小さい頃からカレーに目がなかった友里。添加物てんこ盛り(化学調味料だらけ)の料理はコラムネタの為に食べることはあっても進んで摂取することはないのですが、ことカレーだけは例外でして、レトルト食品もたまに食べてしまうほどのカレー好きであります。
ここ数年はスープカレーに目覚め、そしてインドカレーにまで手を出すようになりました。(本場インドは未訪問)
そして東京や関西で有名なインド料理店を訪問しては、ハズレの料理の多さにガッカリを繰り返していたのですが、食べ仲間から美味しいと教えられたこの店、2回の訪問だけですがほとんどの料理がアタリで美味しかったのであります。
初訪問は昨年の夏。急な思いつきの訪問(予約できず直ぐには入店出来なかった)だったので高齢な身内が食べられるか心配だったのですが(同伴者の数が揃わず無理に連れていった)、それなりに満足してくれたのも高評価の一因であります。
まずは地鶏のタンドール(1260円)。コリアンダーとミント味のソースが辛めでまずまず美味しい。ただしグリーンサラダ(630円)は甘すぎてイマイチ。
チェティナード・チキンカレー(1370円)はかなりのスパイス感(特にコリアンダー)。
南インドの辛いマトンカレー(1450円)も黒胡椒とガーリックが利いており、後から来る辛みも印象的で悪くない。
季節野菜とほうれん草のベジコルマ(1370円)もココナッツ入りで辛くはないけど美味しく感じたのであります。
再訪したのは数ヶ月経った年末。今回は予約をしての訪問でありました。
オニオンドーサ(780円)、玉葱の細切れを包んだクレープでホントに美味しいのですが、細切れの玉葱がクレープからこぼれ落ちやすいのが難点。改善してもらいたい点であります。
パニールと野菜のタンドールサラダ(840円)、焼きトマト、カリフラワー、ピーマンなどのチーズ焼きですが、パセリソースもよくマッチしていて満足。
ただし次に頼んだチリパコラ(2Pで420円)は、青唐辛子と玉葱のかき揚げのようなものなのですが、衣がベチャベチャで粉っぽく、友里の嗜好には合わなかった。
そしてメインは勿論カレー。この日最初に食べたのはアレッピーフィッシュカレー(1470円)。
ココナッツ入りの魚カレーでスパイス感はさほどなく塩が強かったけどまずまずか。
続いて頼んだブナチキンマサラ(1370円)は、劇辛ではないですがスパイス感は十分でピーマンと玉葱、香草も十分でこれは美味しい。ガーリックナン(530円)も悪くはなかった。
この日もう1つイマイチ感があったのは、〆で頼んだマトンビリヤニ(1370円)。
量は多かったけどバターのような風味が強くスパイス感もまったくなし。
これは頼まなくてもよいアイテムでありましょう。
カレーは世間標準ではかなりのレベルでスパイス感もあります。
前菜もかき揚げや甘めのサラダを回避すれば満足するものが多く、訪問して損はないインド料理店であると考えます。