント欄を消そうとして誤って消しただけの事。
3、TVやブログでは、個人に対しての中傷があったから抗議しただけのこと。
ネットなどで批判されることは、色々な意見が世にあるので気にしない。
だから、ブロガーなどへもこれ以上抗議するつもりはない。
との説明でありました。
本当ですか。名古屋のブロガー・ランディさんへのブログを読みましたが、女性フードアナリストなど個人への中傷ではなく、協会自体のポリシーに問題提議した内容であります。横井氏からの内容証明も個人への中傷への抗議というものとは到底思えません。中傷への抗議で、なぜ、商標登録の無断使用などを言ってくるのか。矛盾しています。
要は、せっかく純粋無垢な外食好きを丸め込んで1800名近くまでフードアナリストを乱造したのに余計な邪魔をしやがってとばかり、一発「内容証明」で提訴するなどとカマしてブログを消去させてやろう、そしてその「カマシ」を内向けのブログで書いて、純粋無垢なフードアナリストの動揺を抑えよう、喝采を得ようと、弁護士に相談することなく暴走して内容証明を打ってしまっただけのことと推測します。
ところが、相手が逃げずに正面から対応してきたのでチキンレースになることを避け、勝手に終了宣言をせざるを得なかった。まして、J.C.オカザワ曰く「噛み付きブラッシー」こと友里まで勝手に参加しての乱戦、純粋無垢な客を抱える身としては、はやく矛を収めなければますますボロがでるとの判断もはたらいたのだと思います。
しかし、東京に大半の認定フードアナリストがいらっしゃると横井さんは書いております。この友里のブログを読んでいる方が一人もいらっしゃらないのか。
横井氏は、
私達は単なる「あっちの店よりこっちの店が上だ」「下だ」「あっちのほーがエライぞー」「最近、シェフが変わって味が落ちた」「オレの舌は肥えているぞー」
みたいな軽薄なグルメを量産しようとはしていないんです。
とエラそーに言っていますが、4万円ほどだせば1日か2日講習を受けるだけで誰でも4級、3級の資格がとれるこの「フードアナリスト」。将来は1万人養成したいとか、コンビニの店長すべてに資格をとってもらいたい、とか言っているそうですが、これって立派な「軽薄なグルメの量産」そのものではないかと思うのは友里だけではないはずです。
横井氏のブログ中で「先生」と崇められて登場する山本益博氏や、こんなにしょっちゅう「傑出した料理」に出会えるものなのか、なんと幸せな人だと(私は目出度いだけだと思うのですが)巷間言われていると聞く副業ライターの大学の教授先生、古川修氏に、一度この日本フードアナリスト協会についての意見を聞いてみたいものです。
やっぱりいつもの通り、「理事長とフードアナリストが渾然一体だ」とか、「雑味のない傑出した協会だ」と絶賛するのでしょうか。