大阪の有名&人気の店をいくつか訪問した結論
大阪にスパイスカレーは存在しない
に、大阪人から反発を食らった友里、東京にもスパイス感ないスープカレー屋を見つけてしまったのであります。
あれは昨夏でありましたか、友里が気に入っている「京橋屋カレー」に行こうとしたら満席&行列で断念。仕方なく付近を散策していて見つけたのがこの札幌DOMINICAであります。
2階の店へ上がる階段には、過去にTVで取り上げられたことを自慢する張り紙の山。ミーハー客は釣れるでしょうが、純粋無垢ではない外食好きには味で期待できないとの先入観を抱かせる戦略ミスであると考えます。
HPではスパイス利かせていると思わせる表記があるスープカレーのベースは4種。
オリジナル、トマト、豚骨、豆乳とすべてを制覇(1回だけではない)した友里、
スパイス感なんてないではないか
との結論に達したのであります。
この店はスープの種類に関係なく、チキン、野菜、ポークなど具によって若干の違いはありますが価格は1000円前後。ヘルシー志向の友里は4種ともすべて野菜を選択しました。
初回に頼んだのはオリジナルスープ。カウンター席で野菜をフライヤーで素揚げしている様を見て友里は一気に興ざめしてしまった。ヘルシーじゃないぞ!
運ばれてきたスープカレー、予想通り野菜は水分抜けて皆カサカサ。特に串刺しの小さな椎茸は焦げておりました。火通しは素揚げが楽なんでしょうが、雑な調理で折角の野菜摂取が台無しであります。
肝心のスープ、劇辛とある4辛(10段階の中)を選びましたが色濃い割に(真っ茶色)辛くなくスパイス感もまったくなし。
いやスパイスと相反する変な
和風出汁
を感じてしまったのであります。
あり得ない食後感で会計時に確認したら、予想通り和出汁を投入しているとのこと。これではスパイス感が出るはずがありません。
次の訪問で頼んだのはトマトベースの5辛。辛さを一段階上げて友里基準の辛口に到達。トマトの酸味は和出汁よりマシでしたが、トッピングされているフライドガーリックの主張が強すぎでありました。
豚骨ベース(5辛)も色濃いけど、目を瞑って食べたらこれがカレーだとわかるかどうか。スパイスなんて感じず、ただの辛い豚骨スープなだけ。
そして最後の豆乳ベース(5辛)は豚骨以上にカレーとはかけ離れた存在だと確認したのであります。
カレーと言うより創作スープと判断。話のタネに訪問するなら、カレーと考えない方が良いでしょう。