巷でも失敗ではないかとの話がポツポツでてきたようです、「銀座Velvia」。飲食店フロアだけでなくビル全体への客入りがわるいのでしょう、付近の道路では宣伝のためか、ビラ配りしている人が何人かいました。アヒルはまずまず好調、週末のバンケットで帳尻を合わせられるコンランレストランは別にして、他の店は悲惨そのものではないか。スペイン料理の「カーサ カマロン」はカウンターの小さな店ですが、昼に客入っているところを見たことがありません。
だいたい、7階へ上がった瞬間のあの強烈な「スパイシー臭」。火鍋専門店の「天香回味 銀座店」から出ているようですが、他の店には大変な迷惑。飲食店フロアとしては致命傷でしょう。
三井不動産としては「交詢ビル」に次いで銀座で2連敗か。根本的にこの部門の意識改革をしなければ、今後、こうのような飲食店の悲劇は繰り返されることでしょう。
「店評価ブログ」に、国立新美術館内のファミレス・フレンチ「ポール ボキューズ ミュゼ」、女流作家や放送作家といった味のわからない文化人、業界人が絶賛する入谷の「ステーキ 定谷」を追加しました。
あんなファミレスみたいなところにそこらのフレンチ並の支払いで行く価値があるのか「ミュゼ」、最近のヒラマツグループはあまりに迷走しすぎです。そんなに「稼ぎ」急いでどうするつもりか。クオリティを保てるはずがありません。
鮨屋での食べ方も知らない林真理子氏が絶賛する「定谷」で、グランメゾン並の支払いをして家庭料理の延長線上の料理を食したら、「文化人、業界人のススめる店にうまいものない」の定説を再確認できます。
「店評価ブログ」を更新しました
最近訪問した店 短評編 3
怪しい団体、「日本フードアナリスト協会」ネタが続いてしまいましたので、今日は最近訪問した店の短評をいくつか書かせていただきます。
鮨 はしぐち
前から行ってみたかった、「東京レストランガイド」では第四位に位置する人気店。置かれた握りが沈み込むという、「さとなお」さんいわく「踊る鮨」。わずか6名のカウンター、寡黙な主人と女将の小さな店でした。
期待した握りでしたが、私には沈み込むように見えませんでした。ツマミ、握りと悪くはなかったですが、そんなに衝撃的、傑出、印象的、といった鮨屋には感じません。タネ数が多くないのも気になりました。
それにすても主人の掌の大きなことにはビックリ。東京一、日本一大きいかもしれません。
ICONIC
オープン直後から苦戦が続く「銀座Velvia」の9階ワンフロアの大箱レストラン。「ahill」を除いてほとんどの店が苦戦している中、この店も平日のランチ時はそれほど混んでおりません。
「コンランレストラン日本初上陸」と銘打っていますが、ミッドタウンに既に出来ていますので、違うんではないか。
この店は、平日の昼夜ではなく、土日が勝負なんだそうです。つまり狙いは「レストランウェディング」。
ヒラマツグループ得意の分野ですね。チャペルもありますし、二次会に使える大きなウェーティングバースペースも完備されています。
料理のことを書き忘れました。ローストビーフバーガーは、ボリュームたっぷりでしたが、味付けがアメリカンというか、とにかくわかりやすい濃いお味。お腹は一杯になりました。
イル カランドリーノ
新丸ビルに出た、イタリア3つ星の分店ですか。11時オープンと同時に客が殺到して直ぐ満席、自由が丘グリルと共に行列が出来ている店であります。
4500円までの3コースがありますが、昼の予約は一番高いコースでなければ出来ないそうです。強気の営業で何時まで続くのか。
3種の前菜はたいしたものではなく、スペシャリテのカルボナーラ、メインの地鶏も何ら傑出さを感じませんでした。ちょっと期待はずれ。
でも、店内は男女比率が著しく偏っていまして、私以外は全員女性だたtかもしれません。最初に入れなくて2回転目まで並んで入るような料理ではないと思います。
今度は顧問を削除か 日本フードアナリスト協会
すっかり「日本フードアナリスト協会」ウォッチャーとなってしまった友里。しつこいですが今日もそのネタであります。
昨日、「ある所属団体」に問合せしていると書きましたが、その所属団体からご丁寧なお返事をいただきました。日本フードアナリストの協会の顧問に「公認会計士」がいらっしゃったので、その所属監査法人へメールしたところ、その方は昨年既にその監査法人を離れていてまったく関係ないとのお返事でありました。
それでは経歴偽装ではないかと先ほど「日本フードアナリスト協会」のHPをチェックしたところ、見事にその公認会計士が削除されていたので驚きました。
またまた逃げ足だけは早い「日本フードアナリスト協会」代表理事・横井裕之さん。負けました。
そんなことより、格付け依頼など事業の確立を急いだほうがいいのではないでしょうか。
今度は、検定試験委員の横川潤氏が助教授として所属している「文教大学」へ質問メールをしたらどうかとのアドヴァイスを読者の方からいただきました。
でもこう予告したら、今日中に横川さんも削除されてしまうかもしれませんね。